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 長野県の北部にあり、志賀高原や山ノ内温泉郷等の観光地、リンゴ・ブドウなどの果物畑、自然豊かな高原を自負している山ノ内町の中央公民館です。また、温泉を楽しむニホンザル(スノーモンキー)でも有名になり、外国からのお客様も多くなりました。このブログでは、山ノ内町の公民館活動を始め、伝統文化、行事、人々の営み、文化財、季節、自然などの情報を発信し、故郷山ノ内町を見つめ直したいと思います。   

2011年8月17日水曜日

平成23年度山ノ内町成人式挙行


お盆で帰省している方が多く集まりやすいこともあって、山ノ内町では8月15日に成人式を挙行しています。3時からの式典1時間前からも新成人の皆さんが集まりはじめ、久しぶりの再会ということもあり、ロビーは若い皆さんの明るい声や笑顔で一杯となりました。

式典では山ノ内町長から絆、思いを大切にしてほしい、また来賓祝辞では山ノ内町の自然を宝としてほしい、目標を持って歩んでほしい、物事の本質をつきつめてほしいなど、新成人に激励や願いがありました。

来賓の話を聞く新成人の姿で感心したことがあります。来賓の皆さんのお祝いのお辞儀に対して返礼の会釈をする姿がたくさんあったことです。これは当たり前のことかもしれませんが素晴らしい所作に感心しました。山ノ内中学校の校訓「場を清め 時を守り 礼を正す」が新成人の皆さんに生き続けていると思いました。

式典の後、実行委員会の皆さんによる交流会も、旧担任の先生や同級生と旧交を温めて笑顔の花が咲きました。
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成人の言葉 (抜粋)

震災の影響が残る中、私たちは今日小・中学校を共にした仲間と再会し、無事に成人式を迎えられることを嬉しく思います。
私たちはバブル崩壊と共に生まれ、経済困難と共に生き、ゆとり世代の最前線を走り、就活難に苦しみ、そして今、東日本大震災が起き、日本が危機に陥っています。3月11日から5ヶ月が経過した今も余震や原発問題、それに伴う食品汚染の報道がメディアをにぎわせています。
日本はこの震災からたくさんの人や物を失いましたが、その分たくさんの事を学ぶことも出来ました。私自身、当たり前のことが当たり前ではないこと。助け合い、支え合って生きているということを強く再認識いたしました。今までいかに「平凡な日常」に感謝することを忘れ、生きてきたのかを実感いたしました。温かい家族が居て、笑い合える友人が居て、帰る場所があるということは何よりも幸せなことです。昨日から学び、今日を精一杯生き、明日を変えていきます。
それぞれ頑張っている環境は違いますが、今日の式を新たなスタートラインとして、大きな夢に向かい、日々小さな目標を掲げ、更なる努力をし、自分たちの人生を精一杯輝かせていこうと思います。
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