自分の写真
 長野県の北部にあり、志賀高原や山ノ内温泉郷等の観光地、リンゴ・ブドウなどの果物畑、自然豊かな高原を自負している山ノ内町の中央公民館です。また、温泉を楽しむニホンザル(スノーモンキー)でも有名になり、外国からのお客様も多くなりました。このブログでは、山ノ内町の公民館活動を始め、伝統文化、行事、人々の営み、文化財、季節、自然などの情報を発信し、故郷山ノ内町を見つめ直したいと思います。   

2010年12月27日月曜日

12月の公民館報”楓”を発行しました。

中央公民館情報委員会では年間3回(8,12,3月)公民館報「楓」を発行しています。今回12月の館報の内容は、

  1. 第41回総合文化祭
  2. 学級講座文化委員会の研修視察
  3. 着物リサイクル教室の活動
  4. 少年野球チームの横断幕づくり
です。

5月に開設したこのブログをご覧いただきありがとうございました。来年も情報を発信していきたいと思います。
明日は役場、中央公民館も今年の仕事納めです。良いお年をお迎えください。


2010年12月24日金曜日

冬至をむかえて 本格的な雪がほしい

12月22日、冬至の朝は雨でした。すっかり葉の落ちたリンゴの枝の高いところに赤いリンゴがぽつんと残っています。高いところだから手が届かず取り残したのかという訳ではありません。収穫を感謝し「来年も実がなりますように神様への感謝のお供え」「鳥や虫と恵みを分かち合う」など農家の祈りや願いが込められています。

23日は朝から雷と雨。一体この冬はどういう冬になるのかと心配にもなりました。これも温暖化の影響なのでしょうか。しかし志賀高原など標高の高いところでは積雪があり山を下りてくる車の屋根には雪が積もっていました。

24日、クリスマスイブの今朝は里までしっかり雪景色となりました。今晩は文字どおりのホワイトクリスマスになりそうです。

2010年12月22日水曜日

第4回長寿大学教養講座(糖尿病予防の食事療法)

12月16日(木)12月最後の長寿大学が開講されました。今回は飯山赤十字病院管理栄養士の齋藤菜穂子さんに「糖尿病予防の食事療法」と題した講演をしていただきました。
生活習慣病は内臓脂肪型肥満が大きく関わっていること、それに高血糖、高血圧、脂質異常のうち2つ以上あわせもつとメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と診断されること、なぜメタボリックシンドロームが危険なのかからお話しは始まりました。
食事療法の話の中で、おまんじゅう1個食べたら45分間一生懸命歩かなくてはカロリーが消費されないというお話しでは、受講者から「ええ~」という驚きの声が上がりました。塩分摂取のお話しもあり、冬期間漬け物でお茶会が楽しみという地域柄、受講者は頷きながらお話を聞いていました。
生活習慣病は痛くもかゆくもないけれど心臓病や脳卒中など命に関わる病気を急速に招くこと、食事が大事だということなど、とても大事なお話を聞きました。

教養講座の後は皆さんお楽しみの技能講座になりました。歌を歌ったり体を動かしたり、頭をひねったり、楽器を演奏したりして講座を楽しみました。

今回で今年の講座は終わり、2011年1月6日(木)が第5回目となります。次回は大熊二三子さんに「新年だ、歌って笑って体をほぐそう」という体験型の講演をしていただきます。

2010年12月21日火曜日

スノーモンキー写真展、コンテスト表彰式(12/18)

志賀高原ロマン美術館、第3回スノーモンキー写真展及びスノーモンキー写真コンクール表彰式が12月18日(土)作品出展者、入賞者をお招きして行われました。

今回の写真展には、14名の写真家の皆さんのスノーモンキーの愛らしい表情や動きを表現した作品が多数展示されています。

表彰式にはグランプリ受賞の小坂さんをはじめ多くの入賞者に出席したいただきました。小坂さんの作品は左写真の2段目右「雪この神秘なるもの」です。雪が降ってくる空を手をあげて見上げる表情が題名通りだなと思います。受賞者代表のあいさつで小坂さんから「二度訪れた地獄谷で撮った写真がグランプリ受賞ということでびっくりしています。写真家の先生方の作品をみてもっともっとがんばりたい」というあいさつがありました。

今回の写真コンクールには442点の作品応募がありました。審査員代表の今井寿雄先生から「サルは人間の祖先、ふと見せる人間らしい表情にひかれる。それが魅力。さらに地獄谷のサルはきちんとしつけられていて、安心して撮影ができる。」という話があり、また作品の前で講評もあり参加者の皆さん方は次回の作品づくりに向けて熱心に聞いていました。



2010年12月20日月曜日

12月 ロビー展示の紹介

 中央公民館一階のロビーは町民の皆さんにとって憩いの場、発表の場として利用していただいています。毎月二つの団体の皆さんに展示ケース内に作品を展示していただいています。
12月は「湯田中押し花愛好会」と「山ノ内フォトクラブ」の皆さんの作品を展示しています。
上の写真は「押し花絵」ですが、押し花を再構成して緻密で美しい作品ばかりです。実際に近くで見ていただくと作品のすばらしさや作者の思いが伝わってきます。

「山ノ内フォトクラブ」は、総合文化祭をきっかけにして写真の好きな方が最近結成されたクラブです。山ノ内町の自然や文化、人々の暮らしなど、写真を通して紹介していきたいということです。今回は、スノーモンキー、雪、祭り、暮らし、電車などの作品が展示されています.

2010年12月17日金曜日

第4回長寿大学教養講座(一茶の俳句)

12月9日(木)第4回長寿大学教養講座は、湯田中に縁がある一茶について一茶研究家宮川洋一先生に「一茶と俳句」という講演をしていただきました。

一茶については様々な書籍が発行されており、一茶の人間性も解釈がいろいろあり、人間性(人物観)がゆがめられているのではないかという考えです。一茶の俳句や遺墨などから宮川先生は、「素直さ、まじめさ、無邪気、慈愛、あきらめ」など一茶を論じています。

講演の冒頭で童謡「一茶さん」を、大熊二三子さんのリードで全員で歌いました。とても和やかな雰囲気の講演になりました。

「一茶さん」 中条雅二作詞・中野次郎作曲

一、 一茶のおじさん 一茶のおじさん 

あなたの生れはどこですの 
はいはい私の生れはのう
信州しなのの山奥の
そのまた奥の一軒家 
雀とお話してたのじゃ 

二、 一茶のおじさん 一茶のおじさん 
あなたのおうたを聞かせてね 
それでは歌ってみましょかの 
わたしが小さい時じゃった 
せどのはたけで一人きり 
母さんおもってよんだうた 
「我と来て遊べや親のない雀」


2010年12月16日木曜日

冬の大掃除をしていただきました。

12月、師走も残すところ2週間あまりとなりました。中央公民館では年2回、中央公民館利用していただいている団体の皆さんのご協力をいただき、大掃除をしています。13日(月)午後、夜の2回に分かれて普段手が回らないところまで掃除をして磨いていただきました。
午後の部では清掃にあわせて、火事を想定した避難訓練。消火訓練も行いました。
おかげさまで大変きれいになりました。ご協力いただいた皆様ありがとうございました。

2010年12月15日水曜日

心に響く言葉・・・

毛涯章平先生の色紙
昨日映画「アンダンテ」の記事の中、駅舎に掲示してあった名言を紹介しました。どの言葉も深い言葉だと思います。

以前ある学校の校長室に左のような色紙が掲げられていました。色紙には「残香」と銘があります。校長先生にお聞きしましたら長野県の教育者として有名な毛涯 章平先生の筆だということです。本文には「以春風接人 以秋霜自粛」と書かれています。この言葉は江戸時代末期の儒学者佐藤一齋の書いた「言志四録」の中にある言葉だそうです。「春の風のような優しさで人の接し、秋の霜のような厳しさで自らを粛(つつし)む」という内容です。この言葉に出会って自分のあり方を反省した記憶があります。

このような深い言葉や文に出会うことは生きていく上でとても大事になると思います。先日「心に響く言葉」という本を買いました。装丁に「一言よく人を生かし 一言よく運命を導く」「あなたは心の糧になる言葉を持っていますか?」とあり読んでみようと思って買いました。

図書館においでいただき心に響く言葉に出会ってみませんか。

2010年12月14日火曜日

「アンダンテ」鑑賞会、感動しました。

12月11日(土)中央公民館学級講座文化委員会活動、映画鑑賞会が行われました。今回は「アンダンテ~稲の旋律~」を鑑賞しました。

社会に適応できず引きこもっていた主人公千華がペットボトルに入れたSOSの手紙。それを拾った農業に自分の思いを持って従事している晋平、その家族、友達との出会い、そして汗をかき土にまみれながら農作業を手伝う中から自分の生きる道を模索し自信を取り戻していく、という内容でした。クライマックスの場面、晋平が計画した田んぼの中の千華によるピアノ演奏会が感動的でした。

映画を見終わった後、「いい映画だったね」「自分と母親が重なった。子どもに対して負担をかけていた。」「自然、土、農業っていい環境なんだね。」「人は支えられて生きていくんだね。」などたくさん感想をいただきました。

映画の中、駅の掲示板にあった標語「卵を割らなければオムレツはできない」「山は山を必要としない。しかし、人は人を必要とする。」「急行でも各駅停車でもいつかは目的地に着く」は意味深い言葉だなと思いました。
また晋平のいとこの女性がナスの収穫で商品にならないナスを見て「なんだ、このナス」といってかぶりつき「うまい!」という場面がありましたが、「曲がっていてもナスはナス。味は変わらない。曲がっていることも個性なんだ。」といっているように感じました。

これからもいい映画を鑑賞する会を計画したいと思います。


2010年12月13日月曜日

スノーモンキー写真展Vol.3のお知らせ


志賀高原ロマン美術館では、山ノ内町にある地獄谷野猿公苑のニホンザルを紹介する写真展第3弾「スノーモンキー写真展Vol.3」を開催します。地獄谷のニホンザルはスノーモンキーとして人気があり、温泉に入る自然な表情が魅力です。その姿を見たり写真を撮ったりしようと多くの観光客、写真家の皆さんも訪れてくださいます。近年外国から見える方も多くなり国際的な観光、人気スポットとなっています。

今回の写真展は、写真家の皆さんの作品と共に、「スノーモンキーフォトコンテスト2010」に応募していただき受賞された皆さんの写真も同時展示をいたします。愛らしいスノーモンキーの写真を是非ご覧ください。
  • 期間 2010.12.18~2011.4.10  木曜日休館



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2010年12月10日金曜日

里にも積雪がありました。

12月10日、昨夜から里にも降り始めた雪が積もり一面銀世界になりました。子どもたちも防寒具を着て、ブーツを履いて登校する朝でした。

湯田中では約5cm位の積雪でしたが、高社山の北にある北部(須賀川そばが美味しい須賀川地区)では15cm位積もったということです。

いよいよ本格的な冬となりそうです。スキーや温泉を楽しむ季節、家の中に閉じこもっていないで、体を鍛えたり心身のリフレッシュをしたりしたいものです。

イリオモテアサガオの冬越しに挑戦

夏の間、中央公民館の窓外でたくさんの花を咲かせ、緑のカーテンとなってくれていたイリオモテアサガオ(別目オーシャンブルー)もすでに花の時期を終えました。
このアサガオは種ができない宿根草ということですが、山ノ内町では野外で冬を越すことは無理ということで、挿し芽をして冬を越さそうと挑戦しています。(写真右)

左の写真は根元の部分です。鉛筆と比べるとその太さがお分かりかと思いますが、一番太い部分で直径が4cmです。春に植えたとき、直径が5cm位にはなるとお聞きしました。1cm足りませんでしたが普通のアサガオに比べると格段に太くなりました。

2010年12月9日木曜日

ブログ開設から6ヶ月、外国でも見ていただいています。

中央公民館の活動や山ノ内町の自然、宝物など紹介しようと開設したブログ「中央公民館つれづれ草」も6ヶ月たちました。できるだけ毎日投稿しようと努力をしてきましたが、なかなか毎日投稿することは難しいことだなと感じています。しかし昨日までの投稿数135という数字を見ると「がんばったな」と自画自賛もしたくなります。

どんな方々が見てくださっているのかは分かりませんが、国別ページビューの統計では、日本(5,798)アメリカ合衆国(140)カナダ(59)ルクセンブルグ(44)イラク(18)オーストラリア(12)マレーシア(7)大韓民国(3)イギリス(2)インドネシア(2)という数字が載っていました。外国からも見ていただいているかと思うと内容をもっともっと充実させなくてはと思います。
日本が多いのは分かります。アメリカやカナダにも山ノ内町出身者の皆さんや山ノ内町に関心のある方がいらっしゃるのかと想像できます。最近ルクセンブルクでブログを見てくださる方が急に増えました。ルクセンブルクは、ベネルクス3国(オランダ、ベルギー、ルクセンブルク)という名で有名ですが、歴史、自然、美しい街並みも素晴らしいと聞いています。首都ルクセンブルク市は城砦都市として世界遺産にも登録されているようです。

このブログを外国からご覧になっておられる皆さん、近況や文化、自然、最近の話題などをお知らせいただければ嬉しいです。

メールアドレス y.bunkacenter@gmail.com

2010年12月8日水曜日

台湾の高校生、町内で宿泊学習

12月7日(火)台湾宜蘭県羅東高級商業職業学校の生徒さん40名が日本の家庭の生活、文化、言葉を学ぶため山ノ内町の民家にホームステイをしました。
この日は志賀高原でスキー体験、善光寺見学をして午後4時頃、中央公民館に到着し宿泊受け入れ家庭の皆さんと対面をしました。
中央公民館に入ってくる高校生は口々に「こんにちは」と笑顔であいさつをしてくれ、素晴らしい高校生だなと思いました。
対面式では、歓迎のコカリナ演奏に聞き入っていました。町からの歓迎のあいさつの後、自家用車に分乗して受け入れ家庭に移動しました。日本語も勉強してこられたようで少しの会話もでき感心しました。
一行は、12月8日上田市、浅草を見学し東京で宿泊し10日には帰国という日程になっています。日本での経験、山ノ内町でのスキーやホームステイの体験を日本との交流に生かしてほしいなと思います。


2010年12月7日火曜日

霜と朝霧の昨日の朝、そして今日は二十四節気「大雪」

昨日12月6日(月)、山ノ内町の上条付近は朝霧の向こうに太陽が見え幻想的な朝でした。

志賀高原のスキー場開きも12月4日(土)熊ノ湯スキー場で行われスキーシーズンが幕を開けました。

今日12月7日は二十四節気の大雪です。里にはまだ雪は降っていませんが、志賀高原は今日も雪が降ったそうです。22日の冬至まで昼が短くなります。冬至にカボチャを食べて寒い冬、風邪を引かないようにして乗り越えたいものです

2010年12月6日月曜日

山ノ内町社会福祉大会が開催されました。

12月5日(日)第29回山ノ内町社会福祉大会が中央公民館で開催されました。
オープニングでは町内で音楽活動をされている「菅の郷 スーパーバンド」(写真左上)の皆さんが、懐かしいベンチャーズの音楽を演奏されました。「でっかい音を出して菅の郷を元気にしたいと思って結成し活動している」ということです。スピーカーから流れるギターの音に引き込まれ大きな拍手が湧きました。

引き続いて福祉活動に功労のあった皆さん、児童福祉作品(作文、標語、ポスター)の表彰がありました。「点字って みんながつながる たのしい言葉」が標語の部金賞です。
また社会福祉協議会職員の皆さんの手作り寸劇「おふくさん」(写真左下)は、認知症のおふくさんを地域で支え見守ることの大切さをうったえるものでした。

講演はクローン病という難病を乗り越えて演奏活動をされているご夫婦、ESPERANZA(えすぺらんさ)のトークとコンサートが行われました。「放課後の音楽室」という曲の演奏前に「皆さんにとって一番大切な出会いを思いながら聞いてください」というお話しがあり、会場は竹オカリナと土オカリナの美しい音色を聞きながら大切な出会いを考えながら聞き入りました。エスペランサの奥様にとっては、未来に夢を共有できる人との出会いである旦那さんとの出会いが一番大切だと話されていました。

最後に大会アピールをし閉幕をしましたが、一人ひとりが福祉の心を養い思いやりのある地域作りに参加すること、それが豊かな心を持つ自分、優しい自分の発見につながり、豊かな福祉の地域作りにつながるのだと改めて思うことができました。



2010年12月3日金曜日

蟻川図書館 第4回目ブックスタート配本


 本年度から始まった蟻川図書館ブックスタートの第4回配本が3日町保健センターで行われました。
4ヶ月健診15名の赤ちゃんとお母さんに2冊ずつ図書袋に入れてお渡ししました。希望していただいた絵本は絵がきれいで、また仕掛けがある物に人気が集まっているようです。

絵本をお渡しした後、読み聞かせをしました。一緒についてきた2才のお兄ちゃんが大きな絵本の前に出てきて真剣に絵本を見たり聞いたりする姿を見て、子どもは絵本の読みきかせが好きなんだなと改めて思いました。

「『つ』の付くうちは膝の上」という言葉があります。一つから九つまでは膝の上で育てることが大事ですよと言う昔から言われている言葉です。膝の上で読みきかせをしてもらって、すくすくと育ってほしいなと思います。

2010年12月1日水曜日

中高社会教育研究大会から

11月27日(土)、中高社会教育研究大会が中野市西部公民館で開催されました。この大会は、中高(中野市、下高井郡)の4市町村の公民館で組織する中高公民館運営協議会主催で、生涯学習推進のため当面する諸課題について研究討議を行い連携を密にするために毎年開催されて今年で38回を数えます。

講演にはNPO法人信越トレイルクラブ代表理事、元飯山市長小山邦武氏をお招きし、「田園空間はかけがえのない宝物」という演題で講演をいただきました。飯山市岡山地区に酪農家として入植された経歴やアメリカ留学での経験、飯山市長時代の取組、信越トレイルの取組からお話しをいただきました。
「知らないこと、できないことはきちんと言った方がいい。それで勉強になるから。」「留学中米国人の先生から『日本は生きていくために大切な物、おいしい空気、きれいな水、豊かな土などがたくさんある資源大国だ。日本は土地土地の素晴らしい文化がある広い国だ。日本はすごい国なんだぞ。』と言われ、日本を知らない自分だったと気づかされた。世界に誇れる文化が日本にはあると気づいた。」「公民館活動は地域を支える力である。リーダーとなる人が必要だ。」という講演をいただき、最後に今までの取組のスライドを見せていただきました。

研究大会の後半は4つの分科会で研究協議を行いました。木島平村から「放課後子ども教室の取組」中野市から「伝統野菜で地域おこし、生きがいづくり(ぼたんこしょう保存会)」野沢温泉村から「どぶろく特区取得から現在までの取組」、山ノ内町からは「コカリナを通して公民館活動に関わってきた取組」の発表がありました。

山ノ内町はコカリナ合奏の発祥の地です。オリンピック冬季大会の会場整備等でやむなく伐採された木の生命をコカリナという楽器と音色、人との関わりに再生させた取組について、最初からコカリナに関わってこられ、今も大きな夢を持って活動されている大熊二三子さんから発表をしていただきました。実際にコカリナを演奏をしたりしながら話が盛り上がり、充実した研究協議になりました。

大熊さんの大きな夢は「小澤征爾先生の指揮で1000人で『とんび』 演奏すること」だそうです。