自分の写真
 長野県の北部にあり、志賀高原や山ノ内温泉郷等の観光地、リンゴ・ブドウなどの果物畑、自然豊かな高原を自負している山ノ内町の中央公民館です。また、温泉を楽しむニホンザル(スノーモンキー)でも有名になり、外国からのお客様も多くなりました。このブログでは、山ノ内町の公民館活動を始め、伝統文化、行事、人々の営み、文化財、季節、自然などの情報を発信し、故郷山ノ内町を見つめ直したいと思います。   

2011年8月31日水曜日

中央公民館 英会話教室開講

中央公民館の英会話教室(中級)が昨晩(8/30)16名の生徒さんと新しい先生を迎えて始まりました。

講師の先生は山ノ内中学校ALTの先生にお願いしていますが、前任のトーマス先生が帰国され新しい先生をお迎えしての英会話教室となりました。講師の先生はアメリカ・サクラメントから来られたCesar Chavez先生(セサ・チャベス)です。日本語がとても堪能です。チャベス先生の紹介に続いて自己紹介をされましたが、キャベツの絵を出して「チャベスです。キャベツではありません」と英語で話され生徒の皆さんの笑いを誘われるなど最初からうちとけた英会話教室になりました。

英会話教室(初級)は9月1日から始まります。

2011年8月30日火曜日

山ノ内町の蝶 その1


8月28日(日)、前からお願いしていたHAさんに蝶の撮影に同行させていただきました。普段何気なく見ている蝶ですが、専門家に同行して生態などのお話を聞いたり実際にレンズを通して見ると、またひと味もふた味も違った見方ができるものだなあと思いました。

「特に特別な撮り方はありませんよ。」とHAさんに言われましたが、シャッタースピードは速めにする、見つけたらまず遠くから撮影、そのあと少しずつ近づいて撮影する、デジタルカメラはたくさん撮影できるのでとにかくたくさん撮影する、できれば手ぶれ補正付きのレンズがあればいい・・・などノウハウを教えていただきました。

上の写真は当日の写真です。(4)はクヌギの木にクワガタと一緒に樹液を吸っている「スミナガシ」です。木の陰にはカミキリムシもいたりハエも飛んできたりとにぎやかな林のオアシスのようです。(6)は「メスグロヒョウモン」の雄雌が飛んでいます。飛んでいる蝶を撮るのはなかなかピントが合わず難しいものです。たくさん撮った中の比較的ピントがあった写真です。

初めて蝶の写真を撮りに同行させていただき、山ノ内町の宝物を再発見した思いです。当日見かけた蝶の中にもしかしたら絶滅が心配されている蝶もいたかもしれません。蝶にはその蝶の食性があります。それを知らずに開発してしまうと絶滅の危機に瀕してしまうそうです。人間の都合のいいように自然をかえるとしっぺ返しが将来心配になります。

【お願い】上の写真を図鑑などで調べてみましたが、いまひとつ自信が持てません。どなたか教えていただければ嬉しいです。

PS 同行させていただいたHAさんのブログ「北信に舞う蝶たちbyHA」もお訪ねください。

PS2(8/31) 早速写真の蝶の名前を連絡していただきました。
(1)ベニシジミ (2)オオウラギンスジヒョウモン (3)メスグロヒョウモン♂ (5)サトキマダラヒカゲ (7)コジャノメ

2011年8月29日月曜日

ゲーゴル全国交流大会が開催されました

8月27日(土)山ノ内町文化センターで「第7回ゲーゴル全国交流大会」が開催されました。昨年の優勝チームからカップが返還されたあと全員で準備運動をして大会が始まりました。

ゲーゴルゲームは、輪投げをしたり、ゴルフ、マレットゴルフのパターやスティックを使って得点を競うゲームです。そのゲームの中での「笑う、ほめる、計算する」など脳を活性化する活動が老化予防や認知症の予防になるそうです。

山ノ内町でゲーゴルゲームが取り入れられ、全国交流大会も開催するようになり第7回目の全国交流大会でしたが、毎年参加されている団体が他の行事と重なったりしたため参加チームは少なかったものの、小学生を始め若い方々の姿が目立ちました。

練習でも大きな声を出したり笑ったり、拍手をしたりなどで会場内はにぎやかになりました。ゲーゴルゲームは今社会教育活動や福祉関係団体で導入が進んでいます。心身の健康のために有効ということです。これからブームになっていくのではないでしょうか。


2011年8月25日木曜日

ロマン美術館「音楽のあるギャラリートーク♪vol.3」のお知らせ

「超カワイイ主義宣言展VOL.2」開催中
志賀高原ロマン美術館では9月25日(日)まで夏季企画展超カワイイ主義宣言vol.2」を開催しています。夏休み中、お盆を中心に大勢の皆さんに来館いただきました。「孫がもう一度見たいって言うんです。もう一度回ってもいいですか。」という方もいらっしゃいました。もちろん「どうぞ、どうぞ」とお答えしたそうです。「嬉しい出来事でした」と学芸員さんから聞きました。

さて今年から学芸員によるギャラリートークとピアノ演奏を行っています。3回目の今回は、「熱い」関西の若手作家の展示作品紹介と「涼しげな」北欧フィンランドなどの音楽をお届けします。


  • 日時 8月28日(日)  午後2:00~3時
  • 場所 志賀高原ロマン美術館2階展示室
  • 費用 入館料のみ(ロマンパスや「町民ご招待券」が利用できます。)
  • 申し込み 必要ありません。直接おこしください。
  • 問い合わせ 志賀高原ロマン美術館(0269-33-8855)
  • http://www.s-roman.sakura.ne.jp/

PS 現在開催中の超カワイイ主義宣言vol.2に出品している作家12名の皆さんが大阪心斎橋で「チャリティーアートフェア」を9月11日まで開催されています。大阪においでの際は足を伸ばしてみられてはいかがでしょうか。

2011年8月24日水曜日

第3回「湯田中渋温泉郷湯けぶりの里ウオーク」参加者募集


第3回「湯田中渋温泉郷湯けぶりの里ウオーク」が10月1日~2日(日)に開催されます。山ノ内町観光商工課では参加者を募集しています。

詳しくは下記リンク(第3回「湯田中渋温泉郷湯けぶりの里ウオーク」)まで
http://www.town.yamanouchi.nagano.jp/yukeburi/index.html

昨年第2回の様子
山ノ内町の自然や歴史、文化、果物・・・・そして人と出会ってみませんか。


2011年8月23日火曜日

カルガモが迎える「よませどんぐりの森公園」

高社山の中腹に「よませどんぐりの森公園」があります。よませ活性化センターを中心に、農村公園、多目的広場があり、憩いの場や交流の場として利用されています。

広大な敷地の中、池、芝生、自然林などがあり暑い夏にはもってこいの空間です。公園の中にある池にはカルガモの親子がゆったりと泳いでいます。最初7羽のカルガモの赤ちゃんが孵り親のカルガモの後をついて泳ぐ姿はかわいらしくて人気がありました。しかし今は2羽の赤ちゃんが残るのみとなってしまいました。

カルガモを見ることも楽しいのですが、自然散策もでき山野草の観察や写真撮影にもうってつけの場所です。家族そろって散策においでください。

よませどんぐりの森公園HP
http://www.town.yamanouchi.nagano.jp/donguri/index.htm




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2011年8月22日月曜日

山ノ内町の佐久間象山先生


先日山ノ内町立北小学校を訪ねた時のこと。校長室に額(写真)が掲げられていました。佐久間象山の「省侃録(セイケンロク)」の一節ということでした。

「日晷(光陰)一たび移れば、千載に再来の今なく、形神すでに離るれば、万古に再生の我なし。学芸・事業あに悠々たるべけんや。」


「時が一度過ぎれば ふたたび今は戻ってこない、命がなくなれば永遠に生き返ることはない。学芸や事業をのんきにしていていいものだろうか。」ということだと思います。

なるほど学校、校長室にふさわしい文言の書額だなと思いました。

〈佐久間象山と山ノ内〉
県歌「信濃の国」の歌詞の5番中に「旭将軍義仲も 仁科五郎信盛も 春台太宰先生も 象山佐久間先生も皆この国の人にして 文武の誉れたぐいなく 山と聳えて世に仰ぎ 川と流れて名は尽ず」と佐久間象山を讃えています。長野県では象山を「ぞうざん」と読むのが一般的です。

佐久間象山は山ノ内町内にある松代藩領(佐野、湯田中、沓野の3村)の利用掛でした。村人は象山の人柄を慕って別荘地「煙嵐勝処(エンランショウショ)」を提供したり、佐野神社の大幟の揮毫を依頼しています。また佐野には、勝海舟が書いた「象山遺沢の碑」が建てられています。

2011年8月19日金曜日

ヘビトンボの成虫

猛暑と雷雨のお盆でしたが、お盆明けはずいぶん涼しくなりました。今朝19日(金)は昨夜からの雨で涼しい朝となりました。

昨日の朝のことです。中央公民館東側の道路で「変な虫!」という声で見てみますと写真のような虫がアスファルトの道路をゆっくりと横切っていました。カゲロウではないし・・・・トンボでもないし・・・さて?。水生昆虫の成虫だろうという予想でインターネットで調べてみました。すると全く同じものがありました。正体は「ヘビトンボ」という水生昆虫の成虫でした。

近くでよく見ると目が大きくてまるで蛇のような頭部です。この辺りから「ヘビトンボ」という名前が付いているのだろうと思います。

この幼虫は河原の石の下にいたような気がします。長野県の南部、伊那や飯田の天竜川の名物「ザザムシの佃煮」の材料にもなっているそうです。

詳しくは下記のリンクで
http://mushinavi.com/  むしなび
http://mushinavi.com/navi-insect/data-hebitonbo.htm ヘビトンボ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%96%E3%81%96%E3%82%80%E3%81%97 ウィキペディア

2011年8月17日水曜日

平成23年度山ノ内町成人式挙行


お盆で帰省している方が多く集まりやすいこともあって、山ノ内町では8月15日に成人式を挙行しています。3時からの式典1時間前からも新成人の皆さんが集まりはじめ、久しぶりの再会ということもあり、ロビーは若い皆さんの明るい声や笑顔で一杯となりました。

式典では山ノ内町長から絆、思いを大切にしてほしい、また来賓祝辞では山ノ内町の自然を宝としてほしい、目標を持って歩んでほしい、物事の本質をつきつめてほしいなど、新成人に激励や願いがありました。

来賓の話を聞く新成人の姿で感心したことがあります。来賓の皆さんのお祝いのお辞儀に対して返礼の会釈をする姿がたくさんあったことです。これは当たり前のことかもしれませんが素晴らしい所作に感心しました。山ノ内中学校の校訓「場を清め 時を守り 礼を正す」が新成人の皆さんに生き続けていると思いました。

式典の後、実行委員会の皆さんによる交流会も、旧担任の先生や同級生と旧交を温めて笑顔の花が咲きました。
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成人の言葉 (抜粋)

震災の影響が残る中、私たちは今日小・中学校を共にした仲間と再会し、無事に成人式を迎えられることを嬉しく思います。
私たちはバブル崩壊と共に生まれ、経済困難と共に生き、ゆとり世代の最前線を走り、就活難に苦しみ、そして今、東日本大震災が起き、日本が危機に陥っています。3月11日から5ヶ月が経過した今も余震や原発問題、それに伴う食品汚染の報道がメディアをにぎわせています。
日本はこの震災からたくさんの人や物を失いましたが、その分たくさんの事を学ぶことも出来ました。私自身、当たり前のことが当たり前ではないこと。助け合い、支え合って生きているということを強く再認識いたしました。今までいかに「平凡な日常」に感謝することを忘れ、生きてきたのかを実感いたしました。温かい家族が居て、笑い合える友人が居て、帰る場所があるということは何よりも幸せなことです。昨日から学び、今日を精一杯生き、明日を変えていきます。
それぞれ頑張っている環境は違いますが、今日の式を新たなスタートラインとして、大きな夢に向かい、日々小さな目標を掲げ、更なる努力をし、自分たちの人生を精一杯輝かせていこうと思います。
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2011年8月16日火曜日

第15回コカリナフェスティバルのポスター完成


第15回コカリナフェスティバルのポスターができました。

8月11日時点で参加申し込み27チーム、参加人数249人となっています。今年も演奏交流会の他、黒坂黒太郎先生コンサート、はやそばの無料サービス、果物等の販売等々計画しました。

また2日目は、「竜王山頂でコカリナを吹こう」「志賀高原ロマン美術館でコカリナを吹こう」「コカリナを作って吹こう」の3つのオプションが用意されています。

9月3日(土)4日(日)山ノ内町北志賀高原でお会いしましょう。気をつけておいでください。
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PS 黒坂黒太郎さんが”復活の笛「コカリナ」東北支援ブログ”を開設しておられます。ぜひお訪ねください。
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2011年8月15日月曜日

今日は終戦の日・・・「無言館」で思う


昭和20年8月15日正午、昭和天皇の放送がラジオから流され終戦となりました。それから66年の月日が流れました。日本は国民の努力でめざましい復興を遂げ今に至っています。そして平和の大切さを、命の尊さを大震災の今年は特にかみしめて感謝しなければならないと思います。

先日公民館研修で塩田平にある「無言館」を訪ねました。館内には第二次大戦中、志半ばで戦死した画学生の作品や画材、戦地から出した手紙やハガキなどが展示されています。作品に添えられた解説や手紙とともに作品を見ると戦地に散った画学生の思いが伝わってきます。

館外には戦地に散った画学生の氏名が記された「記憶のパレット」が設けられていました。また「無言館」の近くに「傷ついた画布のドーム」という展示館もあり、画学生の作品が展示されていました。

今日は山ノ内町の成人式です。成人へのお祝いと共に、多くの犠牲の上にある私たちの生活や平和の尊さをかみしめたいものです。


2011年8月13日土曜日

むかえ盆・・・「やまのうちの年中行事」から

8月13日、今日は「迎え盆」です。夕方お墓に家族でご先祖さんをお迎えに行きます。家を離れている家族も、このお盆には帰省しゆっくりと夏休みを過ごします。
昭和62年山ノ内町中央公民館・山ノ内町文化協会発行「やまのうちの年中行事」には切り絵の挿絵と共に迎え盆について書かれています。
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お盆を迎えるには、夏の間蚕を飼っていた座敷や茶の間に畳を敷き部屋をきれいにします。そして盆棚(精霊棚)を組み立てます。盆棚や仏壇の周りを葦で飾り、さらに葦に”長そうめん”をかけます。盆花(ききょう、おみなえし)を飾り、キュウリ馬やナス牛を作って供えます。キュウリ馬は仏様に少しでも早く来ていただくように、ナス牛は送り盆の時名残惜しいので少しでも遅くお帰りいただくように足の遅い馬に乗っていただくという願いが込められています。
迎え盆では家の”けだし”(門口)で麦わらやカンバを焚いて「お盆ござれ、お盆ござれ」と唱えます。
お盆の夜には盆踊りをします。公会堂の庭などにやぐらを組んで踊ります。須賀川では新嫁さんが正装しお姑さんに連れられて踊る慣わしでした。
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現在では盆棚を飾る家はほとんどなくなりました。しかしキュウリ馬やナス牛を仏壇に供えたり、お仏飯として素麺を供える家も多くあります。また、盆踊りを行う地区も少なくなりましたが、北部須賀川地区には”ぼんじゃもの”という盆踊りが残り、今も大事に継承されています。
ぼんじゃもの・・・町芸能祭から

都会に出ている家族の帰省が始まっています。道路の渋滞も激しくなります。ゆとりを持って安全運転で帰ってきてほしいと家族は思っています。


2011年8月12日金曜日

公民館研修塩田平 「海野宿」

山ノ内町の地区公民館、分館の館長、主事の皆さんの研修視察が塩田平周辺で行われました。

まず、江戸時代北国街道宿場町として栄え、明治になって養蚕を中心に発展した東御市海野宿を訪ねました。海野宿は昭和61年には「日本の道百選」に、62年には「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されていて、かつて宿場町であった雰囲気をしっかり残した街並みでした。

補助もあるそうですが、家の玄関先に花が飾られたり、水路脇の花壇、樹木が美しく手入れがされていて住民の皆さんが街並を愛し、守り育てていこうとされていることがひしひしと感じました。また資料館や展示館、お店の方が、海野宿に誇りを持って説明しておられたこと、また訪れる人たちに気持ちよく接してくださったことが特に印象に残りました。

残された街並みとともに、そこに住み守り育てていこうとする人々の思いと行動こそが「宝物」だなと思いました。

海野宿 http://www.tomikan.jp/unno/



2011年8月11日木曜日

スノーモンキーフォトコンテスト Vol.2のお知らせ


山ノ内町「地獄谷野猿公苑」の温泉に入るニホンザルは国際的にも有名になり、国内初め外国からおいでになる方にも人気スポットとなっています。今年3月の震災前は外国からの観光客の姿が目立ったのですが、震災以来その姿も少なくなってきていました。最近観光客の姿も多くなり、外国人の姿も見かけるようになりました。

昨年第1回スノーモンキーフォトコンテストを開催し作品を募集したところたくさんの応募があり、入選作品を志賀高原ロマン美術館に展示しました。今年も第2回目のスノーモンキーフォトコンテストを開催します。
要項(http://www.s-roman.sakura.ne.jp/contest2011.pdf

問い合わせ 志賀高原ロマン美術館 
電話 0269-33-8855  
FAX 0269-33-8825

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現在「超カワイイ主義宣言展Vol.2」を開催中
出展作家12名のブログもご覧ください。
http://choukawaiishugi.blog90.fc2.com/
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2011年8月10日水曜日

夏祭り”山ノ内どんどん”盛大に開催


山ノ内町民の夏祭り「山ノ内どんどん」は、8月6日(土)、やまびこ広場を会場に住民の1割強に当たる約1500人の参加者で盛大に行われました。

山ノ内町出身の落語家春風亭昇乃進さんの司会進行で「山ノ内どんどん」が始まりました。オープニングアトラクション「和太鼓一道」の皆さんによる和太鼓演奏は心配された雷雨をも追い払ってくれるような豪快な演奏でした。実行委員長竹節山ノ内町町長の挨拶の後、鏡開きが行われ踊りが始まりました。今年の踊り連は山ノ内町各地区や団体、東小学校6年生、飛び入り連など計18連が集まり、やぐらを中心にして、「どんどん、どんどん、やまのうちどんどん♪♪」と歌いながら踊りました。

3月の震災で避難をされている南相馬市から山ノ内町の招待で48人の保育園児と家族の皆さんも参加され、夏祭りを楽しんでいただきました。一日も早く元の生活ができるように願うばかりです。

2011年8月9日火曜日

町内小中学生が宿泊会

山ノ内町教育委員会と町子ども会育成会主催の「夏休みチャレンジお泊まり会」が「よませふれあいセンター」を会場に行われました。

申し込みがあった22人(男子11人、女子11人)は2泊3日の生活を楽しみました。5回の食事は指導員さんの指導で全て作り。準備から食事まで子どもたち主体の活動になるように考えられていました。子どもたちも自分で作った食事はひと味もふた味も違うようで笑顔の食事でした。

2日目の夜は公民館でも絵画教室講師をされている児玉一丈さんの指導で絵手紙に挑戦をしました。準備された季節の野菜を題材にして、大きな画用紙から始め、最後にはハガキ大の画用紙に絵を描き、「おばあちゃん、ありがとう」など」、家の人への感謝の言葉や、一生懸命取り組んでいる少年野球にちなんで「野球魂」などの言葉を書きそえました。

今回の活動には、中学生が二人参加して小学生のリーダーとなって活躍していました。とかく小学校を卒業すると、育成会などの行事に参加しなくなる傾向があります。指導員さんは「中学生の参加はとてもありがたい。小中高と縦のつながりがこれからできそうな予感がする」と感想を話してくれました。


2011年8月8日月曜日

モモの収穫が始まっています


山ノ内町の果樹は味もよく市場でも評判だという話を聞きます。土地や気候など適していることもありますが、農家の方の努力、汗の結晶が味につながっています。

8月に入り、モモ畑には銀色のシートが敷かれ始めました。このシートは日光が下からも当たるように反射材として使っています。こうすると色つきがよくなり甘いモモができるのだそうです。

お盆の帰省のお土産や贈答品として人気があります。都会の方は少し柔らかくなった実の皮をむいて果汁たっぷりのモモを食べるのが普通だそうですが、地元ではややかためのモモが一般的です。

オリンピック道路沿いにある「山ノ内町道の駅」ではモモの販売がされていますが、人気が高く売れ行きが好調だということです。




2011年8月5日金曜日

コカリナフェス 黒坂黒太郎先生の演奏曲が決まりました

第15回「コカリナフェスティバルin北志賀高原」の出場申し込みありがとうございます。8月5日現在、23団体の申し込みをいただいております。5日が申込期限となっていますが、申し込みをされていない団体さんはお急ぎください。

今年も交流演奏会の後、黒坂黒太郎先生、矢口周美先生、Fukuzawa Tatsuro先生のコンサートを計画しています。演奏曲目が決まりましたのでお知らせいたします。

海原、賽馬、木立を抜ける風の音、夜の森・愛の歌、G線上のアリア、ひばり、紫陽花、つむぐ、さと、花桃、海と子ども達のワルツ、生まれいずる朝、鳥の歌、アメージンググレイスです。最後の2曲、鳥の歌、アメージンググレイスは被爆樹コカリナで演奏をされます。なお変更もありますのでご了承ください。


問い合わせ  第15回コカリナフェスティバル実行委員会事務局 
                           山ノ内町中央公民館 TEL   0269-33-1120 
                                                         FAX 0269-33-8338
                           Email  bunkacenter@town.yamanouchi.nagano.jp 


なお、宿泊については下記ホテルまで直接、お問い合わせ・申し込みをお願いします。
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北志賀高原竜王 ホテルタガワ
http://www.hotel-tagawa.co.jp/
TEL 0269-33-6111 FAX 0269-33-7312
〒381-0405 長野県下高井郡山ノ内町北志賀高原竜王
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学生さんが農家のホームページ作成

8月3日(水)山ノ内町役場で農家ホームページ作成の発表がありました。これは町農林課農業振興係が農業振興を目的に農家のホームページ作成を長野市にある平成学園の学生さんの実習をかねて依頼したものです。

発表会には今回依頼があった農家さんと平成学園の学生さん、担当教官が集まり、5月から農家と連絡を取り合いながら作成したホームページが披露されました。

ホームページのトップイメージに動きを付けて目を引く工夫や農産物や農作業の写真をたくさん入れたり、農家のこだわりを入れて農家の特徴を表現しようと多くの工夫がされていました。

農家からは「かわいくできていて嬉しい」「希望が取り入れられていてありがたい」などの感想がありました。発表会の後、各農家と打ち合わせをしていました。ホームページは8月下旬までに公開されるということです。

2011年8月4日木曜日

道ばたの垣根に咲く「キカラスウリ」

朝の通勤途中、白いレースをまとったような花が目に付きました。「確か・・・カラスウリだったような・・」後で調べてみようと写真を撮りました。

調べてみると「カラスウリ」ではなく「キカラスウリ」でした。比べてみると花の中心部の形が違いますし、つぼみの形の違います。実もカラスウリは赤ですがキカラスウリは黄色だということです。カラスウリもキカラスウリも夜に開花するということです。実際には何時頃咲くのか見たことがありません。観察したいと思います。

ところで、学校は夏休みです。きっと「一人一研究」「自由研究」という課題も出されていると思います。自分の足で歩いてみると、材料がたくさんあるのではないでしょうか。自分で課題を見つけ、観察・実験を通して自分なりの結論を出せる学力が今大事だと思うのです。朝夕、家族で散歩して不思議なことを見つけてみませんか。

2011年8月3日水曜日

町民登山「五竜岳」・・雨天で途中で断念しました。

7月30日(土)午前4時30分に山ノ内町をバスで出発したときは降雨もなく、五竜遠見スキー場テレキャビン終点アルプス山頂駅(標高1515m)でも雨があたらず、五竜山荘を目ざして歩き始めました。途中から雨が当たりはじめ2007mの小遠見山についた頃には雨脚も強くなりました。

前線の発達で新潟県では大雨、洪水という中、雨脚も強くなり、登山もこれ以上は危険と判断して下山をしました。町民登山では2回目の途中下山ということになりました。

2011年8月2日火曜日

朝の挨拶・・山ノ内中学校前の出来事

昨日8月1日月曜日の朝のことです。8時頃湯田中駅から中央公民館まで歩いていますと、「おはようございます」と後ろから爽やかな声がしました。振り向くと、学校に向かう山ノ内中学校の女子生徒さんでした。嬉しくなって私も「おはようございます。今日場部活かな」と聞きますと「いいえ、水泳の補習です」と笑顔で応えてくれ、そして時間に遅れまいと学校へ駆けて行きました。

そんな清々しい、爽やかな気持ちで山ノ内中学校の前を通りかかりますと、歩道にサルビアやマリーゴールドのプランターが並び、脇にヒマワリが植えられていました。先ほどの女子生徒さんの気持ちが明るくなる挨拶は、花の植え込みと大きな関係があるような気がしてなりません。

場を清め 時を守り 礼を正す」という山ノ内中学校の校訓の三つが思い起こされた、とても清々しい朝の出来事でした。

2011年8月1日月曜日

志賀高原夏期大学2日目 宇宙に思いを馳せました


第31回志賀高原夏期大学2日目(最終日)はJAXAから小惑星探査機「はやぶさ」のイオンエンジンに携わった清水幸夫さん(写真左下)、宇宙教育センター長、中村日出夫さんをお迎えして講義をしていただきました。

午前中は「日本の宇宙科学の探究とそのチャレンジ~「はやぶさ」の成果を中心にして~」と題して清水先生からお話しをしていただきました。「はやぶさ」が着陸し鉱物を採取した小惑星イトカワの長径が540mということをお聞きし、ピンポイントで着陸する科学技術に改めて驚きました。またイトカワを形からラッコと見て話をしていたことなどエピソードを話していただきました。さらに「はやぶさ」の後継として小惑星探査機2014年打ち上げを計画されている話もお聞きしました。

午後は「これからの理科教育と宇宙教育~求められる科学リテラシー~」と題して中村先生(円内写真)から講義をいただきました。子どもの心に火をつけるために理科教育、宇宙教育のあり方、方向性についてお話しをいただきました。宇宙空間で開けるアンテナが「ミウラ折り」という折り方で折られていることや、宇宙ステーションで飲まれている水の作り方を楽しい実験を通して解説していただきました。ちなみに運搬費なども含めるとコップ1杯40万円ということです。

星空を眺めて宇宙に思いを馳せた頃から、なんと技術が進歩したことか。さまざまなことを考えた講義でした。