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 長野県の北部にあり、志賀高原や山ノ内温泉郷等の観光地、リンゴ・ブドウなどの果物畑、自然豊かな高原を自負している山ノ内町の中央公民館です。また、温泉を楽しむニホンザル(スノーモンキー)でも有名になり、外国からのお客様も多くなりました。このブログでは、山ノ内町の公民館活動を始め、伝統文化、行事、人々の営み、文化財、季節、自然などの情報を発信し、故郷山ノ内町を見つめ直したいと思います。   

2012年8月31日金曜日

第16回「コカリナフェスティバルinやまのうちまち」 NO3

NO3は、サークル発表の様子をお知らせします。今回は30サークルが約3時間にわたっての発表となりました。常連のサークル、初めて参加したサークルがお互いの演奏を、真剣に、時にはユーモラスな演技に笑いながら聴き入りました。
また小学校入学前の可愛らしい子どもたちのコカリナデビューもあり会場内は温かな雰囲気に包まれました。






2012年8月30日木曜日

第16回「コカリナフェスティバルinやまのうちまち」NO2

コカリナフェスティバルにはいろいろな魅力があります。コカリナ愛好の同志に再会すること、山ノ内町の自然や楽しむこと、そして黒坂黒太郎さんの演奏を堪能できることです。

例年黒坂さんのコンサートはサークル発表の後で行いましたが、今年は子どもたちや町内の皆さんにも聴いていただきたいと考えて前半に開催しました。会場に300席以上椅子を準備したのですが、立ち見もお願いするほどの500人規模のコンサート会場になりました。冷房もフル稼働させたのですが、熱気で暑い、熱い会場となり団扇などであおる姿もたくさんありました。しかし黒坂さんのコカリナの音が響き始めると聴衆の皆さんも手を止めて聞き入りました。

ホール一杯の皆さんと黒坂さんの
コカリナの音色に聴き入りました。

今年も矢口周美さんのソプラノ、FUKUZAWA Tatsuroさんのピアノが
時には重厚な、また時には楽しいステージを演出されていました。

今年、広島原爆被災2世の方の朗読にあわせて、
被災樹で作られたコカリナの演奏を聴くことができました。
コカリナの音色とともに朗読の内容に
目頭を押さえている姿がありました。

3人の息のあったステージに大きな拍手と笑いが巻き起こりました。
お聞きしたところほとんど即興とか・・・
素晴らしい黒坂黒太郎さんのステージはあっという間に時間が過ぎてしまいました。

次回No3はサークル発表の様子をお伝えします。



2012年8月29日水曜日

そばの花が咲き始めました

山ノ内町北部地区(須賀川地区)は、つなぎにオヤマボクチを使った独特のこしと触感のそばが有名です。また「はやそば」というそば粉を使った名物もあります。

その北部地区は、今そばの花が盛りを迎えようとしています。中でも「八丁原」はそば畑が広がっています。この9月15日(土)16日(日)には、毎年開催されている「法印さんとそばの花まつり」が八丁原で開催されます。


詳しくは北志賀高原観光協会のHP http://www.kitashigakogen.gr.jp/

2012年8月28日火曜日

「第16回コカリナフェスティバルinやまのうちまち」 NO1

第16回となる「コカリナフェスティバルinやまのうちまち」は、8月25日、26日の両日、県内外からの参加者約500人が、町文化センターホールに集まり開催されました。今年は子どもたちの参加が多く底辺が拡大され始めたことを感じ嬉しくなりました。

今日は、報告「NO1」として、子どもたちの演奏の様子を紹介します。

オープニングは今年結成された
山ノ内町キッズコカリナの子どもたち
まだ数回の練習でしたが堂々と発表できました。
コカリナフェスティバル常連の
平野スカイの皆さん。
さすが常連の演奏でした。
山ノ内町立北小学校6年生は
11人という少人数クラスです。
心を合わせての発表でした。
山ノ内町立東小学校は4年生から6年生まで
総合的な学習でコカリナに取り組んでいます。
フェスティバル参加希望者が集まっての演奏です。

今年発足したばかりの中野市豊井小学校コカリナクラブ
4年生2名、5年生6名、6年生5名の14名のクラブです。

子どもたちの発表の最後は黒坂黒太郎さんの指揮で
会場全員で「とんび」の演奏をしました。







2012年8月27日月曜日

8/27 山ノ内中学校も今日から二学期

山ノ内町の小学校はすでに二学期が始まり、子どもたちの声が学校から聞こえてくるようになりました。中学校は今日から二学期です。二学期、小学校では運動会や音楽会、中学校では白樺祭と学習と行事に忙しくなります。健康に注意し、笑顔で学校生活が送れるように願ってやみません。

夏休みも終わりに近づいたころ、図書館の学習室は宿題の追い込みの子どもたちで満員でした。また公民館のロビーにも子どもたちの姿が目立ちました。写真の女子中学生は3人で協力して白樺祭のポスターを制作していました。テーマにあわせたデザインを話し合って、色とりどりの花とハート型で制作していました。

子どもたちが公民館を学習の場、憩いの場として利用してくれることは嬉しいことです。

2012年8月24日金曜日

いよいよ明日は「コカリナフェスティバルinやまのうちまち」

第16回コカリナフェスティバルがいよいよ明日となりました。今年は会場を山ノ内町文化センターに移しての実施となります。

1998年冬季オリンピック会場となった志賀高原で整理された木を使って、ハンガリーの民俗楽器を元に生み出されたコカリナ。山ノ内町は「コカリナが生まれた町」としてコカリナ演奏に取り組む皆さんが大勢いらっしゃいます。その皆さんが実行委員会を組織して手作りのコカリナフェスティバルが16回目を迎えます。この間、コカリナ奏者黒坂黒太郎さんに、ご指導をしていただいています。

コカリナフェスティバルを明日にした8/24、黒坂黒太郎さんが矢口周美さんと共に、山ノ内町町長を表敬訪問されました。オリンピック当時の話、東北の震災復興に活動している話などであっという間の時間が過ぎました。

明日は、12時50分に子どもたちの演奏でスタートし黒坂黒太郎さん、矢口周美さん、FUKUZAWA Tatsuroさんのステージ、そして全国各地から集まってくださる皆さんのステージがあります。町民の皆さんには無料で聴いていただけますので、お誘い合ってお出かけ下さい。

2012年8月22日水曜日

スノーモンキーフォトコンテストVol.3のご案内

志賀高原ロマン美術館は、温泉に入るニホンザルが見られることで有名な地獄谷野猿公苑の近くにあります。今年5回目を迎える「スノーモンキー写真展」にあわせて「スノーモンキーフォトコンテストVol.3」を実施します。多くの皆さんの応募をお待ちしています。

お問い合わせは、志賀高原ロマン美術館までお願いします。

画像クリックで拡大されます



2012年8月20日月曜日

第16回 コカリナフェスティバルが今週末に迫りました

「第16回コカリナフェスティバルinやまのうち」は、今週末25日(土)26日(日)に開催されます。
昨年までは北志賀高原のホテルを会場に開催していましたが、今年は町民の皆さんにも聞いていただきたいという願いを持ち、会場を文化センターに移して開催します。

1日目は、オープニングとして、子どもたちと黒坂黒太郎さんのコカリナ演奏があります。今回町民の皆さんには、参加費無料で聴いていただくようにしましたので、お誘い合っておいでください。

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詳しくは、下記リンクをご覧ください。

http://www.town.yamanouchi.nagano.jp/topic?id=5#466

2012年8月17日金曜日

平成24年度 山ノ内町成人式が行われました

山ノ内町の成人式が、8月15日(水)に山ノ内町文化センターで行われました。今年は平成18年度の中学卒業者が対象となり、150名の成人となりました。集まった114名の新成人の皆さんは懐かしい友達や恩師との久しぶりの再会で笑顔の花が咲いたようでした。

受付付近は女性の浴衣姿で花が咲いたようです

8月15日は終戦の日、戦没者への黙祷の後、町民憲章を朗読しました。

懐かしい恩師の紹介で懐かしさをかみしめる新成人
時々、笑い声も・・・なにか楽しい思い出があるのでしょう

式典の後は地区毎に集まっての記念撮影です
式典の後は恩師と新成人の祝賀会です。アルコール無しの祝賀会でも話に花が咲いていました。また、あちこちで思い思いのポーズで記念写真を撮っている姿が印象的でした。

ほとんどの新成人が山ノ内中学校の卒業生です。実行委員の新成人の皆さんが、パンフレットに「場を清め 時を守り 礼を正す」という山ノ内中学校の校訓を入れました。校訓に思いがあるのだろうなと思いましたが、椅子や机の片付けを率先してする姿、遅刻することもなく、来賓に対する会釈や挨拶の姿で、今もなお校訓がしっかり生きているのだなと感じました。 

2012年8月16日木曜日

志賀高原ロマン美術館ワークショップ大盛況

8月11日(土)12日(日)の両日、志賀高原ロマン美術館で現在開催中の夏展出展者によるワークショップワークショップ「アートに浸ろう!2日間スペシャル!」が開催されました。

12日の午前中は、風船オブジェ作者のごとうなみさんによる参加者が風船をふくらませて通路一杯に広げて、その中で遊ぶというものでした。参加した子どもたちは大きくふくらませた風船の通路で体一杯風船と遊んでいました。
ふくらませすぎた風船が大きな音で時々破裂して館内に響き渡りました。


午後は陶芸の本間友幸さんが電動ろくろを使っての陶芸教室、組木の中川岳二さんによる木工教室が開かれました。
組木の材料を糸鋸やドリルを使って自動車を制作

子どもだけでなく、大人も熱中!!

 やさしく、ていねいに教えてくださるので初めてですが
素晴らしい作品が完成します。


乾燥後、素焼き、そして本焼きです。
完成まで時間がかかりますが楽しみです。

今回のワークショップには、地元山ノ内中学校の美術部の生徒の皆さんがボランティアとして参加してくれました。小さな参加者に優しく声をかけたり、記念写真を撮ったりするなど積極的に参画している姿が頼もしく見えました。


2012年8月8日水曜日

8/7 公民館「町づくり研修」松本・安曇野

8月7日(火)山ノ内町の公民館館長・主事の皆さんが特色ある町づくりをされている松本市中町商店街、なわて商店街などの視察研修を実施しました。

先ず訪問した松本市中町商店街は、江戸時代北国西街道(善光寺街道)の問屋街として栄えました。しかし江戸時代末期や明治時代に大火にあいました。度重なる火災から家を守るために「なまこ壁の土蔵」が造られ、今なお古き松本の雰囲気を醸し出しています。現在ではその土蔵などを活用した独特の街並み作りがなされています。

造り酒屋を移転してつくられた「中町・蔵シック館」
中にはいると建築当時の通し柱や梁が目を引きます。


近くに「源智の井戸」があるように地下水の豊富なところです。
昔懐かしい手押しポンプで水を汲み上げることができます。
炎天下、井戸水の冷たさが印象に残りました。

街灯や看板も町の雰囲気をつくり出しています。


女鳥羽川を挟んで「なわて通り」があります。

なわて通りは、四柱神社の参道として栄えました。
通りのシンボル、カエルの石像がユーモラスです。
古道具などの商店や古美術商店などの他に、
気軽に立ち寄れる喫茶店など人間味あふれる魅力的な商店が立ち並んでいます。

公民館の館長さんや主事さんは、古道具や古美術に興味関心を持たれ
店主の方と一対一で値段交渉をしたりしていました。 
これも「なわて商店街」の魅力だと思いました。

この後、国宝松本城を見学しました。
狭く急な階段を上りながら、昔の建築技術の偉大さを感じました。

午後は安曇野の観光を視察しました。観光わさび園の賑わいに
山ノ内町の観光振興についても話題が上りました。

2012年8月6日月曜日

キッズコカリナ教室in志賀高原

今年から開講した「キッズコカリナ教室」が志賀高原でコカリナの音色を響かせました。キッズコカリナ教室のメンバーは20名ですが、この日、9名の子どもたちが集まり、信州大学志賀自然教育園の木陰の中でコカリナの音色を響かせました。




午前中1時間半ほど練習した後、お昼を頂き、その後自然教育園の中を散策し志賀高原の自然を楽しみました。子どもたちは自然の中でコカリナを吹いて楽しかったようです。

2012年8月3日金曜日

蟻川図書館20周年記念「もったいないばあさんのおはなし会」

山ノ内町立蟻川図書館は、本年開設20周年を迎えました。開設前は中央公民館にあった図書室が町の図書館の役割をしていましたが、当時の蔵書は約8000冊でした。今は施設をはじめ蔵書も充実され、8万冊を超える蔵書となりました。この20年間にわたって山ノ内町出身蟻川氏から非常にたくさんのご支援をいただいています。

20年間を振り返りながら感謝の気持ちを表し、さらにこれからの蟻川図書館のあり方を考えようと「蟻川図書館20周年記念行事」9/15(土)を計画しました。


記念式典の後、もったいないばあさんシリーズの絵本の作者、真珠まりこさんの「もったいないばあさんのおはなし会」を開催します。もったいないばあさんの絵本は、今や子どもたちに大人気、また大人にも人気があります。蟻川図書館にもたくさん蔵書があり、読み聞かせ用の大型絵本もあります。

この「もったいないばあさんのおはなし会」は、小さな子どもさんを始め、子どもたちや大人の皆さんにも聴いていただきたいお話し会です。町内の皆さんはもちろん、町外の皆さんの参加もお待ちしております。参加は無料です。

お話し会の後、真珠まりこさんのサイン会も計画しています。真珠さんの絵本へのサインですので、真珠まりこさんの絵本をご持参ください。会場でも絵本の販売をしますのでご利用ください。

サイン会をスムーズにするために、紙に「○○さんへ」「○○くんへ」「○○ちゃんへ」と書いた紙をご用意願います。

2012年8月1日水曜日

志賀高原夏期大学2日目「続・高校教科書で学ぶ日本史」

志賀高原夏期大学2日目は、信州大学人文学部教授山本英二先生から「続・高校教科書で学ぶ日本史」の講義をいただきました。

山本先生は、地元山ノ内町のご出身で、昨年に引き続いての講義となりました。今年は1講「聖徳太子はなぜ一万円札から消えたのか」、2講「大化の改新はなかった」、3講「関ヶ原の戦いの真実」、4講「日本近世温泉史の成果と課題」を午前午後に渡って講義をしていただきました。

日本史教科書も研究が進むにつれて、以前は歴史的真実とされてきたことが見直されて、記述が違ってきているということです。例えば私たちが聖徳太子の肖像と思っている旧一万円札の肖像は、もはや聖徳太子ではないというのが定説だそうです。びっくりしました。また2002年のある教科書にある、「推古天皇は、甥の聖徳太子(厩戸皇子)を摂政として国政を担当させた」という記述が、2012年の同じ出版社の教科書には「推古天皇が即位し、(中略)甥の厩戸皇子(聖徳太子)らが協力して国家組織の形成を進めた」と記述されているということです。
歴史も研究が進むと定説が覆されるのだなとびっくりしました。