自分の写真
 長野県の北部にあり、志賀高原や山ノ内温泉郷等の観光地、リンゴ・ブドウなどの果物畑、自然豊かな高原を自負している山ノ内町の中央公民館です。また、温泉を楽しむニホンザル(スノーモンキー)でも有名になり、外国からのお客様も多くなりました。このブログでは、山ノ内町の公民館活動を始め、伝統文化、行事、人々の営み、文化財、季節、自然などの情報を発信し、故郷山ノ内町を見つめ直したいと思います。   

2011年5月31日火曜日

中央公民館長杯マレットゴルフ大会5/29

例年になく早い梅雨入り、そして台風2号の影響であいにくの雨降りとなりましたが、山ノ内中央公民館長杯マレットゴルフ大会が開催されました。
男性65名、女性11名の皆さんは雨の中、雨合羽、長靴に身を固めてゲームを楽しまれました。
「こんな天気だから、大いに笑いながら楽しまなければね」と前向きな気持ちでスタートされました。

8時30分スタートで11時30分には表彰式が行われました。参加者の皆さんは自分の成績が張り出されたボードに一喜一憂されながらも雨の中の健闘を讃え合っておられました。

2011年5月30日月曜日

長野県公共図書館館長会議(小諸市)から


5月27日(金)小諸市で開催された長野県公共図書館館長会議に出席しました。小諸市は島崎藤村が明治32年小諸義塾の国語・英語の教師として赴任したゆかりの地であり、懐古園内には、小諸なる古城のほとり・・で始まる「千曲川旅情のうた」の歌碑があります。また、高浜虚子が小諸に疎開した時の住居が「虚子庵」として残っています。

会議冒頭の挨拶では、「図書館は時代の変化に伴い、くつろぎや課題解決の場と変化してきている。公共図書館は住民と共に創る図書館に変化してきている。学校図書館との連携も更に充実していくことが求められている」という話がありました。分散会では郷土資料の収集・保存についての協議が印象に残りました。公共図書館は図書の貸し出しだけでなく、特に地域の資料を収集保存していくことも大事な仕事です。決して利用頻度は多くないのですが必要なときに利用者に提供できる収集保存と、利用しやすくなるようなデータベース化も課題だと思いました。

長野市龍鳳書房の酒井春人氏の講演では、長野県の出版業界が日本出版会に大きな足跡を残したこと、今日の出版事情、電子書籍、これからの図書館について貴重なお話を聞くことができました。活字離れが進んでいることで出版業界は苦しいこと、情報がインターネットなどでいつでもどこでも手に入ること、また違法コピーで著作権が侵害されていることなど、これからの出版会は電子書籍の時代をどう生き残るのかなどの話がありました。電子書籍の便利さとその裏に隠れているものを真剣に考えなくてはいけないと感じました。

最後に地域コミュニティーとして図書館は本を貸し出すだけでなく、地域文化の担い手として講演会や読み聞かせなどをし、図書館に来れば楽しいよ」という思いを持ってもらうことが大事だと締めくくられました。

2011年5月26日木曜日

蟻川図書館の植物・・・卯の花は匂うの??

蟻川図書館の庭園は四季を通して様々な花が咲き、利用者の皆さんをお迎えしています。今、初夏の花が咲いています。左の写真は「エビネ」です。エビネという名前の由来は、地中の茎がエビをイメージさせることからといわれています。エビネにはいろいろな種類があり愛好家が多いそうです。昔は山に行くと野生のエビネを見ることが多かったのですが、いまはほとんど見られなくなったそうです。

右の写真は「卯の花」です。唱歌で有名な「夏は来ぬ」でも「卯(う)の花の、匂う垣根に 時鳥(ほととぎす)、早も来鳴きて 忍音(しのびね)もらす、夏は来ぬ」と歌われていますが、意外に「卯の花」は知られていないようです。この「卯の花」は「ウツギ」の花ですが、ウツギの由来は、茎が中空であることから「空木」、また卯月(新暦4月)に作く花ということからとも言われています。
ところで、卯の花は匂うのでしょうか?実際に確かめてみますと香りというような匂いはしません。早速、インターネットで「卯の花は匂うのか」で検索してみました。同じような疑問を持った方も多いのですが、私が納得した答えは、「匂う」は香りではなく、花が美しく咲いている様子を「匂う」と表現しているという解説でした。さらにインターネットの辞書検索をすると納得できました。
※日本国語大辞典によれば「匂い」・・・〔名〕(動詞「におう(匂)」の連用形の名詞化)あざやかに映えて見える色あい。色つや。古くは、もみじや花など、赤を基調とする色あいについていった。そのものから発する色あい、光をうけてはえる色・・・と記されていたのです。

疑問を持ってみる事って大事だ事だなと思い、またインターネットって便利だなとも思いました。重い辞書を開くことも大事だなとは思うのですが・・・・ついつい便利な方に動いてしまいます。でもインターネットもパソコンも電気や情報システムなしでは利用できません・・・・・考えてしまいます。

2011年5月25日水曜日

中央公民館パソコン教室が始まりました

家庭にパソコンが普及し今では文書作成をはじめインターネットで情報を集めたり、買い物までする時代になりました。山ノ内町中央公民館ではパソコン初心者や、もう少し勉強したいという皆さんを対象にして、毎年、文書作成2講座、表計算1講座のパソコン教室を開講しています。
今年第一回目の文書作成の講座が昨日から始まりました。一日の仕事の後、夜7時からの講座ですが、15名の皆さんがご自分のノートパソコンを持参して意欲的、また「全く初めてなんだけど大丈夫かいや」というように不安を抱えておられましたが、講師の先生の指導が始まると安心して集中してマウスを動かしていました。
パソコンの性能や機能が充実していますが、あまりたくさんの機能があったりしてかえって難しいなあと思いました。12回の講座ですがこの講座をきっかけにして生活に生かしていただけるようになるといいなと思います。

2011年5月24日火曜日

志賀高原ロマン美術館情報5/24

志賀高原ロマン美術館では現在ロマン美術館収蔵品の中から模様に着目した「古今東西模様展」を開催しています。初夏の山ノ内町は野山の新緑がきれいです。山ノ内町においでの際はロマン美術館にもお立ち寄りください。
さて、7月24日から「第2回超カワイイ主義宣言展part2」を開催しますが、出展作家である園川絢也さんによるワークショップが、6月5日(日)に山ノ内町立東小学校体育館で行われます。家に眠っている古着やカバン、くつなどを持ち寄って、親子でワイワイ一緒に制作するスタイルのアート制作です。

また、6月11日(土)14:00~15:00には、ロマン美術館で「音楽のあるギャラリートーク」を開催します。今開催されている古今東西模様展に公開している「明治錦絵」の解説とピアノ演奏という”絵画と音楽のコラボレーション」です。

詳しいことは、志賀高原ロマン美術館 電話0269-33-8855までお問い合わせください。
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超カワイイ主義宣言ブログが充実中です。
 
7月24日から開催される「第2回超カワイイ主義宣言展part2」に出展する作家の皆さんが、自己紹介や作品の制作過程の画像や動画が満載、パワー全開のブログを開設しています。是非訪問してみてください。

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2011年5月23日月曜日

山菜料理・はやそばのもてなしに舌つづみ・・・EBESA

山ノ内町には美しい自然があります。今は山菜が旬の季節です。また、そばを始めとする伝統的な食文化も自慢です。その山菜や伝統食を味わっていただきたい、そして山ノ内町の「おもてなしの心」にふれていただきたいと山ノ内町旅館事業協同組合では”EBESA(えべさ)”という体験プランを実施しています。5月21日(土)、体験プラン「野趣あふれるつみくさを喰らう会」が開催され遠くは伊豆からなど32名の参加者の皆さんが、自然散策、山菜採り、山菜料理で半日を過ごされました。

午前10時、よませ活性化センターに集合し、地元で地域おこしの活動をされている田中久夫さんの案内で散策、山菜採りからスタートしました。近くの山では、田中さんの食べられる山菜の解説で参加者からは、「これも食べられるんですかー」などと感心した声が聞こえました。ワラビ、タラの芽、コシアブラ、ゼンマイなどよく知られている山菜の他に、ヤマウコギ、マタタビ、ハナイカダ、トリアシショウマ、マタタビ、ミズナ(ウワバミソウ)などの話もあり「山は食の宝庫ですね」という感想もありました。
2時間ほど散策、山菜とりのあとはお待ちかねの山菜料理の昼食です。手作りのお品書きをめくると野趣あふれる料理が現れました。参加者の皆さんは、お品書きと料理を見比べながら味わっていました。お品書きの中に「(        )の梅酢がけ」がありました。お聞きしますと、”ウワミズザクラの実”だということです。
用意されていた料理の他にも続々と料理が出されました。揚げたての山菜の天ぷら、はやそば、手打ち冷やかけそば、そばのみのお汁粉、特に”はやそば”は自分で作っていただくという、まさに体験がセットされていて大喜びの参加者の皆さんでした。

自然美しい山ノ内町、おもてなしの山ノ内町、そして山ノ内町の文化を創るコミュニティーが光っていた企画だなと感じました。
EBESA(えべさ)・・・・この辺りの方言で「いきましょう」という意味です。

2011年5月20日金曜日

ミツバチの分蜂発見(北部公民館)

「蜂が桜の木にたくさんとまっています。巣を作っているみたいです。危なくないでしょうか」と北部公民館から電話がありました。以前この時期に同じようなことを経験したので「もしかしたらミツバチの分蜂(ぶんぽう)じゃないかな」と思いました。写真のようにやはりミツバチの分蜂でした。初めて見るとびっくりします。

調べてみますと、ミツバチは春から夏にかけて新しい女王蜂が巣の中に生まれると、今までいた女王蜂は働き蜂を連れて引っ越しをするんだそうです。その途中に数千匹からのミツバチが固まって写真のような蜂球を見ることができます。種を保存するために毎年行われることだそうですが、よくよく考えてみると、このミツバチの営みは不思議で神秘的です。
この後、新しい巣に適したところが見つかると跡形もなくミツバチは去っていくそうです。ミツバチが少なくなって受粉が心配されたニュースが数年前にありましたが、新しい巣を見つけて元気に活躍してほしいなと思います。

2011年5月19日木曜日

長野県公民館長研修会から

昨日5月18日(水)東御市で長野県公民館長総会・研修会が行われました。会長や来賓のあいさつでは、人と人をつなぐ地域コミュニティーの大切さが今回の震災で再確認されたこと、復興は地域コミュニティーの中核である公民館から、ということが強調されました。また「絆」という言葉が多く聞かれました。
基調講演では元東部町公民館長の石川好一氏から、「公民館活動は地域の特色を生かすこと。まねをしてもだめ」「公民館長は夢も持って夢を語ること。地域に足を運ぶこと」「公民館には日常の活動の喜びを表現したい」など、公民館長として貴重な示唆をいただきました。
午後の分散会では長野県下の公民館活動の様子や課題について話し合いをしました。地域の伝統文化に目を向ける活動では、郷土を学ぶ会や地域のカルタづくりをした、公民館と学校で連携して山の整備活動をしたなどの事例が発表され参考になりました。また男性の公民館活動参画ということで「男のおもしろ倶楽部」を立ち上げたなどの事例もお聞きすることができました。
研修で学んだこと生かして山ノ内町の公民館活動を魅力的にしたいと思います。

2011年5月18日水曜日

「ハレル ヤ」を一緒に歌いませんか

H22 志賀高原音楽祭「ハレルヤ」
第8回になる「志賀高原音楽祭」は、今年も7月10日(日)志賀高原総合会館98ホールで開催されます。この音楽祭は山ノ内町を中心に音楽活動をされている団体の皆さんが、毎年実行委員会を結成して開催している音楽祭です。音楽祭の最後に全員で混声合唱「ハレルヤ」を歌っていますが、今年も「志賀高原音楽祭のフィナーレをかざる混声合唱「ハレルヤ」を一緒に歌いませんか。」と呼びかけをしています。手作りの音楽祭で昨年も感動的な音楽祭、そしてフィナーレでした。
是非、ご参加ください。

  • 練習日 6月2日(木) 16日(木) 30日(木)  19:00~20:00  
  •           山ノ内町文化センター (TEL 0269-33-1120)
  • 合同練習 7月 9日(土) 13:00~14:00 町文化センター 
  • 当日練習 7月10日(日) 11:00~ 志賀高原総合会館 98ホール
  • その他 歌唱指導します。年齢は問いません。申し込み不要。直接練習会場へお越しください。 

2011年5月17日火曜日

蟻川図書館の庭に咲く花


皐月五月、桜やモモの花が散った後、色とりどりの花が咲き始めました。山の緑も様々な緑が見事に調和しています。
中央公民館隣にある町立蟻川図書館の庭でもたくさんの花が咲き始めています。ヤマボウシの花は、まだ黄緑色です。この4枚の花びらは実は花びらではないのです。これは「総苞(そうほう)」と呼ばれる花の本体を包み保護する葉に近いものだということです。また図書館の周りには八重咲きのヤマブキがたくさん植えられていますが、ヤマブキのような葉と花の「シロヤマブキ」は、白いヤマブキと思われそうですが、ヤマブキの花弁が5枚に対してシロヤマブキの花弁は4枚であったり、葉の付き方も違うそうです。植物も特徴を調べてみるとなかなか奥が深いなと思いました。蟻川図書館には、植物の図鑑などもありますのでご利用ください。また蟻川図書館においでの際は、庭の花も楽しんでください。

2011年5月16日月曜日

山ノ内町公民館報コンクール

山ノ内町には、4つの地区公民館(東西南北)と22の分館がそれぞれの地区の公民館活動を行っています。13日(金)には全町の公民館館長、主事会議が開催され、今年の公民館活動の方向など協議していただきました。
その席上、平成22年度に発行された各公民館の館報コンクールの表彰が行われました。どの館報も地域に密着した内容を限られた紙面に構成されていています。またその地域の人のつながりや地域の宝を大事にして記事をまとめています。
平成22年度は、中央公民館長賞に菅分館「みさ和」が、優秀賞に穂波温泉分館「穂波」、寒沢分館「しんざん」、優良賞に北部公民館「すがかわ」、本郷分館「ほんごう」、奨励賞に戸狩分館「とがり」、土橋分館「つちはし」、努力賞に南部公民館「笠ヶ岳」が選ばれました。

2011年5月13日金曜日

春の町民ハイキング参加者募集


中央公民館では今年も「春の町民ハイキング」を開催します。昨年は小谷村塩の道で実施いたしましたが、今年は東筑摩郡麻績村にある聖高原でハイキングを行います。カラマツや白樺林が広がる景色の中、聖湖、聖山、三峰山周辺を散策してみませんか。
  1. 日   時 平成23年6月19日(日) 午前8時 町文化センター発
  2. 行  き  先 東筑摩郡麻績村「聖高原」
  3. 募集人員 50人
  4. 参加費用 大人3,000円 中学生以下2,000円
  5. 申込期限 平成23年6月8日(水)
申し込みは山ノ内町中央公民館 有線7752 電話33-1120 まで

2011年5月12日木曜日

山ノ内町中央公民館ギャラリー その一

今週は雨の日が多く、リンゴの花も寂しげです。昨年のこの時期は季節外れの雪が降ったりしてリンゴの受粉が心配されたことを思い出します。

中央公民館には山ノ内町に縁のある作家の絵画や書などが会議室やロビーに展示されています。今回はその中から山本秀麿氏の作品を紹介します。

山本秀麿氏は山ノ内町角間の出身で、信州大学教育学部卒業後県内高校で教壇に立った後、上田女子短期大学や長野大学に勤められました。その後制作活動に専念されています。山ノ内町佐野神社門燈籠十二作、干支の色紙、また山を題材にした作品があります。

この作品は中央公民館に寄贈していただいた第24回日府展出品作「アトリエ焼失」です。ご自身の体験であるアトリエを焼失し途方に暮れる家族と、その中にも差し込む希望の光を描いたということです。作品を鑑賞するときに、作品の背後にあることを知っただけでも鑑賞する眼が違ってくるなと思います。
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7月下旬から志賀高原ロマン美術館で「第2回超カワイイ主義宣言展」が開催されますが、出展される作家の皆さんが制作過程や思いを展覧会前から語るブログが開設されています。是非ご覧ください。
http://choukawaiishugi.blog90.fc2.com/ 
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2011年5月11日水曜日

のびろ(ノビル)の油味噌


野山が緑に覆われてきました。野山を散策するといろいろな植物が目につきます。この「のびろ」もこの季節の食材です。山ノ内町では「のびろ」と呼ぶ人が多いのですが、正式には「ノビル(野蒜)」です。
(「蒜」は、ネギやニンニクなど食用となるネギ科の植物の総称だということです。)


前回はノカンゾウの酢味噌和を作ってこのブログ(4/19)でも紹介しましたが、今回はノビルの油味噌と酢味噌和え(ホタルイカ入り)を作りました。ノビルは生でも味噌をつけて酒の肴にできますが、少し手を加えててみました。

ノビルはよく洗ってさっと熱湯に通します。時間が長いと食感が柔らかくなりすぎます。熱湯に通した後適当に切ってフライパンに油を引き、味噌、砂糖、みりんで油味噌を造り切っておいたノビルをまぜて完成です。今回は少し水っぽくなってしまいましたが結構おいしくいただけました。ホタルイカ入りの酢味噌和えもおいしいです。

北信濃では、”おやき”を家庭でも作りますが、ノビルの油味噌を具にしたおやきも人気です。

2011年5月10日火曜日

青空の下、リンゴの花摘み

GWも終わりの7日(土)、リンゴの花摘みをするご夫婦に出会いました。今花摘みをしているリンゴは王林という品種だそうです。花摘みをする手の下に傘が逆さに下げてあります。その傘の中にはリンゴの花がたまっています。これはなんのためだと思いますか?これはリンゴの受粉期に人工的に受粉させる花粉を採るためだということです。ずっと昔は人工授粉ではなく自然に虫が受粉してくれたのですが、今は虫が少なくなったことで受粉が難しくなったことや受粉率を高めるために人工授粉をするということです。おいしいリンゴを生産するためにはなかなか大変だなと思います。

この農家の方のお話では、以前このリンゴ畑のそばを散策で通りかかり親しくなった県外の方が、今も秋になるとリンゴを送ってほしいという連絡があるそうです。そんなファンの方がいらっしゃることも、農家の方の励みにもなると思います。

2011年5月9日月曜日

高社山山頂にぎわった開山祭

5月8日(日)故郷の山「高社山」の開山祭が行われました。時々パラパラと雨があたってくる天気でしたが、山頂は大勢の登山者の皆さんでにぎわいました。

地元宇木区の開山祭実行委員会の皆さんは山頂にお祭りしてある祠に一年間の無事を祈念しておられました。
また地元山ノ内西小学校4年生の子どもたちが、学級のレクレーションで先生や保護者の皆さんと登ってきました。ひとりのお父さんにお聞きすると、クラスの”親父の会”で子どもたちに自然にふれ合ったり故郷を山頂から見させたりしたいという願いもあり開山祭にあわせて実施されたということです。子どもたちの笑顔を見て、子どもと親が一緒に故郷の山に登ることは親子のふれあいにもなり素晴らしいことだなと思いました。
山頂でひときわ目立った方がお一人いました。笑顔で山頂に立った赤い登山姿のおばあさんです。私は初めてお会いしたのですが、開山祭実行委員会の皆さんは「今年も来てくれたかい。ありがとござんす」と挨拶をされています。毎年開山祭にあわせて高社山登山をするこのおばあさん、お歳をお聞きしてびっくりしました。なんと大正9年生まれの90才だそうです。また53才から高社山に登りはじめ、この日で243回目ということ、年平均6.4回も高社山に登っている計算になります。疲れた表情を見せず笑顔が印象的でした。

いつも開山祭ではワラビなどの山菜も楽しみの一つだそうですが、今年はまだワラビも顔を出していませんでした。でも山道の脇にかれんに咲くカタクリが疲れをいやしてくれました。

2011年5月8日日曜日

読みきかせのおすすめ”ツの付くうちは膝の上”

5月ブックスタート配本から
ブックスタート事業の配本を保健センターをお借りして行いました。四ヶ月健診で集まった6人の赤ちゃんに絵本を2冊プレゼントしました。配本の後の"読みきかせ"では、一緒に来たお兄ちゃんが身を乗り出し、そして絵本の前まで出てきて、絵本を見ながら真剣に読みきかせを聞いてくれました。

子どもは本を読んでもらうのが大好きです。4ヶ月の赤ちゃんは真剣に聞くことはできませんが、お母さんやお父さんが、膝の上にだっこして絵本を読み聞かせをすることはとてもよい刺激になります。楽しい仕掛けのある絵本はなおさら刺激になります。

ツの付くうちは膝の上」という言葉があります。年齢を一つ、二つと数え九つまでは”ツ”がつきます。その”ツ”が付くうちはお母さんやお父さんの膝の上で育てたいという事です。お父さんやお母さんの心臓の鼓動やぬくもりを感じながら育った子どもは豊かな感性を持つ大人に成長すると思います。

2011年5月7日土曜日

イリオモテアサガオのネットを張りました

定植をしてあったイリオモテアサガオのツルが伸び始めました。立夏の6日、昨年張ったネットを倉庫から出して張りました。昨年は6月7日に張りましたので、今年は一ヶ月早く張ったということになります。
平均的な気温は上がってきているのですが、今朝も霜注意報が出ました。これからの管理が大事だなと気を引き締めています。

去年のイリオテアサガオ

2011年5月6日金曜日

桜の花からモモの花へ(山ノ内町花情報)

今日、5月6日は”立夏”。山ノ内町は快晴で清々しい天気です。
里の桜も見頃が終わり葉桜となってきている山ノ内町ですが、モモの花が今満開です。山ノ内町の特産物のモモは、甘くて美味しいという評判をいただいています。モモの花は鮮やかなピンク色をしているので遠くからもはっきりと見え、新緑を迎える山をバックに映えています。

リンゴの花も蕾の先が赤くなりはじめ、中には「一足お先に・・」と咲き始めた花もちらほら見えます。これから、おいしいモモやリンゴを作るために農家の皆さんは、摘花の作業に忙しい毎日を迎えます。

追悼と鎮魂・復興のチャリティー万灯会・・・渋温泉薬師庵

渋温泉薬師庵の万灯会5/4
5月4日、渋温泉薬師庵の石段に東日本大震災の犠牲となった方々への追悼、鎮魂、復興のためにチャリティー万灯会の灯りが灯りました。連休中渋温泉を訪れた皆さんをはじめ多くの方がカップろうそくに火をつけ石段に並べました。川の流れのように並べられたカップには、追悼の言葉がそれぞれしたためられていました。

震災犠牲者の四十九日にあたる4月28日、地震発生時刻にあわせて梵鐘を撞き追悼する取り組みがありました。しかし梵鐘がない薬師庵ではできなかったため、庵主様を始め信徒の皆さんの発案で今回の万灯会が行われることになったそうです。

5月2日から3日間で集まった1個300円のカップろうそくの売り上げは全額義援金として送られるということです。

2011年5月4日水曜日

スキーヤーでにぎわうGW(志賀高原)


5月4日、みどりの日。昨日の黄砂が消えて、いい天気になりました。志賀高原は連休とあって県外からの自動車が目につきました。また自転車のグループが坂道を上ったり。中には黙々と坂道を走っている人もいました。
志賀高原でも雪が残っているところではスキーヤーで賑わっていました。横手山スキー場は道路からも入れるとあって、道路脇のスペースに駐車してバーベキューをしながらスキーを楽しむグループも見えました。どこからおいでなのか聞きますと、「愛媛です」と・・・。思わず「遠いところからありがとうございます」とお礼を言いました。

志賀高原のスキー場滑走可能状況、リフト運行状況は、志賀高原索道協会HPに詳しく出ています。

2011年5月3日火曜日

ロマン美術館・・古今東西模様展

志賀高原ロマン美術館では現在「古今東西模様展」を開催しています。
ロマン美術館収蔵品の中から模様にスポットを当てて、キリム、錦絵、絵はがき、笠松紫浪の版画などを展示しています。


志賀高原ロマン美術館は、黒川紀章氏設計の建物ですが、ドアの取っ手も黒川氏のデザインです。写真の左上の椅子も黒川氏のデザインで自由に座ることができます。
今日は憲法記念日、連休も後半に入ります。芸術作品を鑑賞して平和の尊さをかみしめたいと思います。志賀高原においでの際は是非お立ち寄りください。


今回の企画展の後、第2回超カワイイ主義展が計画されています。12名の作家の皆さんが展覧会までの作品制作の過程をブログ発信しています。是非お訪ねください。http://choukawaiishugi.blog90.fc2.com/

2011年5月2日月曜日

出会い・・・スローな一日

長野電鉄2000系の特急車両が引退してはじめてのGWです。
2000系引退の時には、鉄道写真ファンで賑わった沿線も静かになりました。桜情報作成のために町内を回った折に電車にも行き会いました。高社山をバックにして走る新型特急スノーモンキー、そして各駅停車の電車は北信濃の風景にマッチしていています。鉄道写真ファンが遠くから写真を取りにくる気持ちがわかります。
写真の上は、いつか撮りたかった構図です。このおばあさんは91歳ですが、シルバーカーを押しながらこの畑に通って農作業をしています。ちょうどこの日はおばあさんがいらっしゃったので了解をいただいて撮りました。前から親しくしていたのでカメラ目線です。
自分の足で歩いてスローな一日を過ごすと、多くの出会いがあります。人であったり風景であったり動植物であったり・・・・そんな出会いが”生きる”ということかもしれないなと思ったスローな一日でした。
下の写真は5月1日現在の山ノ内の桜です。今真っ盛りです。
5月1日の山ノ内町の桜
山手から見た山ノ内町

2011年5月1日日曜日

にぎわった宇木の古代桜祭り


4月29日、宇木の古代桜祭りが行われていました。お茶、リンゴジュースサービスやおでんのサービスが隆谷寺や宇木の区民会館でありましたが、保存会の皆さんの笑顔や会話が桜を見に来た方にとても喜ばれていました。

地域の宝の古代桜をもとにして人と人の温かなつながりを作ることは、地域コミュニティー作りでもあると強く思いました。