自分の写真
 長野県の北部にあり、志賀高原や山ノ内温泉郷等の観光地、リンゴ・ブドウなどの果物畑、自然豊かな高原を自負している山ノ内町の中央公民館です。また、温泉を楽しむニホンザル(スノーモンキー)でも有名になり、外国からのお客様も多くなりました。このブログでは、山ノ内町の公民館活動を始め、伝統文化、行事、人々の営み、文化財、季節、自然などの情報を発信し、故郷山ノ内町を見つめ直したいと思います。   

2012年5月31日木曜日

「桜の木に芋虫がぎっしり付いています!!!」その正体は

「「桜の木に芋虫がぎっしり付いています!!!」と蟻川図書館から連絡がありました。もう毛虫が付いているのかな・・・と行ってみると、桜の葉に芋虫のようなものがたくさん付いています。遠目で見れば芋虫のようにも見えますが、どうも葉が変形しているようです。

こぶの裏は割れています。さらに、こぶを割ってみると中には何やら小さなツブツブが入っています。「コレは・・・・・」とさらに観察すると、なんと動いているではありませんか。どうもアブラムシのようです。

インターネット画像検索で「桜 害虫 病気」と入力して検索すると同じようなものが出てきました。本名は「ササキコブアブラムシ」というようです。サクラコブアブラムシなら話は分かるのですが、ササキと付いているので、佐々木さんにとっては迷惑なことです。なぜササキなのかは、これから調べてみたいと思います。

このササキコブアブラムシ、夏の間はヨモギなどに付き、初夏には桜に付いているそうです。いずれにしても、駆除しなければ桜が弱ってしまいます。付いている枝を切って焼却するのが一番手っ取り早いようです。去年はアメリカシロヒトリ、今年も早々にササキコブアブラムシ。植物は毎日見ていないと何が起きているか分かりません。

2012年5月30日水曜日

中央公民館長杯マレットゴルフ大会が行われました

恒例の「山ノ内町中央公民館長杯マレットゴルフ大会」が5月27日(日)夜間瀬川河川敷にあるマレットゴルフ場で開催されました。

18回を数える今回の大会には町内から78名の皆さんが参加され、五月晴れの下で36ホールのコースで日頃練習した成果を競い合いました。

36ホール、パー144というコースですが、上位入賞者は120台前半で回ったということです。20アンダー以上のすごい成績です。ホールインワンを達成された方も3人いました。

男女それぞれ優勝された方に、中央公民館長からカップが渡されましたが、ご夫婦で優勝されたということで参加者から冷やかされたり拍手を浴びていました。

河川敷マレットゴルフ場は芝がきれいに刈り込まれていましたが、山ノ内町MG協会の皆さんが整備されているそうです。仕事に出かける前など忙しい中の整備には頭が下がります。


2012年5月29日火曜日

竹細工教室、ふるさとてくてく散歩のご案内

★ワンコイン★ふるさとてくてく散歩参加者募集

ふるさとを再発見するてくてく散歩を次のとおり開催します。
今年は志賀高原ロマン美術館をスタートし、歩いて町の歴史・文化財をめぐりながら、地獄谷野猿公苑へ向かいます。

【行き先】 美術館⇒豪雪の館⇒上林不動尊⇒野猿公苑⇒旧上林スキー場周辺(昼食)⇒廣業寺⇒美術館




日 時   6月10日(日) 8:45~13:00の予定 8:45文化センター前出発 ※昼食持参
定 員   30名(定員になり次第締切)
参加費   500円
申込み   6月5日(火)まで

【問】山ノ内町中央公民館(山本・小林) ☎33-1120 ㈲7752


★竹細工教室開催 ~ 根まがり竹で皿やザルを作ってみませんか ~ 
須賀川の竹細工は、長野県の伝統的工芸品に指定されており、根曲竹で作った皿やざる、かごは丈夫で長持ちし、美しいことから多くの人達に愛用されています。あなたも専門家の人達に教えてもらいながら作ってみませんか。

開講日 6月7日(木) 19:30~21:30
場 所  町文化センター    
参加費 4,000円(材料費別途) 
申込み 6月5日(火)までに下記へご連絡ください。 
【問】山ノ内町中央公民館(山本・小林) ☎33-1120 ㈲7752


2012年5月28日月曜日

春のハイキング「妙義山麓」のご案内

毎年大勢の皆さんに参加していただき好評の「春のハイキング」を今年も開催いたします。実施に先立って、5月24日、中央公民館体育委員の皆さんが下見をしました。

妙義山は奇岩怪石の山として有名で、日本三大奇勝の一つにもなっています。また、国の名勝に指定され、日本百景に選定されている山です。今回はその山麓でハイキングをします。

下見をして景色がとても美しいコース、また岩場やクサリ場もあって変化に富んでいるコースだということです。しかし体力、脚力も必要ですし、靴もそれなりの靴が必要とのことです。

申し込み要項は、5/23町内全戸配布「広報やまのうち伝言板」をご覧ください。なお、町のホームページにも掲載されています。


☆下仁田町『妙義山』 春の町民ハイキング参加者募集

今年の春のハイキングは、群馬を代表する上手三山の一つで、日本三大奇勝にも数えられ荒々しい岩肌が創り出す自然景観の美しい「妙義山」です。 妙義神社から自然を十分に満喫できる「関東ふれあいの道」、気軽に登れる「石門めぐり」をします。

  • 日  時 6月24日(日) 【午前7:00 文化センター前出発】
  • 行き先 群馬県下仁田町「妙義山」     
  • 定  員 30人(定員になり次第締切)
  • 参加料 大人4,000円  中学生以下3,000円
  • 申込み 6月18日(金)までに下記までご連絡ください。
【問】山ノ内町中央公民館(山本・小林) ☎33-1120 ㈲7752


参考資料:富岡市観光情報サイト「富岡浪漫紀行」には地図や動画もありますのでご覧ください。


2012年5月25日金曜日

「わたし林芙美子展」座談会・講演会のおさそい「志賀高原ロマン美術館」

志賀高原ロマン美術館で開催中の「わたし林芙美子展」にあわせて、明日5月26日(土)午後1時30分から志賀高原ロマン美術館で座談会と講演が行われます。

今回の展覧会の準備中、林芙美子が川端康成に送った書簡の前半部分が見つかりましたが、その後半部分が尾道市で所蔵していることが分かり、今回の発見で完全なものとなりました。また満州で書いた「凍れる大地」の草稿も発見されるなど貴重な資料が今回の展覧会に展示されています。
川端康成宛の書簡
 明日は、山ノ内町角間温泉にある林芙美子文学館長の黒鳥正人さん、画家の山本秀麿さんの座談会と今回の発見等に指導していただいた広島。福山大学名誉教授の久保卓哉さんの講演があります。是非おいでください。


日食の写真を公民館に貼りませんか?

5月21日の早朝からの日食は素晴らしい天体ショーでした。山ノ内町では金環食帯から外れていたので、部分日食でしたが好天に恵まれて最初から最後まで楽しむことができました。

公民館ロビーに日食の経過写真を掲示したところ、「ケータイで撮ったらこんな面白い写真が撮れましたよ」「木漏れ日の日食が撮れました」と写真を持ってきてくださる方がいたので、「私の撮った日食」という掲示コーナーを設けて掲示し始めました。

このブログをご覧になった皆さん、山ノ内町以外、県外の皆さんもそんな写真がありましたら、山ノ内町中央公民館にメールで送っていただければ嬉しいです。

2012年5月24日木曜日

山ノ内町公民館の館報コンクール

山ノ内町には中央公民館と4地区館(東部、南部、西部、北部)、そして22の分館があり、地域コミュニティーの充実活性化に様々な活動をしています。その活動の中に公民館報を作成し情報を発信しています。今回平成23年度の館報についてのコンクールが行われ各賞が決定し、昨日の館長主事会議の席上表彰式を行いました。


○中央公民館長賞  菅分館「みさ和」
○優秀賞        西部公民館「よませ」
○優秀賞        本郷分館「ほんごう」
○優良賞        佐野分館「佐野」
○奨励賞        南部公民館「笠ヶ岳」
○努力賞        穂波温泉分館「穂泉」



どの館報も地域の活動や伝統文化、出来事、歴史など写真を効果的に入れて親しみやすい内容、読みやすい紙面の館報でした。今回入賞した館報は、その中でも内容や紙面作り、見出しの言葉や字体などで工夫や苦労の後が特に優秀でした。

入賞した館報は中央公民館1階ロビーに掲示してありますので来館の折りにご覧ください。

2012年5月23日水曜日

心を和ませるお出迎え・・・季節の花たち

「ロビーにいい香りがしますね。何の香りですか」と利用者さんがお聞きになります。

中央公民館の自動ドアを開けると、いい香りがしてきます。この香りは玄関と窓口に飾られたフジ(左)とキングサリ(右)から漂ってくる香りです。今年も地域の方から中央公民館に飾ってほしいと持ってきていただいたものです。

蟻川図書館の庭園にもいろいろな花が咲き始めました。エビネ、ウノハナ、など季節を感じさせてくれる花がこれから咲き、来館者を迎えてくれます。

花とともに職員も笑顔とおもてなしの精神で来館の皆さんをお迎えし気持ちよく利用していただきたいと思っています。

※H23中央公民館つれづれ草
  「卯の花は匂うの??も参考にご覧ください。」http://kouminkan.blogspot.jp/2011/05/blog-post_26.html


2012年5月22日火曜日

昨日の朝、山ノ内町でも日食が見えました

5月21日、予告通りというのか計算通りというのか、山ノ内町でも金環日食とはなりませんでしたが、部分日食が観測できました。

いつもより早起きをして観測した皆さんも多かったと思います。山ノ内南小学校では希望した児童が集まって観測会を行いました。

山ノ内町では6時20分過ぎに日食が始まり、7時35分ごろ最大食となりました。そして9時過ぎには日食が終わりました。日食が進むにつれてやや暗くなり、木の陰も薄くなりましたが日食が終わるとまぶしい太陽が戻ってきました。

下の写真は、天文ソフトで合成した写真です。途中が途切れていまい連続写真ににはなりませんでした。

6月4日には部分月食、6日には金星が太陽面を通過するという天体ショーが待っています。これも楽しみです。

2012年5月21日月曜日

キッズコカリナ教室が始まりました。


1998年冬季オリンピックに際して整理された木を生まれ変わらせたいという願いから、小さな木の笛「コカリナ」が生まれました。そんなことから山ノ内町は、「コカリナが生まれた町」を自負し、コカリナ演奏が盛んです。2002年ソルトレイク冬季オリンピックには、山ノ内町から子どもたちがコカリナ演奏に出かけたこともあります。

それから歳月がたち、コカリナを演奏する子どもたちが少なくなってきました。そこで山ノ内町中央公民館では子どもたちにコカリナに親しんでもらいたいという願いで、「キッズコカリナ教室」を始めました。月2回教室を開き、今年の総合文化祭に出演できることを目標にしています。

第1回目の教室は5月19日(土)、20人の子どもたちが集まりました。まず「マイ・コカリナ」の製作です。コカリナの製作をされている大熊さんがあらかた仕上げてきたコカリナに、ヤスリがけやオイル塗り込みをしてマイ・コカリナの完成です。その後は持ち方や音出しをして第1回目は終了となりました。

まず自分のコカリナを選びます


うたぐちにヤスリをかけます。クマは大熊工房の焼き印です
大熊さんに見ていただきます
オイルを塗り込みます


マイ・コカリナの音出しです


2012年5月17日木曜日

南小6年生の「おいでよ山ノ内町」パンフレット

山ノ内町の南部地区にある町立南小学校の6年生は、5年生の時「総合的な学習」で山ノ内町の将来について学習しました。

学習を積み重ねていく内に、「山ノ内町には素晴らしい宝がたくさんある。その宝をもっともっと誇りに思い大事にすることが町を豊かにするのではないか」という思いになったそうです。

今年3月には町の理事者や議員さんに向けて提言を中央公民館がある文化センターで発表しました。子どもたちの誠実な姿や町を思う心に触れて多くの皆さんが感動しました。

先日長野駅東西通路で子どもたちが長野駅を降り立った方々に「おいでよ山ノ内町」という手作りのパンフレットを配布する活動を行いました。このパンフレットには、自分たちが調査した「山ノ内町の宝」として「自然の恵みの雪」「水資源」「星」「ホタル」「温泉」「温泉に入るサル」「コカリナ」「農産物」などが紹介されています。

長野駅での活動を受けて、東京への修学旅行中(5/30 午前9:15頃)京成上野駅で街頭の活動を実施するという計画です。見かけられたら声を掛けていただければ子どもたちも励みになると思います。

謙遜なのか「山ノ内町・・何にも自慢はねえやさ」という大人もいる中、子どもたちが故郷に目を向けて自信と誇りを持って発信する活動に、町民としてただ感動してばかりはいられないぞと思うのです。子どもたちのように、一歩前に歩み出すことが大事だと教えられた思いです。


2012年5月16日水曜日

今年もツキミソウの種をまきました

昨年「これが本当のツキミソウです」と中央公民館利用者の皆さんにお分けしたツキミソウの種を今年もまきました。封筒の中に入れておいた昨年の子房を割ると、中には芥子粒のように小さな種が規則正しく並んでぎっしりと詰まっています。生命の神秘や不思議さを小さな種から感じます。

ツキミソウの種

このポットの中にバラバラとまきました。続々と芽が出てくることを待っています。
5/15


これがツキミソウの花です。






2012年5月15日火曜日

山ノ内町は今、リンゴの摘花が進んでいます

昨日は朝からすっきりとした快晴の一日でした。中央公民館からリンゴの花越しに、北信五岳の一つ、妙高山がくっきりと見えました。先日の降雪で春先に戻ったような白い山肌とリンゴの白い花が美しく調和しています。

そんな朝、温かな日差しに誘われて、中央公民館の草地にベニシジミが羽を広げていました。

ベニシジミの食草を調べてみると、ギシギシやスイバだそうです。この草地にもギシギシやスイバがあります。いわば雑草なので除草をしなければなりませんが、食草ということを知ってしまうと除草にも躊躇してしまいます。

2012年5月14日月曜日

5/12 志賀高原ロマン美術館のワークショップ

志賀高原ロマン美術館では、現在開催中の「わたし林芙美子」展にあわせて着物地で誰にでもできるクラフトのワークショップを開催しました。

「着物のはぎれで鯉のぼりをつくろう!」と題して参加を募ったところ、定員一杯の盛況。 この日集まった20人の皆さんは、講師のクラフトデザイナーで須坂に拠点を置くアオキタカエさんの指導で、着物地を思い思いに切ったり貼ったりしてカワイイ鯉のぼりを制作していました。

アオキさんが用意してくれた材料
親子で参加する方が多かったです

杏の枝に針金でつるして完成
自分だけのオリジナル鯉のぼり
完成した鯉のぼりと記念撮影

志賀高原ロマン美術館これからのイベント

◆「わたし林芙美子――没後60年記念 山ノ内に刻まれた足跡」 
同時展示:山ノ内を訪れた文化人
――伊藤深水 川端康成 中島清之 竹久夢二 棟方志功 ほか――
2012年4月21日(土)~6月24日(日)

◆座談会「林芙美子――角間でのすがた」
林芙美子と実際に出会ったお2人のお話を聞きませんか?
黒鳥正人(林芙美子文学館館長)、山本秀麿(画家)
日時:5月26日(土)14:00~
会場:2階展示室
料金:参加無料(要入館料)

◆「音楽のあるギャラリートーク」
展覧会の見どころのご紹介
あわせて林芙美子の時代の音楽も楽しみませんか?
日時:6月2日(土)14:00-15:00
会場:2階展示室
料金:参加無料(要入館料)

2012年5月11日金曜日

「ぼくらやまのうち探検隊!!」東小6年生の取組み

ぼくら、やまのうち探検隊!!」と題されたリーフレットが作成されました。このリーフレットは、山ノ内町立東小学校6年生(現中学1年生)が昨年度総合的な学習で、学区内を取材・探検してその成果をまとめたものです。
A1大のカラー仕上げリーフレットで、裏には学区内の探検すごろくが付いていて家族でも楽しめるように工夫されています。
作成した6年生は
【1組】「取材の時に行ったことのない所の人に取材して知らなかったことを知ることができた」「やったことのないことをするってワクワクするんですね」「完成したときは思わずはしゃぎました」
【2組】「みんなで楽しみながら知ってもらえると思ってすごろくを作りました。たくさんの人にすごろくをやってもらって山ノ内のことを知ってもらいたいです」と感想を書いています。

本年2月には、南小学校5年生が山ノ内町活性化のアイデアをまとめ、保護者や町理事者、議会議員の皆さんに発表しましたが、子どもたちがふるさとに目を向けて学んでくれることは嬉しい限りです。
また、南小学校6年生は5年生の学習を発展させて、昨日は長野駅でPR活動をしました。また東京への修学旅行で山ノ内町をアピールする取組を計画しています。


2012年5月10日木曜日

テクテクふるさと探訪「上林」の下見

6月10日(日)に山ノ内町文化協会と中央公民館共催で郷土の自然や文化を訪ねて歩く「テクテクふるさと探訪(上林)」を計画しています。この企画は、2002年に文化協会と中央公民館が作成した「山ノ内の文化と自然マップ」を活かして、町の宝を再確認、再発見したいと計画しました。

午後から天気が崩れるという天気予報が出ていましたので、午前中に文化協会役員さんと下見に行きました。「わたし林芙美子展」が開催中の志賀高原ロマンロマン美術館をスタートし、豪雪の館、志賀山文庫、上林の旅館通り、「千駄焼き」で名の知れた上林不動尊、そして地獄谷まで足を伸ばしました。地獄谷への遊歩道には、スミレなど春の花が可憐に咲いていました。

地獄谷では、野猿公苑、天然記念物の大噴泉、ちまきで有名な後楽館を訪ねました。野猿公苑は餌付けされたニホンザルが温泉に入ることで世界的にも有名ですが、この日温泉には入っていませんでした。お聞きすると、冬期間しか入らないということでした。それでも春の自然の中で様々な姿を見ることができました。今年に入って10頭の子ザルが誕生したそうです。可愛らしいつぶらな瞳が印象に残りシャッターを切りました。

1ヶ月後に本番を迎えます。町広報の伝言板や有線放送でご案内をしますので、多くの皆さんに参加していただきたいと思います。



2012年5月9日水曜日

5月21日の朝、日食を見ましょう

5月5日の満月は「スーパームーン」と呼ばれるくらい、いつも見る月より大きさで14%、明るさで30%増という、大きくて明るい満月でした。8時半頃外に出てみるときれいな満月が東の空に浮かんでいました。


今年は天体ショーの当たり年ではないかと思います。
5月21日(月)には太平洋岸を中心にして「金環食」を見ることができます。残念ですが山ノ内町では金環食にはなりませんが、太陽がかなり大きく月に隠れて欠ける様子を見ることができます。
6時20分頃から欠け始めた太陽は、徐々に欠け方が大きくなり、7時半過ぎには山ノ内町で見える最大食となります。

次回に金環食が日本で見られるのは、2030年に北海道で、2041年に本州中部です。今回の金環食は日本各地で観測できるので注目されています。
通常の太陽

最大食の予想図

日食を見るときは注意が必要です。
昔々は下敷きで見たり、ガラスにロウソクで墨をつけたりして見たことがありますが、これは厳禁です。間違っても双眼鏡や望遠鏡で直接見たり、カメラのファインダーをのぞいてはいけません。目を痛めます。


専門の日食観測用のメガネが市販されていますので、それを使用するのがいいと思います。または厚紙に小さな穴を空けてそこを通った太陽の像を地面やちがう厚紙に写して間接的に見るといいと思います。

今回の日食について詳しく説明しているホームページがありますので紹介します。
「日食ナビ」は ↓ 
http://eclipse-navi.com/index.html

山ノ内町での見え方は ↓
http://eclipse-navi.com/20120521/kakuchi/04_koushinetsu/20/205613.html

観測の注意は ↓
http://eclipse-navi.com/kansatsu/kinshi.html

2012年5月8日火曜日

北部「大持坂集落」の古い写真

町内で歴史に詳しい方から今は廃村になった「大持坂(だいもちざか)集落」の古い写真をいただきました。昭和42年、すでに廃村になっていた集落跡を訪ねて撮影したものだそうです。
大持坂集落全景
大持坂は、北部地区裏落合集落と木島平村の境を流れる樽川上流にあった集落です。そこには水田跡や屋敷跡が残り、杉苗が伸びていて、かつて人々が生活していた姿を彷彿させます。また集落内に六地蔵が残り信仰心の篤かったことも想像されます。 

大持坂は「かたくりの里」と呼ばれていましたが、そのいわれについて「やまのうちの民話」に載っています。「冷夏で飢饉となり、ドングリやフキ、ワラビ、ヤマイモも底をつき食べるものに困った大持坂の住民が寄り合って対策を考えましたが、うまい考えが浮かびません。そんなとき善さんという村人が夢の中に神様が現れ、川の上流を上って東をみなさいというお告げをもらいました。村人が行ってみると、そこには赤紫色のカタクリの花が一面に咲いていました。村人はカタクリの根を掘り食料にして飢饉を乗り越えました。」という内容です。
大持坂への道ばたでカタクリの花にとまるスジグロシロチョウ
過疎化の波がこの大持坂集落に押し寄せて廃村となりました。逆に最近では町内に古民家を購入して移り住む人も増えてきています。そんな皆さんと地域の交流も進んでいます。

2012年5月7日月曜日

おら方の「桜の名所」~南部地区~

5月2日、前南部公民館長から「おら方の桜もいいもんだよ。来てみてくんねかい」と電話でお誘いがありました。山ノ内町には千歳桜を始め、平和観音の桜、穂波の堤防の桜などたくさんの名所がありますが、まだまだかくれた名所があります。

その一つに南部地区の「卯山袖山の桜」があります。今回お誘いをいただいた桜がこの「卯山袖山の桜」です。
ライトアップされた桜を目当てにリンゴ畑の中の細い道を上っていくと「卯山袖山活性化組合」の皆さんが集まってお花見をされていました。
組合長さんのお話ですと、今から20年前原野化してしまう農耕地を何とかしたいという願いで、桜を植樹したり山菜を植え付けたそうです。以来ソメイヨシノやシダレザクラなど300本あまり植樹し今に至っているそうです。活性化組合員10軒の皆さんの夢は、細い道を拡幅して町民や観光客の皆さんにも気軽に訪れることができる名所にしたいということです。

やや肌寒いお花見でしたが、活性化組合員の皆さんの熱い思いや温かなおもてなしに心が温かくなりました。

2012年5月2日水曜日

県内外から賑わった「古代桜まつり」

山ノ内町西部地区の宇木区には樹齢850年の「千歳桜」(エドヒガンザクラ)を始めとした一本桜が5本点在しています。この桜を地域おこしに活用しようと、古代桜の会を結成し、保存活動をされています。

28日、29日の両日は、とてもいい天気に恵まれ北信五岳もすっきりと見える絶好の花見日和になりました。隆谷寺の桜をスタートに、大久保の桜、千歳桜、大日庵の桜、区民会館前の桜を約2時間半かけて写真を撮りながら歩きました。各場所には県内外から古代桜を見ようと大勢のお客さんがいらっしゃいました。

最後の宇木区民会館では、古代桜の会の皆さんが、キノコ汁、お茶などで「おもてなし」をされていました。アコーディオンの演奏もあり和やかな雰囲気の中、花見を楽しみました。

桜は見頃が過ぎた感がしますが、これから山ノ内町はモモ、プラム、リンゴの花がきれいな季節になります。
ピンク色はモモ、白はプラムです。



2012年5月1日火曜日

電子レンジで押し花「いきいきフレンド」

山ノ内町町子ども会が実施している「いきいきフレンド~春の色探し~」が、4月28日(土)西部地区「よませふれあいセンター」を会場に開催されました。

まず近くの野原や道ばたの散策です。春の野草を探しました。
ヒメオドリコソウ、カキドオシ、オオバコ、スミレ、ナズナなど
普段何気なく見ている野草を観察しながら採集しました。

 西小学校のサクラが満開でした。
サクラの花びらをいただきました。

ふれあいセンターに帰ってからは採集した野草を
押し花にしました。今回はインスタント押し花です。
セラミックタイルに野草をサンドイッチに挟み込んで
500Wで約1分で押し花ができました。

できた押し花を名刺大の紙の上に丁寧に並べます。

ラミネートに挟み込んでラミネータを通すと完成。

どの子も「これはお母さんに。これはお父さんに。」と何枚も作っていました。とってもいい表情で終えることができました。