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 長野県の北部にあり、志賀高原や山ノ内温泉郷等の観光地、リンゴ・ブドウなどの果物畑、自然豊かな高原を自負している山ノ内町の中央公民館です。また、温泉を楽しむニホンザル(スノーモンキー)でも有名になり、外国からのお客様も多くなりました。このブログでは、山ノ内町の公民館活動を始め、伝統文化、行事、人々の営み、文化財、季節、自然などの情報を発信し、故郷山ノ内町を見つめ直したいと思います。   

2010年10月31日日曜日

山ノ内町総合文化祭(2日目)


山ノ内町総合文化祭は2日目を迎えました。2日目は展覧会にあわせて駐車場で「あおぞら広場」を開催しました。台風の影響は全くなく、時々太陽の光も差し込むいい天気になり、会場ではフリーマーケット、体験コーナー、尺八、コカリナ、ハーモニカ、カラオケなどで参加者の皆さん方が一緒に楽しまれました。

3日には芸能祭が行われます。どうぞおいでください。

2010年10月30日土曜日

山ノ内町総合文化祭(一日目)

第41回山ノ内町総合文化祭が始まりました。台風接近であいにくの小雨模様の中でしたが、午前中から大勢の皆さんにおいでいただき、町民の皆さんの力作を熱心に見ていただいています。

出品者の皆さんがお茶を振る舞って談笑するなど心(ハート)のこもった”おもてなし”をされる会場もあります。作品を鑑賞していただいて「はっ!!」、会場で「ハート」でふれ合って、芸術で「アート」。あわせて「はっアートフルな交流を」というコピーを考えました。3階の展示は明日までですが、3日まで展示をしていますのでぜひおいでください。
菊花展も湯田中駅前「楓の館」で行っています。出品者の皆さんが丹誠込めて育てた見事な菊ばかりです。また地元で菊作りを長くされている方の見本となる菊花も展示してあります。山ノ内北小学校6年生の作品も展示されていますので、楓広場の「足湯」につかりながら、また長野電鉄特急「ゆけむり号」を見ながら、菊もご覧ください。

明日31日は展覧会にあわせて「あおぞら広場」が行われます。フリーマーケット、キノコ汁サービス、音楽演奏など盛りだくさんです。台風の影響が心配ですが、晴れることを祈って準備をしています。

2010年10月29日金曜日

サークル紹介「やまぴよカラーズ」

山ノ内町と中野市を中心に活動されている音楽サークル「やまぴよカラーズ」は、学生時代に吹奏楽で活躍された皆さんで結成し音楽活動を楽しんでいらっしゃいます。
昨年結成し主に山ノ内町中央公民館で練習しています。小さなお子さんを連れて練習に参加され、とてもアットホームな雰囲気です。

今度の山ノ内町総合文化祭ではスタジオジブリメドレーや龍馬伝テーマ曲など発表されます。また保育園などにも訪問し子どもたちに演奏をしています。子育ての真っ最中、仲間と集って音楽活動をされていることは、とてもすてきなことだと感じました。

2010年10月28日木曜日

第1回アットホームプラザのご案内(内田良子先生講演)

平成22年度「アットホームプラザ」(家庭教育講座)を、11月5日(金)午後2:20から、心理カウンセラー内田良子先生をお迎えして山ノ内中学校体育館で開催いたします。

内田良子先生は心理カウンセラーとして、子どもたちの不登校、ひきこもり、いじめなどの問題について、全国各地で講演をされておられます。
当日は「いじめ・不登校で悩む子どもたち~心とからだの声をきく~」という演題で講演をしていただきます。
大勢の皆さんの聴講をお待ちしています。

第2回目のアットホームプラザは11月12日(金)、北信圏域こころの相談センター精神保健福祉士小巻佳人先生に山ノ内西小学校で講演していただきます。

2010年10月27日水曜日

初雪で里山の中腹まで雪景色です

(上)高社山 (下)文化センター近くの里山

昨日から冬型の気圧配置となりました。北海道では札幌にも初雪が降ったというニュースがありました。

山ノ内町でも昨日午後、国道292号志賀高原渋峠から草津温泉まで積雪のため通行止めになりました。今日10時解除の予定でしたが当面の間通行止めが延期されました。その後14時通行止めが解除されたというアナウンスがありました。

写真は今朝(10/27)の里山の様子です。中腹まで雪化粧しました。

上の写真の山は、ふるさとのシンボル的な山「高社山」ですが、山ノ内町や中野市では、「高社山に雪が3回降ると郷にも雪が降る」といわれています。さて今年はどうなるのでしょうか。

山ノ内町総合文化祭(芸能祭)プログラム紹介

第41回山ノ内総合文化祭は今週末10月30日から11月3日まで開催されます。展覧会参加、芸能祭出演の皆さんは、今最後の仕上げ、練習に余念がありません。

展覧会は全期間開催しますが、10月30日(日)には文化センター駐車場で「あおぞら広場」が開催されます。農産物や雑貨、陶器、手作り小物などのフリーマーケット、音楽ステージ、キノコ汁の無料サービスなどが予定されています。

また11月3日(文化の日)には、文化センター3階ホールにおいて芸能祭を開催しますが、芸能祭のプログラムができあがりましたのでご覧ください。(プログラムをクリックすると拡大できます)
なお時刻は予定時刻ですので早まったり遅れたりすることもあります。
皆さんのご来場をお待ちしています。

2010年10月26日火曜日

よませ保育園の人権・同和教育公開保育


10月22日、山ノ内町西部地区にある”よませ保育園”で、人権・同和教育公開保育がありました。園では「幼児期における人権感覚の育成をめざして」というテーマで保育に取り組んでいますが、今回の公開保育では、年長児が計画した「ちびっこ運動会」に年中児を招待して一緒に運動会を楽しむ中で「人権感覚」を育成するという内容でした。

子どもたちの言葉や行動の中に、確かに人権感覚が育っているなと思わされることがたくさんありました。たとえば、楽しい運動会当日欠席した友達の名前が、どの子からも自然に出てきました。また先生が「さみしいね。早く良くなってほしいね」と語りかけると、どの子も自然にうなずいたり、「そうだね」と言うのです。

年長児は運動会の役割を全員が持っていました。自分たちで運営すること、年中児をリードすることで、自尊感情を持てるように保育が計画されているなと思いました。運動会の中ではルールを守ること、力を合わせること、応援することなどで子どもたちの人権感覚の育成を考えられているようでした。

楽しい運動会の後、教室に戻った子の中に、泣いている子がいました。先生が「なぜ泣いているのか教えて」と聞きますと、「くやしかった」とはっきり話しました。先生は「そうだね、がんばったから悔しいんだね」とその子に寄り添った言葉がけで、その子を認め、フォローされるのです。その先生の言葉できっと救われたと思います。

温かな先生方や友達の中で、どの子にも人権感覚が育っていると思わされる公開保育でした。


2010年10月25日月曜日

湯薫亭(一茶 井泉水 記念俳句資料館)で一茶を尋ねる

湯田中は俳人一茶が51才から65才で亡くなるまで足しげく訪れ、長期間滞在した地です。その関係で一茶晩年の日記類、遺墨が伝えられています。
大正6年、松尾芭蕉の研究家でもあった荻原井泉水が、一茶が逗留した旅館を訪れ残された一茶の資料を見て、一茶の偉大さに打たれ一茶の研究、出版をしました。
湯薫亭(とうくんてい)は井泉水(せいせんすい)が一茶の研究にいそしんだ旅館の離れだそうです。湯薫亭には一茶の貴重な墨跡、井泉水などの墨跡が展示されています。7月のブログ「一茶の句碑紹介」で紹介した句碑について書かれた書簡「田中河原の記」のコピーも展示されています。

今年は湯薫亭開館10周年記念として、イベントが計画されています。詳細はチラシをご覧いただくか直接お問い合わせください。

過去ブログ「一茶の句碑紹介」

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2010年10月22日金曜日

やまのうちフルーツの里ブラッシュアップ&キノコ品評会


10月21日、中央公民館を会場にして「第1回やまのうちフルーツの里ブラッシュアップ&キノコ品評会」が行われました。
山ノ内町は全国に誇るおいしい果物がたくさんとれます。生産者の皆さんが、おいしい果物をたくさん食べていただきいたいという願いのもと、日々努力されています。今回の品評会は、リンゴ「シナノスイート」とブドウ「種なし巨峰」の2部門のでの審査でした。審査員の審査の結果、町長賞を始め各賞が決まりました。

色つきが良く、糖度も高い山ノ内町の果物を是非ご賞味ください。

2010年10月21日木曜日

玄関を飾る見事な菊盆栽

地域の方から中央公民館玄関を飾る盆栽を展示していただきました。
写真で見ていただけるように、”懸がい”と”根上がり”の菊の盆栽二種類です。

いよいよ菊が美しい季節です。10月30日から「山ノ内町総合文化祭」で、湯田中駅前「楓の館」付近では菊の展示を行います。子どもたちが学校で育てた菊も展示されます。ぜひおいでください。



2010年10月18日月曜日

秋の町民ハイキング(乗鞍高原)

10月17日(日)山ノ内町中央公民館主催の「秋の町民ハイキング」が乗鞍高原で行われました。

50名の参加者は乗鞍高原畳平までバスで移動しました。途中紅葉が美しくバスの中から楽しむことができました。畳平付近は紅葉する樹木がなく紅葉を楽しむ事はできませんでしたが、好天に恵まれ穂高連峰、槍ヶ岳の姿をしっかりと見ることができました。現地で剣が峰コースと富士見岳コースの2班にわかれてハイキング(登山)をしましたが、気温が3℃ということで高原の厳しさも経験することができました。

参加者の皆さんは防寒具をしっかり着けていたのですが、観光バスで来られた方の中には、短パンで散策をされる女性もいて非常に寒そうでした。

中央公民館では、春のハイキング、夏の町民登山、そして今回の秋の町民ハイキングを実施しましたが、本年度末、春先に「かんじきツアー」も計画する予定です。

2010年10月15日金曜日

総合文化祭を目ざして(志賀焼クラブ)

文化センター工作室を利用されている「志賀焼クラブ」のみなさんは、総合文化祭に出品あるいはあおぞら広場で販売する作品づくりに、今余念がありません。

今年文化センターの外壁工事のため焼成ができない時期が続きました。その間は素焼き、本焼き前の作品づくりをされました。
外壁工事が終わり、今は本焼きを集中的にされています。素焼きした作品に、釉薬をつけ1230℃の高温で本焼きをするのですが、本焼き中は温度管理に神経を集中します。8時間~9時間かけて1230℃まで温度を上げます。

総合文化祭では力作が展示されますし、また”あおぞら広場”では毎日使えるような作品が販売されます。楽しみです。

総合文化祭に是非足をお運びください。

2010年10月14日木曜日

とりで街道の観音


昨日10月14日「とりで街道」を歩いてきました。
木島平村糠塚街道の西三十三番観音と同じ場所に、とりで街道、秋一番の十一面観音があります。そこから約3.6kmのとりで街道沿いに観音像の石仏が34体たっています。
とりで街道の観音像は、山ノ内町の有形民俗文化財に昭和54年に指定されていますが、傷みが激しかったり、あるいは所在が分からなくなったものについては、新しい石仏が置かれたり横に新しい物を並べたりしてありました。
約3.6kmの道のりを熊よけの鈴を付けて、道ばたのジコボウ(ぬめりいぐち)を採ったり写真を撮ったりして楽しく歩くことができました。ただヌスビトハギなどの種子がズボンについて閉口しました。




2010年10月13日水曜日

第41回山ノ内町総合文化祭のお知らせ


第41回山ノ内町総合文化祭が10月30日(土)から11月3日(水)に開催されます。この文化祭は「文化と芸術を通して活力のある元気な町を作ろう」という目標を掲げ、町内の各種サークル活動をはじめ個人で活動されている方々に、展覧会、芸能祭、菊花展、あおぞら広場の場で発表していただくものです。

今年は、展覧会に44団体、芸能祭に23団体、あおぞら広場に10団体の皆さんが参加申し込みをされています。家族、友達などお誘いあってお出かけください。きっと、「人や物、事」とのいい出会いが待っていると思います。

2010年10月12日火曜日

山ノ内町 第53回「全国煙火競技大会」が行われました。


 第53回「全国煙火競技大会」、同時開催「第27回長野県後継者花火コンテスト」が、10月11日(月)(体育の日)に山ノ内町で開催されました。

好天に恵まれ大勢の皆さんが交通止めとなった堤防で見事な花火を楽しみました。堤防ばかりでなく平和観音様の高台などから花火を楽しんだり写真を撮ったりする方も大勢いらっしゃいました。
掲載した写真は、平和観音様の高台、弥勒菩薩のお堂の下で撮りました。よく見ていただくと平和観音様がシルエットで写っています。

中央公民館では花火ギャラリースペースを設けますので、撮影された写真をお持ちいただければ展示させていただきます。

2010年10月8日金曜日

中学生 図書館で職場体験学習

10月7日(木)8日(金)の2日間、山ノ内中学校2年生二人が蟻川図書館で職場体験学習を行いました。
職場体験学習は、「生徒が事業所などの職場で働くことを通じて、職業や仕事の実際について体験したり、働く人々と接したりする学習活動」と文科省は定義しています。
初日、緊張気味、神妙な表情で図書館長から「体験は経験と違う。実際に図書館職員と同じ仕事をしていただく。来館者に気持ちよく読書していただいたり借りていただくために気配りをしてほしい。まずあいさつをしっかりすることを心がけて欲しい」という話を聞きました。そして辞令と名札を受け取った二人は、早速図書館職員の指導で書架整理や貸し出し業務を体験しました。
2日目には、目の不自由な方への朗読サービスも行いました。初めての体験でしたが「喜んでもらって嬉しかったです。」という感想を聞くことができました。この2日間で働くことの喜びや厳しさを体で感じた二人だったと思います。

2010年10月7日木曜日

「ふじ」の葉摘みに忙しい時期です。

山ノ内町のリンゴ農家では、「ふじ」の”葉摘み”に忙しい時期を迎えました。

葉摘みは果実にまんべんなく日光をあてて赤く着色するために行う作業です。しかし、ただ葉を摘めばいいものではなく葉の働きの違いを見極めながら摘まなくてはいけないということだそうです。

また”玉回し”といって日光が全体に当たるように果実を回すという作業も行うのでリンゴ農家の皆さんは大変忙しい時期です。

ふじ、信濃スイート、信濃ゴールド、千秋・・・。これから晩秋、山ノ内のリンゴはますますおいしくなります。おいしいリンゴのかげには農家の皆さんの苦労があるのだなと思いました。

2010年10月6日水曜日

志賀高原ロマン美術館 秋季企画展の紹介

志賀高原ロマン美術館では、夏季企画展「超カワイイ宣言」に引き続き、10月3日から秋季企画展「本庄基晃展」を開催しています。

仏さまを描いた墨彩画で特に知られている本庄基晃(ほんじょうもとあき)氏(1938~)は、北海道に生まれ幼少時代松本市で過ごし高校卒業後上京し油彩画を学びます。ところがまもなく失明。しかし希望を捨てず奇跡的に回復した片目で空想の生き物や仏さまを愛嬌たっぷりに表現してきました。70才を過ぎた今、書をアレンジした墨による抽象画で新たな挑戦を始めました。今回の企画展では新作を含め本庄氏の知られざる作品世界に迫ります。(パンフレットを要約)


来館者から、「仏さまの墨彩画はよく知っていましたが、ロマン美術館の企画展では今まで見ることができなかったような作品を見ることができて感動した」という感想もあったそうです。12月12日(日)まで企画展を開催していますのでぜひおいでください。

なお10月31日(日)午後2時から「本庄基晃と語ろう!」と題して、本庄氏と弟子の眠月さんのお話しがあります。詳しくは「志賀高原ロマン美術館」(TEL33-8855)にお問い合わせください。

庄基晃氏のホームページ
http://homepage3.nifty.com/honjo2009/index.htm

2010年10月5日火曜日

志賀高原の紅葉が始まっています。

志賀高原一沼の紅葉 10月2日撮影
志賀高原一沼では紅葉が始まりました。一沼の紅葉撮影が目的で見える方や、通りがかりに紅葉をカメラにおさめようとする皆さんで賑わっています。

これから冬に向かう秋の志賀高原の紅葉は見事です。紅葉スポットを歩いて楽しんだり傑作写真をたくさん撮ったりしてください。


2010年10月4日月曜日

秋空のもと 湯けぶりの里ウオーク


10月2日、3日の両日「湯けぶりの里ウオーク」が行われました。遠くは岡山県をはじめ県内外からの2日間合計297名のみなさんが参加されました。1日目は5km、10km、20kmに合計131名、2日目は5km、11km、17kmのウオーキングと3kmの温泉街路地裏探検コースのウオークラリーに合計166名参加され、秋の1日を楽しまれました。

途中のチェックポイントでは特産のリンゴなど果物の「おもてなし」があったりし参加者のみなさんと地域のみなさんのあたたかな交流がありました。ある参加者の方は「農家の方からプラムをたくさんいただきました。景色も良くてとっても感動しました。また来たいです。」という嬉しいお話もお聞きすることができました。

ゴールではリンゴジュースのおもてなしや足湯のおもてなしに「ありがたいですね。疲れも吹き飛びますよ。」と言うお話も聞かれました。