自分の写真
 長野県の北部にあり、志賀高原や山ノ内温泉郷等の観光地、リンゴ・ブドウなどの果物畑、自然豊かな高原を自負している山ノ内町の中央公民館です。また、温泉を楽しむニホンザル(スノーモンキー)でも有名になり、外国からのお客様も多くなりました。このブログでは、山ノ内町の公民館活動を始め、伝統文化、行事、人々の営み、文化財、季節、自然などの情報を発信し、故郷山ノ内町を見つめ直したいと思います。   

2013年1月18日金曜日

うれしい贈り物が届きました

中央公民館に写真のような行灯が届きました。東小学校の一年生が育てたアサガオの花びらを使って作った「あさがおあんどん」です。

学校では1年生の生活科の学習でアサガオを一人一鉢で育てています。種から育てることによって生命を感じ命あるものを大切にしようとする心情や科学的な見方の基礎などを学ぶ学習です。

ずっと以前の話ですが、秋になりアサガオの花も咲かなくなった鉢の片付けを子どもたちに提案した先生がいました。その提案に対してある子どもが、「まだアサガオさんは生きているよ。ほら根元がまだ青いでしょう。私はアサガオさんを抜きたくない」と言ったそうです。その先生はアサガオに関わった子どもの心情と自分の心情がかけ離れていたことを思い知らされたそうです。そして、すべてが枯れてからアサガオのツルを使ってクリスマスリースを作る活動を取り入れたそうです。

大人になる間に、どこかに置いてきてしまった物への感じ方を、この行灯を見て考えさせられました。


東小学校の1年生の皆さん、素敵な贈り物をありがとうございました。

2013年1月17日木曜日

長寿大学から

昨年12月5日の投稿を最後にしばらく途絶えていた「中央公民館つれづれ草」ですが、久しぶりの投稿をします。

本年最初の長寿大学が1月10日(木)に開講されました。この日は新年初めてということで落語を聞いていただきました。日本の古典芸能である落語ですが、噺の中にくすっと笑ったり大笑いをしたりする場面がたくさんあります。人をコケにしたりする笑いがテレビなどで放送されることもありますが、落語では面と向かって人を小馬鹿にしたりしての笑いはないと思います。噺手一人何役も兼ねて演じる中に聞き手も吸い込まれていきます。そして噺の最後には「落ち」があります。この落ちが落語の醍醐味ではないかと思うのです。

今年も中野落語研究会からお二人に出演をしてただき「新春落語会」を開催しました。

理髪家文正さん

飲々亭冷奴さん
1月17日の長寿大学では、町内在住のハープ演奏者山本さんに演奏とお話をしていただきました。ハープ演奏を初めて聴く皆さんが多く美しい音色に目を閉じて聴いたりしている姿が印象的でした。

イギリス民謡グリーンスリーブスに聴き入りました。

スイミーの語りとハープ演奏のコラボ



受講者も教わりながら音を出してみました。