自分の写真
 長野県の北部にあり、志賀高原や山ノ内温泉郷等の観光地、リンゴ・ブドウなどの果物畑、自然豊かな高原を自負している山ノ内町の中央公民館です。また、温泉を楽しむニホンザル(スノーモンキー)でも有名になり、外国からのお客様も多くなりました。このブログでは、山ノ内町の公民館活動を始め、伝統文化、行事、人々の営み、文化財、季節、自然などの情報を発信し、故郷山ノ内町を見つめ直したいと思います。   

2010年11月26日金曜日

蟻川図書館の樹木の雪囲いをしました。

高社山に雪が3回降り、そろそろ里にも雪が降りそうです。天気予報では29日(月)には雪だるまのマークが付いています。

蟻川図書館の周りには、利用者の皆さんに自然の環境も楽しんでいただきたいという願いでいろいろな植物が植えられています。先日雪に備えて雪囲いをしました。

山ノ内町もいよいよ雪の季節です。こたつにあたって雪を見ながら読書をするのもいいものです。蟻川図書館を大いに利用していただきたいと思っています。

2010年11月25日木曜日

山ノ内町長寿大学が開講しました。

平成22年度、山ノ内町長寿大学(長野県シニア大学北信学部山ノ内学園)が11月25日(木)に開講しました。

長寿大学は、仲間とともに、健康でいきいきと社会参加活動を実践していただく方を養成するための大学で、60才以上の方が受講できます。

今年は147名の受講希望がありました。毎回教養講座90分、技能講座90分の計画をしています。技能講座は、大正琴、舞踊、俳句、切り絵、カラオケ、ダンス、書道、民謡、パソコンの9講座があり、一回目から熱の入った学習をしておられました。
また、教養講座では山ノ内町警部交番所長から悪徳商法、振り込め詐欺の防止や交通事故防止についてお話しがあり、人ごとではないことを再確認しました。
山ノ内町長寿大学では、これから原則として毎週木曜日開講で3月17日まで15回の開講となります。

2010年11月24日水曜日

野沢菜洗いのシーズンです

昨日は肌寒い一日でしたが、今日は一転小春日和でした。暖かい日差しの中で野沢菜漬けの準備、お菜洗いをされている方に出会いました。野沢温泉では、豊富な温泉の湯で洗うそうですが、温泉場でない所では冷たい水での作業です。ゴム手袋、防水のズボン、上着といういでたちでの作業です。

野沢菜漬けは、その家その家の漬け方があり、近所誘い合っての冬のお茶会では漬け方が話題になり話に花が咲きます。最近ではこのような本格的な漬け方でなく、二、三日で食べられる「野沢菜の時漬け」をする家庭も増えているようです。この漬け方はレシピもインターネットでも紹介されています。

本来の野沢菜漬けは春先になると、べっこう色になり酸っぱくなります。この酸っぱさがまた何ともいえないという方も多いようです。また漬け物樽の中に残った野沢菜を細かく切り、煮物にしたり、おやきの具にしたりしていただくのも、またおいしいものです。

2010年11月22日月曜日

11月22日 いい夫婦の日

11月22日(月)朝からどんよりした空模様でしたが10時頃からポツリポツリと雨が当たり始めました。11月7日、立冬から2週間、今日は二十四節の「小雪」に当たります。

雨が当たり始めリンゴを取り入れている夫婦の方が用意してきた雨具に着替えておられました。春から丹誠込めて育ててきたリンゴ「ふじ」の収穫で忙しい毎日だそうです。おいしそうな真っ赤な「ふじ」がコンテナにいっぱいです。

そういえば、今日11月22日は「いい夫婦の日」です。リンゴを収穫するお二人を象徴するようです。

先ほど中央公民館の向かいにある山ノ内町役場に若い二人が傘をさして入っていきました。婚姻届を提出されるそうです。いい夫婦の日に婚姻届を提出するお二人の幸せを祈っています。

2010年11月19日金曜日

「まみくとい」がきれいに見えました。


昨日の朝、高社山に3回目の雪が降りました。「高社山に3回雪が降ると里にも雪が降る」といわれています。そろそろタイヤの履き替えも考えなくてはいけない時期になりました。

今日は小春日和の一日。中央公民館から久しぶりに「まみくとい」がきれいに見えました。
「まみくとい」は、山ノ内町や中野市など北信地方に住む私たちには何のことはすぐ分かる言葉です。

「まみくとい」は、北から見える北信五岳の山の名前の頭一文字をつなげたものです。北から「斑尾山(だらおさん)」「妙高山(ょうこうさん)」「黒姫山(ろひめやま)」「戸隠山(がくしやま)」「飯綱山(いづなやま)」です。黒姫山は手前の通称「箱山」に隠れています。

「まみくとい」で検索をしていただければ、いろいろなホームページが見つかると思います。

2010年11月17日水曜日

第3回アットホームプラザのご案内

第1回内田良子先生、第2回小巻佳人先生のアットホームプラザは大勢の皆さんのご参加をいただき充実した講演会となりました。

引き続いて第3回アットホームプラザを行いますので大勢の皆さんのご参加をお願いします。
講師の先生として、信州大学繊維学部教授村上泰先生を迎えします。「前向きな子供を育てるには~社会に出てから活躍してほしい~」という演題で講演をしていただきます。

パンフレットから
「子供は親のちょっとした言葉に左右されます。「勉強をしなさい」という親の声に応えて努力したのに試験の結果が悪いこともあります。そんなとき「成績が悪い。頑張りが足りない」と親から言われたら、努力しても結果が悪ければ意味がないんだとやる気を失ってしまうでしょう。大学生の教育現場から、社会に出てからも活躍できる子育て法について考えます。」

  • 日時 11月19日(金) 午後2時15分~
  • 会場 山ノ内町立東小学校 体育館




2010年11月16日火曜日

一茶忌法要・湯薫亭10周年記念行事が行われました。


一茶は山ノ内町湯田中にたびたび訪れています。特に湯田中湯本家に長く投宿し、残された貴重な資料が湯薫亭(とうくんてい)に公開されています。

湯薫亭開館10周年と一茶忌をかねて昨日(11月15日)法要と記念講演が行われました。会場となった湯田中梅翁寺には町内の関係者をはじめ一茶の記念館がある信濃町柏原や高山村など各地から一茶ゆかりの方々が集まりました。一茶研究家の宮川洋一先生による講演会では一茶の人間性などについて興味深いお話しがありました。

写真右上は湯本家13代湯本五郎治さんが編集出版された一茶の遺稿集「九番日記、其他」の中表紙です。左下には一茶の有名な句「やれうつな蝿が手をする足をする」がみえます。右下は梅翁寺境内にある句碑(子ども等が雪喰いながら湯治かな)です。

2010年11月15日月曜日

月曜の朝・・・落ち葉はきの子どもに出会いました


里の紅葉も真っ盛りの先週でしたが、14日(日)から月曜日の朝にかけての雨と風で桜の葉が散っています。
15日(月)の朝、山ノ内西小学校前の道路で子どもたちと先生方が落ち葉を掃いていました。春、満開の桜の花を楽しんだのがつい最近のような気がしますが、赤や黄色に染まった落ち葉で、雨でぬれた歩道が絨毯のようになっていました。
登校してきた子どもたちと先生方が黙々と落ち葉を掃く姿接してご苦労様だなという思いと同時に、子どもたちにとって季節を感じること、きれいにすること、仕事をすることが、これからの生き方に大きな財産になるのだろうと思いました。

現代は落ち葉をゴミのようにとらえ、また掃いても掃いても風が吹いてまき散らす、まことに人間にとっては迷惑なことととらえてしまいがちです。良寛は「焚くほどは風がもて来る落ち葉かな」、また一茶は「焚くほどは風がくれたる落ち葉かな」という句を残しています。落ち葉を集めて焼き芋を焼いた思い出は、煙が立って迷惑だ、二酸化炭素を出して地球温暖化の原因になる・・・・ということなのか焚き火も見なくなり、懐かしい思い出になってしまいました。せめて腐葉土に・・・・という時代でもなくなってしまったのでしょうか・・・。

今日は時雨模様の一日です。志賀高原には雪が降っているのでしょうか。



2010年11月12日金曜日

”アンダンテ~稲の旋律~”上映のご案内

山ノ内町中央公民館学級講座文化委員会では、映画鑑賞会を計画しました。今年は2010年封切りの新作”アンダンテ~稲の旋律~”を上映します。

この作品は社会に適応できずに苦悩していた主人公が自分の生きる道を人との出会いの中から懸命に模索するという内容です。パンフレットには「食と農と大地、そして人間再生の物語!」「今、混沌とする時代に、心が洗われる映画が誕生した」と書かれています。

家でDVDを見る時代となり、映画館で映画を見る機会も少なくなっています。良い映画を大勢で見るこは感動を共有できて、すてきなことだと思います。家族、友人お誘いあわせておいでください。

  • 日 時  12月11日(土)
  • 上 映  1部 午後1時30分開場 上映午後2時から
  •       2部 午後5時30分開場 上映午後6時から
  • 会 場  山ノ内町文化センター3階ホール
  • 入場料  前売り券 1,000円 当日券 1,200円
高校生未満は無料

(問い合わせ、前売り券)山ノ内町中央公民館 0269-33-1120
    ”アンダンテ~稲の旋律~”公式ホームページ
     http://www.ggvp.net/andante/

    2010年11月11日木曜日

    文化祭あおぞら広場から町社協へ寄付をしました

    町総合文化祭2日目に行われたフリーマーケット「あおぞら広場」では、農産物、着物リサイクル、焼き物、おやき、衣類など、12団体の出店があり大勢の皆さんに利用していただきました。

    毎年その売り上げの一部を山ノ内町の福祉に役立てていただきたいと、社会福祉協議会に寄付をさせていただいています。
    11月9日には社協の会長さんを訪ね、中央公民館学級講座文化委員長から寄付をさせていただきました。
    あおぞら広場にご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

    2010年11月10日水曜日

    文化協会の視察研修が行われました。

    山ノ内町で文化芸能活動をされている団体の皆さん(山ノ内町文化協会)の文化視察研修視察が11月8日(月)駒ヶ根市で行われました。

    駒ヶ根市の光前寺、駒ヶ根高原美術館を中心にしての研修でした。ちょうど光前寺は開創1150年、7年に一度の御開帳の期間に当たり大勢の参拝の皆さんでにぎわっていました。また紅葉が見事で秋を堪能することができました。

    光前寺の隣接して駒ヶ根高原美術館があります。池田満寿夫、草間彌生、ゴヤ、藤原新也などの作品が展示されており、感動をしながら鑑賞をすることができました。

    駒ヶ根市はソースカツ丼でも有名ですが、お昼にはソースカツ丼をいただき、山ノ内町のグルメについても話題が弾みました。

    2010年11月9日火曜日

    第2回アットホームプラザのご案内(小巻佳人先生講演)

    第2回アットホームプラザが11月12日(金)午後2時から山ノ内町立西小学校で開催されます。今回は、「親子関係と思春期の心の病」という演題で、北信圏域こころの相談センター小巻佳人先生に講演をしていただきます。

    講師の小巻先生は、長野県下のソーシャルワーカーの職能団体である長野県医療社会事業協会会長をつとめられておられ、各地で相談活動、講演活動をされています。複雑多様な社会の中で心の病に悩み苦しんでいる子どもたちが増えています。今回は親子関係を視点にしてお話をお聞きできます。



    2010年11月4日木曜日

    総合文化祭「芸能祭」が開催されました。

    第41回山ノ内町総合文化祭が最終日(3日)の芸能祭で幕を閉じました。芸能祭には、山ノ内町のサークル、団体の皆さんを始め中野市の皆さんにも賛助出演をしていただき素晴らしい芸能祭になりました。決してプロではないのですが日頃の練習の成果を発揮されて、素人離れの芸能を見せていただきました。

    今回の総合文化祭に関わっていただいた役員の皆さん、出展者、出場者の皆さん、そして見に来てくださった多くの皆さんに厚く感謝申し上げます。

    芸能祭の写真を中央公民館1階ロビーに展示してあります。もしお気に入りの写真がありましたら事務室にお申し付けください。

    2010年11月2日火曜日

    高社山の紅葉が見事です

    長野県北信地方にある標高1351mの高社山は山ノ内町、木島平村、中野市の3市町村にまたがる故郷の山です。裾野が広く広がった姿から高井富士(たかいふじ)とも呼ばれています。四季折々の姿が美しく、登山や写真の題材としても親しまれています。
    11月2日は天候が良く山頂から中腹にかけての紅葉が美しく日の光に映えていました。その昔、修験者の修行にも使われていた山頂の西側の岩場が紅葉の中に光って見えています。
    先日初雪がありましたが、冬期間は雪化粧した美しい高社山を見ることができます。長野電鉄信濃竹原、夜間瀬間にかかる夜間瀬川鉄橋を通過する電車の姿を高社山背景に撮影しようと、鉄道写真カメラマンがシーズンを通して大勢見えます。

    さて、明日11月3日(文化の日)は総合文化祭の最終日、芸能祭が行われます。