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 長野県の北部にあり、志賀高原や山ノ内温泉郷等の観光地、リンゴ・ブドウなどの果物畑、自然豊かな高原を自負している山ノ内町の中央公民館です。また、温泉を楽しむニホンザル(スノーモンキー)でも有名になり、外国からのお客様も多くなりました。このブログでは、山ノ内町の公民館活動を始め、伝統文化、行事、人々の営み、文化財、季節、自然などの情報を発信し、故郷山ノ内町を見つめ直したいと思います。   

2011年7月8日金曜日

アットホームプラザ「ソーテ・サワサワ」


中央公民館では家庭教育講座「アットホームプラザ」として講演会を開催しています。今年第1回目は7月7日(木)山ノ内中学校PTAと共催でタンザニア出身で飯綱町在住の小林フィデアさんを講師にお迎えして開催されました。

SISI  SOTE SAWASAWA と書かれた黄色いTシャツのいでたちで壇上に立たれたフィデアさんでしたが、タンザニアの国旗を演壇に掲げた後、「みなさんと同じフロアで話をしたい」とフロアで話をされました。「こんにちは」「スワヒリ語でジャンボです」などスワヒリ語の挨拶を紹介されました。また今日の話は、SISI  SOTE SAWASAWA(シーシ ソーテ サワサワ)「私・みんな・同じ」ということの話もされました。

フィデアさんの話の中で心に残った事がたくさんありますが、いくつか紹介します。
タンザニアの四つの宝は、「お年寄り 子どもたち 障がいを持った人 お客さん」。お年寄りは知恵があり命をつないでくれた人、子どもは神の子、親は厳しさと愛情を持って独り立ちさせなくてはいけない、障がいを持った人は神に一番近い人、お客さんは出会いなんです。

「差別いじめ、よくない。この世界は許し合い助け合い感謝するところ。私は人を選ばない。人を分けない。私は人を助けることが大好きです。毎日神様に私の体を使ってくださいと祈っている。」

1時間20分ほどの講演会の中から、私たちの生き方を問い直す事ができました。


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