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 長野県の北部にあり、志賀高原や山ノ内温泉郷等の観光地、リンゴ・ブドウなどの果物畑、自然豊かな高原を自負している山ノ内町の中央公民館です。また、温泉を楽しむニホンザル(スノーモンキー)でも有名になり、外国からのお客様も多くなりました。このブログでは、山ノ内町の公民館活動を始め、伝統文化、行事、人々の営み、文化財、季節、自然などの情報を発信し、故郷山ノ内町を見つめ直したいと思います。   

2011年7月6日水曜日

第21回山ノ内町ゆけぶり俳句大会 7/3


山ノ内町俳句協会(德竹徳重会長)主催「第21回山ノ内町ゆけぶり俳句大会」が7月3日(日)に中央公民館で開催されました。
表彰式ではあらかじめ投句された俳句の4名の選者による入選句と合点賞(総合点賞)、また当日9時に与えられた「お題」による入選句などの表彰が行われました。

山ノ内町長賞 
  征しままの夫の終の地鳥帰る(長野市 徳武さん)
山ノ内町中央公民館長賞
  万緑に青空取られてしまひけり(山ノ内町 竹内さん)
山ノ内町観光連盟会長賞
  余生とは何気ない日々葱坊主(長野市 菅谷さん)

そのほか当日の席題「風鈴」「夏蕨」「蜘蛛」で印象に残った俳句は
  風鈴に留守を預けて野良仕事
  夏わらび露座佛の頬ゆたかなり
  朝蜘蛛やいい事あると親の声

選者の代表の方が「俳句は省略の文学です」という挨拶がありましたが、五七五の中に情景や想いを表現する俳句は素晴らしい文学だと思います。

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