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 長野県の北部にあり、志賀高原や山ノ内温泉郷等の観光地、リンゴ・ブドウなどの果物畑、自然豊かな高原を自負している山ノ内町の中央公民館です。また、温泉を楽しむニホンザル(スノーモンキー)でも有名になり、外国からのお客様も多くなりました。このブログでは、山ノ内町の公民館活動を始め、伝統文化、行事、人々の営み、文化財、季節、自然などの情報を発信し、故郷山ノ内町を見つめ直したいと思います。   

2011年2月9日水曜日

「こびれ」で”こねつけ”をいただきました


地域の方から「こねつけ」を作っていただきました。
こねつけ」は、おやきと並んで長野県の「粉物文化」の代表的な食べ物です。。小腹が空いたとき、余りご飯と小麦粉を使って簡単にできる”こびれ”です

写真の中に黒く焦げ付いたものがあります。これは、焼くときに中に入れた砂糖味噌が飛び出して焦げてしまったものだそうです。作ってくださった方は、砂糖味噌をわざわざ中に入れてくださいましたが、作るとき大変だっただろうなと思います。中に入れないで外側に砂糖味噌を付ける「こねつけ」もあります。とても美味しくいただきました。

昔はどの家でも”こびれ”で作って田んぼや畑に持って行ってお茶を飲んだりしたものだそうです。伝統的な「こびれ」を子どもたちにも食べさせてやりたいなと思います。

「こねつけ」の作り方は、インターネットにたくさん出ていますので参考にして作ってみてください。

※”こびれ”はこのあたりの方言で「おやつ」という意味です。「小昼(こびる)」が訛って「こびれ」となったようです。おやつより少しおなかにたまるおやつという感じです。

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