まず山ノ内町にもある「百番観音」のお話をしていただきました。全国的には西国33札所、板東33札所、秩父34札所が有名ですが、山ノ内町にも百番観音があります。北部地区から木島平村にかけての「とりで街道」、上林から丸池にかけての「峠の観音」はよく知られていますが、木島平から草津へ抜ける「湯道」の観音さまとして道中の安全祈願と札所巡りも兼ねていたそうです。
観音さまというと十一面観音、馬頭観音、千手観音などたくさんの種類がありますが、人間と同じ姿をした「聖観音」から始まって、様々な人間の願いを聞いていただけるようにということで顔や手が増えた姿になったそうです。

講演の後も何人かの受講生が個人的に質問をされていて、ふるさとの歴史に関心が深いことを改めて感心しました。
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