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 長野県の北部にあり、志賀高原や山ノ内温泉郷等の観光地、リンゴ・ブドウなどの果物畑、自然豊かな高原を自負している山ノ内町の中央公民館です。また、温泉を楽しむニホンザル(スノーモンキー)でも有名になり、外国からのお客様も多くなりました。このブログでは、山ノ内町の公民館活動を始め、伝統文化、行事、人々の営み、文化財、季節、自然などの情報を発信し、故郷山ノ内町を見つめ直したいと思います。   

2011年5月11日水曜日

のびろ(ノビル)の油味噌


野山が緑に覆われてきました。野山を散策するといろいろな植物が目につきます。この「のびろ」もこの季節の食材です。山ノ内町では「のびろ」と呼ぶ人が多いのですが、正式には「ノビル(野蒜)」です。
(「蒜」は、ネギやニンニクなど食用となるネギ科の植物の総称だということです。)


前回はノカンゾウの酢味噌和を作ってこのブログ(4/19)でも紹介しましたが、今回はノビルの油味噌と酢味噌和え(ホタルイカ入り)を作りました。ノビルは生でも味噌をつけて酒の肴にできますが、少し手を加えててみました。

ノビルはよく洗ってさっと熱湯に通します。時間が長いと食感が柔らかくなりすぎます。熱湯に通した後適当に切ってフライパンに油を引き、味噌、砂糖、みりんで油味噌を造り切っておいたノビルをまぜて完成です。今回は少し水っぽくなってしまいましたが結構おいしくいただけました。ホタルイカ入りの酢味噌和えもおいしいです。

北信濃では、”おやき”を家庭でも作りますが、ノビルの油味噌を具にしたおやきも人気です。

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