「蜂が桜の木にたくさんとまっています。巣を作っているみたいです。危なくないでしょうか」と北部公民館から電話がありました。以前この時期に同じようなことを経験したので「もしかしたらミツバチの分蜂(ぶんぽう)じゃないかな」と思いました。写真のようにやはりミツバチの分蜂でした。初めて見るとびっくりします。
調べてみますと、ミツバチは春から夏にかけて新しい女王蜂が巣の中に生まれると、今までいた女王蜂は働き蜂を連れて引っ越しをするんだそうです。その途中に数千匹からのミツバチが固まって写真のような蜂球を見ることができます。種を保存するために毎年行われることだそうですが、よくよく考えてみると、このミツバチの営みは不思議で神秘的です。
この後、新しい巣に適したところが見つかると跡形もなくミツバチは去っていくそうです。ミツバチが少なくなって受粉が心配されたニュースが数年前にありましたが、新しい巣を見つけて元気に活躍してほしいなと思います。
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