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 長野県の北部にあり、志賀高原や山ノ内温泉郷等の観光地、リンゴ・ブドウなどの果物畑、自然豊かな高原を自負している山ノ内町の中央公民館です。また、温泉を楽しむニホンザル(スノーモンキー)でも有名になり、外国からのお客様も多くなりました。このブログでは、山ノ内町の公民館活動を始め、伝統文化、行事、人々の営み、文化財、季節、自然などの情報を発信し、故郷山ノ内町を見つめ直したいと思います。   

2011年5月10日火曜日

青空の下、リンゴの花摘み

GWも終わりの7日(土)、リンゴの花摘みをするご夫婦に出会いました。今花摘みをしているリンゴは王林という品種だそうです。花摘みをする手の下に傘が逆さに下げてあります。その傘の中にはリンゴの花がたまっています。これはなんのためだと思いますか?これはリンゴの受粉期に人工的に受粉させる花粉を採るためだということです。ずっと昔は人工授粉ではなく自然に虫が受粉してくれたのですが、今は虫が少なくなったことで受粉が難しくなったことや受粉率を高めるために人工授粉をするということです。おいしいリンゴを生産するためにはなかなか大変だなと思います。

この農家の方のお話では、以前このリンゴ畑のそばを散策で通りかかり親しくなった県外の方が、今も秋になるとリンゴを送ってほしいという連絡があるそうです。そんなファンの方がいらっしゃることも、農家の方の励みにもなると思います。

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