中央公民館から役場をみる |
道路は除雪車が出動してくれますのできれいになりますが、”けだし”まではそれぞれの家の仕事です。
ところで世代によっては”けだし”と言われても何のことか理解できません。ましてや方言ですから分からない人も多いと思います。けだしは、「玄関から道路までの玄関先の通路」というような雰囲気で理解していただいてもいいと思います。中野市中央公民館発行「ふるさとの方言」(平成4年)には「門先の道をいう」と書かれています。またインターネットの”長野県の方言のページ”には、「玄関先」と書かれています。(http://www6.shizuokanet.ne.jp/kirameki/hougen///nagano.htm)
7日は「七草がゆ」をいただくという習わしがあります、七草は今でこそスーパーマーケットなどで手に入りますが、雪の深い地域では七草全部(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)を手に入れることはできませんでした。1996年に山ノ内町中央公民館・町文化協会発行「山ノ内の食文化」によれば、「この辺は雪が多いので、せり、大根、人参、家にある青菜でおかゆを作ります」と書いてあります。
今日は七草がゆですが、この風習はどのくらい生きているのでしょうか。
参考 ウィキペディア http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E8%8D%89
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