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 長野県の北部にあり、志賀高原や山ノ内温泉郷等の観光地、リンゴ・ブドウなどの果物畑、自然豊かな高原を自負している山ノ内町の中央公民館です。また、温泉を楽しむニホンザル(スノーモンキー)でも有名になり、外国からのお客様も多くなりました。このブログでは、山ノ内町の公民館活動を始め、伝統文化、行事、人々の営み、文化財、季節、自然などの情報を発信し、故郷山ノ内町を見つめ直したいと思います。   

2012年1月26日木曜日

山ノ内町は大雪です・・・・太郎を眠らせ

1月26日(木)深夜から降り続いた雪が朝には山ノ内町の平野部でも20~30cmの積雪となりました。朝早くから朝ご飯前に除雪をしても仕事に出かける頃には、また10cm位の積雪という大雪です。道路除雪車もいつもでしたら短い区間を数回行き来して除雪をしてくれるのですが、今朝は除雪範囲が広いためでしょうか、一回除雪して車が通行できる幅だけの除雪というところもあったようです。中央公民館の駐車場の除雪作業でも雪の中、懸命に作業をしていただきました。

ところで、山ノ内町志賀高原東館山高山植物園があります。春夏秋と高山植物が華麗な姿を訪れる人に楽しませてくれます。その園内に三好達治の詩碑があります。


太郎を眠らせ
太郎の屋根に雪ふりつむ
次郎を眠らせ
次郎の屋根に雪ふりつむ

三好達治は昭和8年、転地療養のため志賀高原発哺(ほっぽ)温泉を訪れました。それから3年間、発哺温泉や上林温泉で過ごしました。この碑は昭和48年、詩集「測量船」の中から、文学仲間の桑原武夫が選んだということです。

この詩碑も今は志賀高原の深い雪の下に眠っています。志賀高原においでの際は、是非ご覧ください。

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