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 長野県の北部にあり、志賀高原や山ノ内温泉郷等の観光地、リンゴ・ブドウなどの果物畑、自然豊かな高原を自負している山ノ内町の中央公民館です。また、温泉を楽しむニホンザル(スノーモンキー)でも有名になり、外国からのお客様も多くなりました。このブログでは、山ノ内町の公民館活動を始め、伝統文化、行事、人々の営み、文化財、季節、自然などの情報を発信し、故郷山ノ内町を見つめ直したいと思います。   

2012年1月23日月曜日

1/19 長寿大学「古典落語を楽しむ」

平成23年度第8回山ノ内町長寿大学では、中野落語研究会からお二人をお願いし落語2題をききました。

まず理髪屋文正さんによる「子別れ」という落語を聞きました。「子別れ」は別名「子は鎹(かすがい)」と言いますが、別居状態にあった夫婦が子どものおかげでよりが戻るという噺です。人情話ですから大きな声を出して笑うという場面はありません。しっくりと聞かせる噺です。

二題目は、飲々亭冷奴さんによる「不動坊火焔」という噺でした。旅先で急死した講釈師不動坊火焔の借金を肩代わりする条件で、不動坊火焔の妻と連れ添うことになった長屋の吉に嫉妬する長屋の男集3人が祝言の日に不動坊火焔の幽霊を演じるという滑稽話です。こちらは滑稽話ですので大きな笑いが巻き起こりました。

近頃の「笑い」とは、ひと味違う質の「笑い」を味わうことができました。


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