自分の写真
 長野県の北部にあり、志賀高原や山ノ内温泉郷等の観光地、リンゴ・ブドウなどの果物畑、自然豊かな高原を自負している山ノ内町の中央公民館です。また、温泉を楽しむニホンザル(スノーモンキー)でも有名になり、外国からのお客様も多くなりました。このブログでは、山ノ内町の公民館活動を始め、伝統文化、行事、人々の営み、文化財、季節、自然などの情報を発信し、故郷山ノ内町を見つめ直したいと思います。   

2012年1月17日火曜日

阪神淡路大震災の日の思う・・・残したい時をつなぐ映像

30年ほど前の成人式
中央公民館では毎年成人式を行っています。山ノ内町は40年以上前から夏のお盆にあわせて、8月15日に行っています。先日アルバムを整理していると、今から約30年ほど前の成人式の白黒写真が出てきました。
この写真を眺めていると、当時の様子がよく分かります。服装、髪型、そして新成人の表情から考えさせられることがたくさんあります。

今日は1月17日、17年前の今朝は阪神淡路大震災で多くの尊い命が失われました。それと同時に、大事な思い出の品物が焼失されました。昨年3月11日の東日本大震災でも、たくさんの貴重な思い出が失われ、がれきの中から写真や記念になる本などを探す被災者の皆さんの姿が報道されました。写真は「時をつなぐ」貴重な品物だと思いますが、震災で失うばかりでなく、新築などで散逸、紛失してしまうこともあります。

蟻川図書館には、昭和の記録写真集があります。その中に「写真で綴る昭和30年代 農山村の暮らし」という写真集があります。諏訪郡富士見町にお住まいの武藤盈さんが昭和29年頃から撮影した農山村の暮らしの貴重な写真が載せられています。武藤さんは「ただ撮ってきただけです」と言われていますが、人々の表情が生き生きと表現されています。
武藤盈氏の写真集
家には眠っている貴重な写真があると思います。いままとめておかないと、「時をつなぐ」ことができないのではないかと思います。


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