小正月の行事「どんど焼き」が、山ノ内町の宇木区で9日に行われました。
朝から子どもたちが家々から集めた注連飾りやダルマをやぐらに飾り付け立派などんど焼きやぐらが完成しました。晴天に恵まれ故郷の山、高社山がバックで見守っているようでした。
夕方4時半に点火され天高く燃え上がり、集まった地区の皆さんが、餅や団子を焼いて無病息災を祈っていました。山ノ内町の各地区では、これから14,15日にかけてどんど焼きが行われます。
どんど焼きは全国各地で行われているようですが、もともとは道祖神祭りだそうです。北信濃野沢温泉村の「道祖神火祭り」は、国の重要無形民俗文化財に指定され、毎年1月15日盛大に行われます。また北信濃では「どんど焼き」と一般的に呼んでいますが、松本では「三九郎」と呼ばれています。お団子(繭玉だんご)をさす木の枝も、山ノ内ではミズキを使うことが多いのですが、諏訪地方ではヤナギの枝を使います。どんど焼きの前になるとホームセンターなどにヤナギの枝が売られています。
所変われば・・・・といいますが、日本全国のどんど焼きについてまとめられているサイトがあります。とても参考になりますのでご覧ください。
参考資料 小正月行事の全国調査集計(平成23年版)
http://www.digi-ken.org/~archive/koshogatu.html
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