自分の写真
 長野県の北部にあり、志賀高原や山ノ内温泉郷等の観光地、リンゴ・ブドウなどの果物畑、自然豊かな高原を自負している山ノ内町の中央公民館です。また、温泉を楽しむニホンザル(スノーモンキー)でも有名になり、外国からのお客様も多くなりました。このブログでは、山ノ内町の公民館活動を始め、伝統文化、行事、人々の営み、文化財、季節、自然などの情報を発信し、故郷山ノ内町を見つめ直したいと思います。   

2012年3月30日金曜日

春を告げるマンサクの花が(蟻川図書館)

公民館においでの皆さんと「いつになったら春は来るんかねえ」という挨拶が3月下旬になっても交わされました。そのくらい3月下旬になっても雪が降ったり寒い日がありました。

今朝蟻川図書館の庭園に黄色い色を見つけました。近づいてみますとマンサクの花が咲いていました。マンサクやサンシュユは春一番に咲く樹木の花として知られています。両方とも黄色い花なのでそばによって見るまでは区別が付きにくいのですがマンサクは花弁が長いので分かりやすいと思います。マンサクの語源は、「先ず咲く」が変化して「マンサク」となった説や、この花がきれいに咲くと「今年も豊年満作」という説があります。


足元を見ると、オオイヌノフグリやハコベの花も咲き始めています。これから、図書館のロトウザクラや町内の桜の花が開花したという話題で、春の挨拶が交わされていくと思います。


2012年3月28日水曜日

館報213号ができました。

中央公民館報213号が刷り上がり、町内の各家庭に配布しました。
今回は、「場を清め 時を守り 礼を正す」という山ノ内中学校の校訓、「やしょうま」「生涯学習フェスティバル」などを特集しました。
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なお中央公民館HPでもPDFで掲載する予定ですのでご覧ください。http://www.town.yamanouchi.nagano.jp/kominkan/index.html

2012年3月27日火曜日

きれいに並んだ金星・三日月・木星が見えました

3月26日、山ノ内町は雪混じりの朝でした。心配された夕方の天候でしたが、午後から晴れ間が見え始め金星、月、木星が縦に並ぶ天体ショーを見ることができました。町内で撮影した写真を紹介します。

剪定前のリンゴ、梨の木の上に並んで見えました。
上から「金星」「月」「木星」です。

少し大きく撮りました。
三日月の欠けた部分が明るく見えるのは
地球照(ちきゅうしょう)といって太陽の光が
地球に反射して月を照らしている現象です。

金星の上方には「すばる(プレアデス星団)」が見えます。
すばるの左上のV字は、おうし座の「ヒアデス星団」です。
また画面の上には、ぎょしゃ座が見えます。

冬の星座、「オリオン座」や「冬の大三角形も」夕方から西に傾き始めています。
山ノ内町は里の雪も少なくなりました。もう春はすぐそこです。
桜のつぼみもふくらむ時を待っています。

2012年3月22日木曜日

3月26日(月)金星・月・木星が一直線に並びます


3月19日に撮影
このごろ夕方西の空に明るい星が二つ並んで見えます。ひときわ明るい星が金星、やや暗い星が木星です。

左の写真は、3月19日夜7時頃撮ったものですが、木星、金星の上に、すばる(プレアデス星団)も見えます。

ところで「すばる」って何語かご存じでしょうか。英語でもギリシャ語でもなく、れっきとした日本語なんです。それも枕草子にも出てくる古語なんです。枕草子には「星はすばる。ひこぼし。ゆうづつ。よばひ星,すこしおかし。尾だになからましかば。」「星といえばすばる。彦星。ゆうづつ(金星)が美しい。よばひ星(流れ星と彗星という二説)も趣があっていいが、尾がなければさらにいい」と書かれています。「すばる」は「統る(すばる)」を語源としているようです。また「むすばる」が語源という説もあります。というのは「すばる」はガス星雲や星でできていて肉眼ではボーとしか見えなく、星が集まっていることから、集まっている、固まっているという意味の「統る」「むすばる」が語源になったようです。

「すばる」は、谷村新司の「昴」や中島みゆきの「地上の星」の歌詞にも出てきますが、実際に「すばる」ってどの星?と思っている方も多いのではないでしょうか。

すばる 2012/3/21撮影
この26日(月)夕方から夜にかけて、その二つの星の真ん中に三日月が並び、「すばる」も金星の上の方に見えます。
また前日25日(日)は三日月が金星、木星の下に並びます。参考までに25日と26日の西の空を紹介します。家族でご覧になって星空や豊かな自然のことを話題にされてはいかがでしょうか。

2012年3月21日水曜日

日差しの中、リンゴ畑で農作業


3月20日(火)春分の日は青空が広がり暖かな日差しが春の訪れを告げているようでした。とは言っても、朝方の冷え込みで吹く風は冷たい一日でした。

そんな中、高社山をバックにしてリンゴ畑の剪定枝を黙々と拾い集めている方に出会いました。腰をかがめて枝を拾い集める作業は腰が痛くなります。時々腰を伸ばして、また拾い集めていました。
農家の方にお聞きすると、「原発事故の放射能対策で枝の処理について指導があったので例年のようにはいかない」と話してくれました。

今日21日(水)の朝は雪がちらつき、うっすらとですが積雪がありました。今年の春は遅いのでしょうか。

2012年3月16日金曜日

巣立つ子どもたち 「小学校卒業式」

3月15日(木)山ノ内町では東西南北4小学校の卒業式が挙行され、計91名の卒業生が卒業しました。

東小学校では、緊張の表情をした47名の卒業生が一人ひとり校長先生から卒業証書をいただきました。我が子の6年間の成長を思い出して、そっと目頭にハンカチを押さえる保護者の皆さんもいました。

校長先生から、長野県出身の国語学者西尾実さんの言葉「一足一足、山をも谷をも踏み越えよ」が紹介され、四月から始まる中学校生活でも、努力を積み重ねてほしいと式辞がありました。

保護者代表の謝辞では「今日、ここまで来てくれてありがとう」という言葉もあり、親の愛情の深さを改めて知ることができました。

今日16日は、山ノ内中学校で142名の生徒が卒業します。

2012年3月14日水曜日

おらんちの庭にカモシカがきた・・・

昨日の夕方には、西の空に金星と木星が仲良く並んで見えました。久しぶりに一晩中晴れていたようです。そして今朝は快晴、放射冷却で冷え込みが厳しい朝でした。

そんな快晴の朝、地域の方が「おらんちの庭にカモシカが出てさあ、写真撮ったんだけど」とデジタルカメラを持ってきて見せてくださいました。上の写真です。お聞きすると、最近畑の雪の上に動物の足跡があったそうです。サルではないし何だろうと思っていたところ、今朝、庭にカモシカの珍客があったそうです。じっとしてこちらを向いているので写真におさめるのは楽だったということです。

山ノ内町の湯田中や安代、渋温泉街には、ニホンザルが出没し、悪さ(悪戯)をします。少し山際には最近ニホンジカやカモシカも出てくるようです。雪が深いことも関係あるのでしょうか・・・?人間が動物が住む環境を変えてしまったことが原因なのか。動物と人間が共存できる自然を作っていくことが必要ではないかと思います。

午後になって、「また出たけど、今度はもっと近くで撮ってるから」と電話がありました。この写真はトリミングしてあるのでアップし過ぎです。SDカードのデータを見ていたら、福寿草が写っていました。庭にはもう福寿草が咲いているそうです。



2012年3月13日火曜日

昨日は真冬・・・今日は快晴

「春は名のみの風の寒さや・・・♪」毎年同じことを思うのですが、せっかく雪が解けてフキノトウが顔を出したのに、昨日は吹雪となった山ノ内町です。夜半に夜間瀬川の堤防を車で通った方の話ですと、フロントガラスに雪が吹き付け視界がほとんどなくなって恐怖感を持ったそうです。

まだまだ春は遠いのかと思っていますと、今日は快晴となりました。写真の道が「鳥が飛び、花咲く春」へ続く道のように見えます。


山ノ内町には長野電鉄の駅が3カ所あります。夜間瀬駅、上条駅、そして終点湯田中駅です。その湯田中駅の旧駅舎は、有形文化財に登録されていますが、現在「楓の館」と名付けて作品展示や交流の場として開放しています。

現在、第8回ぶらり北信濃ひな巡りの展示が行われています。3月16日(金)から20日(火)は、高橋まゆみ「おひな様」リレー展が開催されます。
電車の乗って沿線の景色を楽しみ、ひな人形をみて、隣接する「楓の湯」や足湯でゆったりしてみてはいかがでしょうか。



2012年3月12日月曜日

「楽しかった!」の声が・・・生涯学習フェスティバル

昨日3月11日は、東日本大震災から一年、そして今日は長野県北部地震災害から一年という日。昨日は全国各地で様々な形の追悼慰霊祭が行われました。山ノ内町でも、巨大地震発生時刻2時46分にあわせて1分間の黙祷が防災無線で呼びかけられました。また寺院の「慰霊の鐘」「追悼の鐘」が鳴り響きました。1日も早い復興をと願いながら、瓦礫受け入れ問題、放射線問題、心のケア問題などでまだまだ多くの課題が山積しており、ひと一人の力では何ともできないもどかしさも感じています。

10日(土)には、山ノ内町生涯学習フェスティバルを開催しました。生涯にわたって学ぶきっかけ作り、人と人との出会い、異文化理解を目的の生涯学習フェスティバルです。あいにく朝から雪降りで積雪もあり出足を心配しましたが、大勢の皆さんに来ていただき盛会となりました。

 オープニングには、ママさんブラスバンド「やまぴよカラーズ」の皆さんに演奏をしていただきました。子どもたちも一緒にステージに登り可愛らしい演奏をしてくれました。

今年も15の体験コーナーを設けましたが、朝から盛況で、中にはいくつもの体験コーナーで楽しんでいる方もいました。




2012年3月9日金曜日

H23年度山ノ内町長寿大学が修了

昨年11月から開講された「長野県シニア大学北信学部山ノ内地区学園」、通称「山ノ内町長寿大学」が昨日3月8日修了式を行いました。今年は129名の申し込みがあり、規程によって92名の皆さんが修了となりました。式典に引き続き受講生の皆さんに講座の成果を発表していただきました。


今年の技能講座は、舞踊、俳句、書道、大正琴、カラオケ、切り絵、ダンス、民謡、パソコンの9講座でした。展示発表では、真剣に互いの作品を見合っていました。俳句講座の皆さんは毎年「足湯」という合同俳句集を作成製本されています。


 発表会の最後には、講師の先生によるアトラクションがありました。卓越した演奏や舞踊、ダンスに受講生は盛んな拍手を送りました。


2012年3月7日水曜日

明日は「長寿大学修了式」です

明日3月8日(木)は山ノ内町長寿大学の修了式です。公民館職員は、明日の修了式と発表会の会場準備、展示準備に余念がありません。

昨年11月17日(木)に始まった長寿大学は、明日で15回となります。128名の皆さんが、14の教養講座、そして技能講座に意欲を持って学ばれました。明日の発表会のために各技能講座の皆さんは、時間外に練習したり印刷製本をされたりしてきました。

明日はみんなで祝い、楽しんでいただきたいと思います。

2012年3月6日火曜日

山ノ内町にも春の気配がしてきました

昨日は二十四節気「啓蟄」でした。いよいよ土の中の虫がうごめいてくる時期となってきました。
今朝は辺り一面ガスがかかり、9時頃は視界が悪いためライトをつけている自動車も多く見かけました。
10時頃、ガスが晴れてパッと明るくなりました。中央公民館から高社山が低い雲のむこうに見えたのですが、しばらくするとまたガスに隠れて見えなくなってしまいました。
ガスがかかるということは気温が上がってきているということです。あれほどあった雪も最近の雨でずいぶん少なくなってきました。雪の下にはフキノトウが、今か今かと春を待っていることでしょう。

今週は長寿大学修了式が8日(木)に、また生涯学習フェスティバルが10日(土)に行われます。本年度の公民館活動も最後のまとめの時期となってきました。

2012年3月5日月曜日

好天に恵まれた「かんじきツアー」

今日、二十四節気「啓蟄」の3月5日(月)は朝から雨が降っています。周りの山々は雲に隠れて見えない山ノ内町です。

昨日4日(月)、恒例のカンジキツアーを行いました。天気予報では雨という予報でしたが、朝から晴天になりました。参加者20名、体育委員4名、事務局1名は志賀高原のサンバレー、河原小屋分岐点からかんじきを履いてスタートしました。
まず上林までを昔のスキーコース「レオナードコース」の尾根筋を歩きました。暖かな日差しの中かんじきをつけて歩き始めると、じきに汗が出始めました。ヤマガの繭、熊が登った木など自然観察をしながら楽しみながらの下りとなりました。
旧上林スキー場からはかんじきを取って地獄谷野猿公苑まで30分ほど歩いて地獄谷につきました野猿公苑でのニホンザルのほほえましい姿に疲れをいやしました。

※レオナードコース・・・昭和20年代、アメリカ進駐軍レオナード大尉が上林から志賀高原の尾根筋に作らせたスキーコース。昭和24年2月には第1回レオナード杯争奪スキー大会が開催された。昔は丸池スキー場から道路やレオナードコースを使って湯田中までスキーで降りてきたという話も聞きます。
※啓蟄・・・大地が暖まり冬眠をしていた虫が穴から出てくるころ。『暦便覧』には「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出ればなり」と記されている。(ウィキペディアより)

2012年3月2日金曜日

明後日3/4はかんじきツアーです

山ノ内町中央公民館恒例の「かんじきツアー」が明後日4日(日)に行われます。今回は「一沼」付近から旧上林スキー場、地獄谷、そして渋温泉の約6.5kmを歩きます。

本番に先立って2日(金)体育委員の皆さんが下見をしました。あいにくの雨模様でしたがコースの安全確認をしていただきました。

天気予報では、曇りのち雨という予報ですがいい天気になってくれることを祈っています。