自分の写真
 長野県の北部にあり、志賀高原や山ノ内温泉郷等の観光地、リンゴ・ブドウなどの果物畑、自然豊かな高原を自負している山ノ内町の中央公民館です。また、温泉を楽しむニホンザル(スノーモンキー)でも有名になり、外国からのお客様も多くなりました。このブログでは、山ノ内町の公民館活動を始め、伝統文化、行事、人々の営み、文化財、季節、自然などの情報を発信し、故郷山ノ内町を見つめ直したいと思います。   

2011年4月28日木曜日

第15回コカリナフェスティバル開催について

第15回コカリナフェスティバルの開催についてお知らせいたします。

昨年度の第14回コカリナフェスティバルには、日本各地から大勢の皆さんにご参加いただき、交流が深まり大変素晴らしいフェスティバルとなりました。そして参加者の皆さんから是非来年も開催して交流をしたいという要望がたくさん寄せられました。

今年もコカリナフェスティバルを開催いたしますので、第一次のご案内をいたします。

  1. 期日 平成23年9月3,4日(土日)
  2. 場所 長野県北志賀高原竜王 ホテルタガワ
  3. 内容 オープニング サークル発表 黒坂さんコンサート 交流会など


今年も黒坂黒太郎先生にご出演をいただき、楽しいフェスティバルになるように計画をしていきたいと思います。
昨年度ご案内を差し上げた団体へは、近日中に第一次のご案内を差し上げます。
第14回コカリナフェスティバル

※ブログ右上の画像をクリックしていただければ、昨年からのコカリナ関係記事をまとめて閲覧できます。

2011年4月27日水曜日

田村さんの折り紙ワールド”ロビー展示”


町内在住で折り紙の達人、田村さんに1階ロビー展示をお願いしました。田村さんは中央公民館の文化祭、生涯学習フェスティバルなどで公民館活動に協力をいただいています。

ショーウインドウの中は、今年の干支の「うさぎワールド」です。また、ショーケースの中は、サル、リス、ツルなどの動物ランドになっています。来館の折りに是非ご覧ください。

2011年4月26日火曜日

山ノ内町の季節だより(4/24現在の桜情報)

4月24日(日)暖かな一日でした。山ノ内町の桜も見頃を迎えています。
上の写真は高社山麓の千歳桜と大日庵の桜です。千歳桜はエドヒガンザクラで昭和42年に県の天然記念物に指定されました。中野市からも高社山麓に咲く千歳桜が見え本格的な春を知らせてくれます。
大日庵の桜は、昭和49年に山ノ内町天然記念物に指定されました。大日庵という尼寺跡ですが、かつて紅白二本の桜があり源平桜と呼ばれていました。現在は白色の桜が残っていますが、紅色の桜が後から植えられ大事の育てられています。
このほか山ノ内町には桜の名所がたくさんあります。山ノ内町商工観光課の観光情報には町全体の観光情報や桜マップが掲載されていますのでご覧ください。

山ノ内町商工観光課の観光情報   http://www.town.yamanouchi.nagano.jp/kankojoho/
山ノ内町の桜マップ
http://www.town.yamanouchi.nagano.jp/kankojoho/homepage/sakura/2009sakuramap.pdf

2011年4月25日月曜日

いきいきふれんど「春の色探し」

4月23日(土)あいにくの小雨模様の天気。屋外に出て春の自然に親しみながら春の色を探す活動はできませんでしたが、24人の子どもたちが集まり中央公民館の周りで「春の色探し」を行いました。

まず中央公民館、蟻川図書館の周りに出て、春の野草を探しました。学校でよく勉強しているのでしょうか、オオイヌノフグリ、ハコベ、ヒメオドリコソウなど代表的な野草をよく知っていました。野草の中から自分が描きたいものを採集してきて、色探しです。いつもいろいろな色の絵の具を使って描いている子どもたちですが、今回は「赤、青、黄」の3種類の絵の具だけを使って、混色しながら自分が感じた色を探して描きました。

色探しの後はお団子作りです。豆腐と白玉粉を混ぜ、そして赤、青、白の三色団子を作り、きなこやあんこをつけていただきました。

天気はあいにくでしたが、子どもたちは春の活動を楽しんでいました。

2011年4月22日金曜日

子どもの人権を守る

学校の新学期が始まって3週間たちました。小学校に入学した1年生も、黄色い帽子をかぶって元気に学校に向かう姿を見かけます。

震災のあった東北地方では今週になってから新学期が始まったというニュースがテレビなどで流れました。地震・津波の直前まですぐそばにいた友達がいない始業式、校舎を借りての新学期・・・・転校した学校で福島からということで差別を受けた小学生の報道もありました。

また先日は、新学期が始まったばかりの登校途中で重機にはねられて6人の小学生の命が奪われてしまった事件、母親の交際相手の男性に暴力をふるわれて2才の女の子の命が奪われた事件などがあり悲しみと憤りを禁じ得ません。

昨日渋温泉にある薬師堂を訪ねてみました。お堂の脇に六地蔵がまつられています。その中に幼子を抱いているお地蔵様がありました。子どもを守るお地蔵様でしょう。また、今日山ノ内町役場前の掲揚塔に鯉のぼりを下げている職員の姿がありました。5月5日から始まる「児童福祉週間」にあわせて飾るために試験的に下げてみたそうです。

子どもの人権を守ること、特に子どもの生命を守ることは、社会・大人の責任です。子どもの権利を守る環境作りが今とても大事だと思います。

明日は中央公民館に「いきいきふれんど」事業で子どもたちがやってきます。春の野山で自然を満喫したいのですが、天気は下り坂です。雨の時は屋内で絵を描いたりお団子を作ったりします。子どもたちの笑顔が光ればいいなと思います。

2011年4月21日木曜日

志賀高原ロマン美術館情報

山ノ内町立志賀高原ロマン美術館では、4月23日(土)~7月9日(土)まで2011春季収蔵品展古今東西 模様展-志賀高原ロマン美術館コレクション-を開催いたします。
山ノ内町は湯田中、渋・安代、沓野、角間温泉など温泉場として古くから文化人が訪れています。そして多くの作品も残されています。志賀高原ロマン美術館には、山ノ内町に生まれた児玉果亭の作品や訪れた芸術家の作品をはじめ、江戸から昭和のガラス工芸品、キリム、版画、絵はがき、錦絵など多くの作品を収蔵しています。
今回の春季収蔵品展では、収蔵品の中から、キリム、錦絵、絵はがき、笠松紫浪の版画などに見られる模様に注目して展示いたします。


また、7月末には昨年に引き続いて現代若手作家による第2回「超カワイイ主義宣言」展を開催する予定です。昨年は渡辺おさむ氏を始め4名の作家の方の作品展示、ワークショップを行い好評でした。
今年は関西を拠点に活動されている奥津香里命(おくつかおりのみこと)さんのプロデュースで第2回「超カワイイ主義宣言」展が開催されます。奥津さんはこの展覧会に向けて
私たちはこの今の日本が心から喜び楽しみ感動し元気になってもらえる、若さと新しさとエネルギー溢れる展覧会にし、山内町の町の人たちはじめ、長野県の人々、遠方からみにこられる方々に喜んでいただこうと思います!」
と、抱負を語られ開催に向けて若手作家のスカウト、ロマン美術館の下見など、すでに精力的に活動を開始されています。また「超カワイイ主義宣言」展のブログを最近開設し、作品展開催までの過程を紹介されます。奥津さんのHP、ブログ、超カワイイ主義宣言」展のブログをご覧ください。
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アトリエ☆mikoto☆   http://kaorinomikoto.web.fc2.com/
奥津香里命ブログ   http://yaplog.jp/kaorinomikoto/
超カワイイ主義宣言  http://choukawaiishugi.blog90.fc2.com/
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2011年4月20日水曜日

山ノ内町の季節だより(4月中旬)

昨日は朝から雨、志賀高原は雪となり予定されていた志賀高原と草津を結ぶ「志賀草津高原ルート」開通前の「雪の廻廊ウオーキング」は悪天候のため中止となりました。里山も中腹から上は雪化粧となりました。
今日20日は二十四節気で穀雨田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降るころ)です。朝は小雨模様でしたが太陽も出てきました。これから農作業も本格的になります。

さて、23日(土)小学生対象に町の育成会事業で春の野山に出て春らしい色を花や昆虫、景色などから探して、春を満喫する「春の色探し」という講座が開催されます。

中央公民館も協力するので、その下見を一昨日行いました。リンゴ畑では蕾を間引く摘蕾(てきらい)作業に精を出しておられました。お聞きすると「摘花・摘果の前に摘蕾をしておけば作業がはかどる」ということです。美味しいリンゴを作るためにはたくさんの作業が必要なのです。

桜はやや赤みを帯びてきていますので、今週末あたりから開花し、次の週には満開になるのではないかと思います。満開になると景色も華やかになり気持ちも明るくなってきそうです。

2011年4月19日火曜日

宇木の古代桜マップ


宇木古代桜まつりが、4月29日(金)30日(土)に行われます。西小学校、隆谷寺、宇木区民会館前、大日庵、千歳桜、大久保とソメイヨシノ、シダレザクラ、エドヒガンザクラが散歩コースに点在しています。両日は、キノコ汁やリンゴジュースのサービス、そして農産物などの販売もあるそうです。

野草を食す・・・カンゾウの酢味噌和え

男の手料理 カンゾウの酢味噌和え
暖かい日が続いています。昼休みに公民館付近を散歩していますと、土手にカンゾウ(ノカンゾウorヤブカンゾウ??)の芽がたくさん出ていました。確か酢味噌和えにして食べるとおいしいという話を思いだしました。少しいただいて持ち帰りインターネットで調べてみますと、たくさん記事が載っていしました。

カンゾウは、私が小さい頃は、「ほっぽ」と呼んでいましたが語源はよくわかりません。お年寄りにみせたところやはり「ほっぽ」と言われました。また「たくさん食べるとむくむよ」とか「食べ過ぎると眠くなるよ」なんていう助言(注意・・・)もいただきました。

そんな助言もいただきましたが、少しならいいだろうということで、早速男の手料理です。ゆでて酢味噌をかけていただいてみました。アクもなくクセもなくおいしくいただきました。

これから山菜の季節になります。山ノ内町の道の駅にも、わらび、タラの芽、コシアブラなどの山菜が置かれるのも近いのかなと思います。

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【情報】山ノ内町旅館事業協同組合では「野趣あふれるつみ草を喰らう会」を開催されます。芽吹き始めた春の散歩の後、山菜の創作料理を味わっていただくという計画だということです。
期日日程 5月21日(土) 午前10時から午後1時終了予定
集合場所 山ノ内町よませ活性化センター
体験費用 4000円
詳しくは、下記ホームページへ
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2011年4月18日月曜日

訪問者数10,000達成しました。

今までのトップページのイメージ
2010年5月27日に開設した「中央公民館つれづれ草」への訪問数が10000人を達成しました。
山ノ内町を公民館活動を中心にして様々なジャンルで紹介しようと開設をしましたが、多くの方から「みてますよ」「がんばってくださいね」「楽しみにしてます」と励ましのお言葉をいただき、一つの区切りを達成しました。一日あたり平均30人の訪問者数ですが、一日80を超える時もありました。これからも楽しみながら努力をして更新をしていきたいと思っています。

春ですので明るくなるようにこのブログのトップ画像をかえました。昨年5月はじめの桜です。


ご感想や情報をお寄せいただければ嬉しいです。
y.bunkacenter@gmail.com

2年目のブックスタート配本・着物リサイクル教室

昨年度から始まった山ノ内町ブックスタート事業が二年目を迎えました。4月15日、町の保健センターに4ヶ月健診で集まった赤ちゃんに、町から2冊絵本がプレゼントされました。その後、蟻川図書館の職員が絵本の読み聞かせをしました。中には絵本の方を真剣に見て聞いている赤ちゃん、内容が分かっているかのように笑う赤ちゃんもいました。

「絵本をたくさん読んであげてください。テレビにおもりをさせないで、お母さんの膝の上で読みきかせをしてください。読みきかせを通して本が好きになって、豊かな心を持つようになります」という挨拶にお母さん方はうなづきながら聞いていらっしゃいました。

またこの日、中央公民館では本年度の「着物リサイクル教室」が始まりました。町の広報をご覧いなって今年は新たに6名の方が入会されて学習を始めましたが、第一回目から制作に取り組まれていました。物が豊かな時代に古くなって着なくなった着物をリサイクルして、着物に新しい命を吹き込む教室です。子どもたちにも伝えていただき、手作りと再生の良さ味わってほしいと思います。

2011年4月15日金曜日

イリオモテアサガオを定植しました

秋に挿し芽をしておいた「イリオモテアサガオ」(オーシャンブルー)が順調に(すぎるくらいに)生長しました。冬の間は室温が低くならないよう夜間はシートで保護したり部屋の中程に置いたりして管理をしました。その甲斐があって外はまだ寒いのにツルが出てきて一度切り戻しもしました。

昨日(4/14)いつも公民館の植物管理にアドバイスをいただいている地域の方がみえられ、「そろそろ外に出しましょう」ということで、昨年使ったドラム缶に定植をしました。でもこれから寒い日もあるだろうし、霜も降りることもあるだろう・・・ということで、苗の周りを肥料袋で囲いました。

「去年は根元の太さ5cmにならなかったから今年は5cm以上にしたいな」と約束???をしてくださいました。夏には去年以上に碧いオーシャンブルーの花をたくさん付けてくれると思います。

2011年4月14日木曜日

「山ノ内の季節だより」掲示板を作りました。

1階ロビー
志賀高原を始め、自然環境が豊かな山ノ内町は四季の変化がとても美しい町です。4月下旬から5月連休にかけて、山ノ内町の桜もきれいに咲いてくれます。

野山に咲く花、動物、昆虫、四季の行事、催し物、農作業、人々の営み等、季節を感じ「物や事」を紹介したいと考えて、誰でも掲示できるスペースを作りました。

写真、絵・・・何でも結構ですの自分で感じた季節を中央公民館(文化センター)にお持ちください。

2011年4月13日水曜日

文化センター駐車場の白線をひきました

山ノ内町中央公民館は山ノ内町文化センター内に事務室があります。文化センターには毎日多くの皆さんが、会議やサークル活動などで利用来館されています。

今週に入って公民館職員が駐車場の白線を引き直しました。その際、今まで設置してなかった障がい者の皆さん優先の駐車場を2区画設置しました。マークもインターネットで調べて作成しました。プロではないのですが完成度高くできました。

バリアフリーの文化センター環境作りを心がけて運営したいと思っています。

2011年4月12日火曜日

山ノ内町にも花の便り

咲き始めた蟻川図書館のロトウザクラ 4月12日
昨日の午後から山ノ内町は寒くなり、夕方には冷たい小雨となりました。そして雪も舞ってくる天気となりました。今日は朝から青空が広がり北信五岳の雄姿を春霞の中に見えました。

そんな朝でしたが、長野県北部を震源とする地震の余震が7時半頃にありました。東北の地震とともに早く地震活動が収まればいいなと思います。

テレビでは、地震で大きな被害があった栄村の2小学校が統合され栄小学校の開校式のニュースが流れました。15名の子どもたちは村外の避難先からの通学ということです。緊張の中に子どもらしい笑顔が輝いていた開校式の様子は被災した皆さんに大きな元気や勇気を与えてくれると思います。

中央公民館隣にある蟻川図書館のロトウザクラの花が咲き始めました。高社山をバックにしてピンク色がとてもきれいです。4月中旬から5月連休にかけて山ノ内町の桜も見頃を迎えます。桜の花を愛でて元気を出したいと思います。
山ノ内町上条から見た五岳と電車

2011年4月11日月曜日

大地震、巨大津波、原発事故・・・震災から一ヶ月・・・

3月11日の大地震、そして巨大津波から今日で一ヶ月経ちました。被災地では多くの方々が避難生活をされています。テレビなどでは震災から力強く立ち上がる方々の姿が報道される中、被災地という視点から肉親を失った方々個々の悲しみや憤りなどの報道に接する中、どう支援をしていったらよいか考えさせられます。

多くの児童が犠牲になった小学校での説明会のニュースでは、お母さんの悲痛な叫びがありました。原子力発電所の復旧作業にあたる方や奥さんの苦悩の言葉も報道されました。さっきまで一緒にいた友人が犠牲になった中学生の悲しみと苦しみの話も聞きました。物理的な被害の復興も重要です。それと共に心のケア、回復がこれからもっともっと大事にしていかなければならないと思います。

3月に開催された選抜高校野球開会式での選手宣誓はとても感動的でした。
16年前、阪神・淡路大震災の年に生まれました。今、東日本大震災で、多くの尊い命が奪われ、私たちの心は悲しみでいっぱいです。
 被災地では、全ての方々が一丸となり、仲間とともに頑張っておられます。人は仲間に支えられることで、大きな困難を乗り越えることができると信じています。
 私たちに、今、できること。それはこの大会を精いっぱい元気を出して戦うことです。
 「がんばろう!日本」。生かされている命に感謝し、全身全霊で、正々堂々とプレーすることを誓います。
 平成23年3月23日
   創志学園高等学校野球部主将 野山慎介


2010志賀高原コカリナフェスティバルから
コカリナ演奏家黒坂黒太郎さんは山ノ内町のコカリナ活動、特にコカリナフェスティバルで大変お世話になっている方です。山古志村の復興でもコカリナ演奏を通して支援をされましたが、今回の震災でも復興支援の活動を始められました。黒坂さんのブログもご覧ください。

復活の笛「コカリナ」東北支援ブログ
http://pub.ne.jp/kocarina96/?monthly_id=201104

2011年4月8日金曜日

春の花・・・・・そして杉花粉・・・

4月に入り暖かな日差しの中、友達とリンゴ畑の中を楽しそうな様子で遊んでいる小学生の姿がありました。寒い冬の間、家の中の遊びが多かった子どもたちが、野外に出て季節の変化を感じながら遊ぶことはとてもいいことだなと思うのです。明日からの週末は家族で野外に出て春を探してみたらどうでしょうか。

今朝通勤途中で毎年、春最初に見る樹木の花「サンシュユ」が咲き始めているところを見つけました。サンシュユを漢字で書くと「山茱萸」と書きます。山の茱萸(シュユ)ということですが、「茱萸」はグミのことだそうです。確かに秋になるとグミのような赤い実を付けます。
似た花に「マンサク」があります。同じように黄色い花を付けるので遠目にはそっくりですが、近づいてみると、マンサクの花びらは紐のように細長いのですぐ分かります。
ウィキディア サンシュユ マンサク


そんなサンシュユの花を見て気持ちよく歩いていましたら、山に煙が立っていました。「山火事・・・??!!」ヒヤッとしましたが、よく見ると黄色い杉の花粉が飛んでいたのでした。予防のためマスクや眼鏡式ゴーグルをかけている方を最近見かけますが、人ごとではない杉花粉です。

長寿社会開発センター「山ノ内町賛助会総会」4/7

長寿社会開発センターという組織をご存じでしょうか。長寿社会を迎え、健康で、生きがいを持って毎日を暮らし、社会に参画してこれを支えていくことにより、生をが豊かなものにする目的で運営されています。(詳しくは下記「長野県長寿社会開発センター」ホームページをご覧ください。)
山ノ内町では賛助会が組織され、福祉ボランティア、山菜野草研究、ゲートボール、マレットゴルフ、ゲーゴルゲーム、スポーツ吹き矢を通して活動されています。昨年は106名の会員数でしたが今年は98名で発足しました。賛助会では会員を募集しているそうです。
長野県長寿社会開発センターでは、長野県シニア大学やねんりんピックも運営されています。
「長野県長寿社会開発センター」ホームページhttp://www.nicesenior.or.jp/

2011年4月7日木曜日

長寿大から生まれた「大正琴の会」発足

昨年度の山ノ内町長寿大学の「大正琴講座」受講者の皆さんが、是非活動を継続したいということでサークルを立ち上げ、本日第一回の集まりをされました。3月の長寿大学修了から3週間、久しぶりに顔を合わて笑顔が輝いていました。また嬉しいことに4名の新会員を集められ12名で発足ということでなりました。
講師の先生として長寿大学でお世話になった小布施町の「逢瀬の会」のお二人に引き続き指導していただくそうです。
長寿大学から生まれたサークルであること、そして新会員が4名も増えたこと、生涯学習のお手本だなと思います。

2011年4月6日水曜日

未来につなげる文化と人づくり ~総合計画から~

山ノ内町ではこの度「第5次山ノ内町総合計画」を策定し発表しました。この計画は平成23年度から平成32年度までの10年間を見越した計画です。

総合計画では「まちづくり5つの柱」として5つの目標があります。

  • 目標1 地域資源をつなげる産業づくり
  • 目標2 健やかで笑顔をつなげる元気づくり
  • 目標3 未来につなげる文化と人づくり
  • 目標4 自然と快適な暮らしをつなげる生活基盤づくり
  • 目標5 創意工夫で自立につなげる行政づくり

特に目標3には公民館活動で達成する内容が多く含まれています。生涯学習の環境作り、地域の歴史や文化への理解を深める機会作り、文化の継承の機会作りを公民館として取り組んでいきたいと考えています。

ダイジェスト版は全町各戸に配布されますが、詳しい冊子については中央公民館と各地区公民館(よませふれあいセンター、ほなみふれあいセンター、北部公民館)に置いてあります。また町のホームページ(http://www.town.yamanouchi.nagano.jp/seisaku/sogo_plan_5.html)には策定の経過や詳しい総合計画がありますのでご覧ください。

2011年4月5日火曜日

暖かな日差しの中で入学式が挙行

二十四節気の清明、4月5日(火)山ノ内町では午前は4小学校、午後中学校の入学式が行われました。山ノ内町立西小学校では高社山や北信五岳がすっきりとした姿を見せて29名の一年生を迎えてくれました。

入学式前、大きなランドセルを背負って親御さんに手を引かれて来る一年生の笑顔が光っていました。受付前は記念写真を撮ったり、保護者同士でお話ししたりして嬉しそうな笑顔で一杯でした。

荻原校長先生からは「朝自分で起きて、元気に挨拶をしましょう。朝ご飯を食べて学校に来ましょう。挨拶をしっかりしましょう。楽しい学校生活が待っています」と挨拶がありました。PTA会長さんからも一年生へのお祝いの言葉がありました。また保護者の皆さんへ「PTA活動に積極的に参加してください。知らなかった人とも顔見知りになったり、地域を知る機会です。PTA活動は生涯学習でもあります」という挨拶がありました。

今年の入学生は、4小学校合計94名、中学校123名です。希望に燃えて入学した子どもたちが毎日「元気に登校、笑顔で下校」ができるように願い、公民館も協力させていただきたいと思います。

2011年4月4日月曜日

北部公民館にはまだ雪が残っています

スキーや手打ちそばで知られている北部地区にある北部公民館は、山ノ内町4地区でも一番雪の雪が深い地域にあります。4月4日も公民館の駐車場は雪の山、雪の壁が残っていました。

北部公民館では毎年、地域性を生かした「ものづくり教室」講座を実施しています。わら細工、木彫教室、押し花教室、俳句教室、書道教室など盛りだくさんの講座で、地域の活性化にも一役買っています。


高社山の南側の西部地区から南部、東部地区を眺望すると、あちこちで剪定した枝を燃している煙がたなびいて春の景色です。
今日4日は保育園の入園式、明日5日は小中学校の入学式です。ピカピカの笑顔が今日も明日も輝くといいなと思います。

2011年4月1日金曜日

山ノ内を訪れた文化人「森信三」

山ノ内中学校の校訓「場を清め 時を守り 礼を正す」を残された森信三先生は、教育哲学者として多くの著書を残され、教育界ばかりではなく、経営の根本哲学として大事にされている会社経営者が大勢いらっしゃいます。森先生は山ノ内町の沓野にある旅館に投宿され研修会や執筆活動をされましたが、昨日その旅館「くつの館」を訪ねて森先生のお話をお聞きしたり残された書を見させていただきました。

森先生が沓野館に初めておいでになったのが昭和36年のことだそうです。当時の女将さん「たけさん」は急な来訪と食材も不足していたことで、「大根がいっぱいあったから水団でも作っておくか」と水団を出されたそうです。森先生は大変喜ばれて水団を食べられたそうです。今も森先生に縁のある方や、森先生の足跡を訪ねて来られる方に水団を振る舞っておられるそうです。昨日もわざわざ水団を作って待っていていただきました。

今の女将さんは森先生とは1,2回ほどお会いされたそうですが、ご主人は若いときに何度も会われたそうです。お二人とも「森先生は穏やかな方。姿勢がよくてぴしっとされていた」ご主人は「腰骨を立てなさい」とよく言われたと思い出を話していただきました。

前の女将さんは「私が死んだら命日に出してくれ」と森先生の詠まれた歌の軸を残されています。軸の箱には「森先生 タケ用遺物」とご自身の字で記されていました。昨日もその軸を見せていただきました。(上の写真右の軸)

  • 山深く此処にこもりてかく書のこころに触るる幾人かあらむ
  • これの世のふたたびなしといふことを命に透り知る人すくな
  • みすずかる信濃の宿のひと室に遺書をかくがに書かきくらす