自分の写真
 長野県の北部にあり、志賀高原や山ノ内温泉郷等の観光地、リンゴ・ブドウなどの果物畑、自然豊かな高原を自負している山ノ内町の中央公民館です。また、温泉を楽しむニホンザル(スノーモンキー)でも有名になり、外国からのお客様も多くなりました。このブログでは、山ノ内町の公民館活動を始め、伝統文化、行事、人々の営み、文化財、季節、自然などの情報を発信し、故郷山ノ内町を見つめ直したいと思います。   

2010年12月27日月曜日

12月の公民館報”楓”を発行しました。

中央公民館情報委員会では年間3回(8,12,3月)公民館報「楓」を発行しています。今回12月の館報の内容は、

  1. 第41回総合文化祭
  2. 学級講座文化委員会の研修視察
  3. 着物リサイクル教室の活動
  4. 少年野球チームの横断幕づくり
です。

5月に開設したこのブログをご覧いただきありがとうございました。来年も情報を発信していきたいと思います。
明日は役場、中央公民館も今年の仕事納めです。良いお年をお迎えください。


2010年12月24日金曜日

冬至をむかえて 本格的な雪がほしい

12月22日、冬至の朝は雨でした。すっかり葉の落ちたリンゴの枝の高いところに赤いリンゴがぽつんと残っています。高いところだから手が届かず取り残したのかという訳ではありません。収穫を感謝し「来年も実がなりますように神様への感謝のお供え」「鳥や虫と恵みを分かち合う」など農家の祈りや願いが込められています。

23日は朝から雷と雨。一体この冬はどういう冬になるのかと心配にもなりました。これも温暖化の影響なのでしょうか。しかし志賀高原など標高の高いところでは積雪があり山を下りてくる車の屋根には雪が積もっていました。

24日、クリスマスイブの今朝は里までしっかり雪景色となりました。今晩は文字どおりのホワイトクリスマスになりそうです。

2010年12月22日水曜日

第4回長寿大学教養講座(糖尿病予防の食事療法)

12月16日(木)12月最後の長寿大学が開講されました。今回は飯山赤十字病院管理栄養士の齋藤菜穂子さんに「糖尿病予防の食事療法」と題した講演をしていただきました。
生活習慣病は内臓脂肪型肥満が大きく関わっていること、それに高血糖、高血圧、脂質異常のうち2つ以上あわせもつとメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と診断されること、なぜメタボリックシンドロームが危険なのかからお話しは始まりました。
食事療法の話の中で、おまんじゅう1個食べたら45分間一生懸命歩かなくてはカロリーが消費されないというお話しでは、受講者から「ええ~」という驚きの声が上がりました。塩分摂取のお話しもあり、冬期間漬け物でお茶会が楽しみという地域柄、受講者は頷きながらお話を聞いていました。
生活習慣病は痛くもかゆくもないけれど心臓病や脳卒中など命に関わる病気を急速に招くこと、食事が大事だということなど、とても大事なお話を聞きました。

教養講座の後は皆さんお楽しみの技能講座になりました。歌を歌ったり体を動かしたり、頭をひねったり、楽器を演奏したりして講座を楽しみました。

今回で今年の講座は終わり、2011年1月6日(木)が第5回目となります。次回は大熊二三子さんに「新年だ、歌って笑って体をほぐそう」という体験型の講演をしていただきます。

2010年12月21日火曜日

スノーモンキー写真展、コンテスト表彰式(12/18)

志賀高原ロマン美術館、第3回スノーモンキー写真展及びスノーモンキー写真コンクール表彰式が12月18日(土)作品出展者、入賞者をお招きして行われました。

今回の写真展には、14名の写真家の皆さんのスノーモンキーの愛らしい表情や動きを表現した作品が多数展示されています。

表彰式にはグランプリ受賞の小坂さんをはじめ多くの入賞者に出席したいただきました。小坂さんの作品は左写真の2段目右「雪この神秘なるもの」です。雪が降ってくる空を手をあげて見上げる表情が題名通りだなと思います。受賞者代表のあいさつで小坂さんから「二度訪れた地獄谷で撮った写真がグランプリ受賞ということでびっくりしています。写真家の先生方の作品をみてもっともっとがんばりたい」というあいさつがありました。

今回の写真コンクールには442点の作品応募がありました。審査員代表の今井寿雄先生から「サルは人間の祖先、ふと見せる人間らしい表情にひかれる。それが魅力。さらに地獄谷のサルはきちんとしつけられていて、安心して撮影ができる。」という話があり、また作品の前で講評もあり参加者の皆さん方は次回の作品づくりに向けて熱心に聞いていました。



2010年12月20日月曜日

12月 ロビー展示の紹介

 中央公民館一階のロビーは町民の皆さんにとって憩いの場、発表の場として利用していただいています。毎月二つの団体の皆さんに展示ケース内に作品を展示していただいています。
12月は「湯田中押し花愛好会」と「山ノ内フォトクラブ」の皆さんの作品を展示しています。
上の写真は「押し花絵」ですが、押し花を再構成して緻密で美しい作品ばかりです。実際に近くで見ていただくと作品のすばらしさや作者の思いが伝わってきます。

「山ノ内フォトクラブ」は、総合文化祭をきっかけにして写真の好きな方が最近結成されたクラブです。山ノ内町の自然や文化、人々の暮らしなど、写真を通して紹介していきたいということです。今回は、スノーモンキー、雪、祭り、暮らし、電車などの作品が展示されています.

2010年12月17日金曜日

第4回長寿大学教養講座(一茶の俳句)

12月9日(木)第4回長寿大学教養講座は、湯田中に縁がある一茶について一茶研究家宮川洋一先生に「一茶と俳句」という講演をしていただきました。

一茶については様々な書籍が発行されており、一茶の人間性も解釈がいろいろあり、人間性(人物観)がゆがめられているのではないかという考えです。一茶の俳句や遺墨などから宮川先生は、「素直さ、まじめさ、無邪気、慈愛、あきらめ」など一茶を論じています。

講演の冒頭で童謡「一茶さん」を、大熊二三子さんのリードで全員で歌いました。とても和やかな雰囲気の講演になりました。

「一茶さん」 中条雅二作詞・中野次郎作曲

一、 一茶のおじさん 一茶のおじさん 

あなたの生れはどこですの 
はいはい私の生れはのう
信州しなのの山奥の
そのまた奥の一軒家 
雀とお話してたのじゃ 

二、 一茶のおじさん 一茶のおじさん 
あなたのおうたを聞かせてね 
それでは歌ってみましょかの 
わたしが小さい時じゃった 
せどのはたけで一人きり 
母さんおもってよんだうた 
「我と来て遊べや親のない雀」


2010年12月16日木曜日

冬の大掃除をしていただきました。

12月、師走も残すところ2週間あまりとなりました。中央公民館では年2回、中央公民館利用していただいている団体の皆さんのご協力をいただき、大掃除をしています。13日(月)午後、夜の2回に分かれて普段手が回らないところまで掃除をして磨いていただきました。
午後の部では清掃にあわせて、火事を想定した避難訓練。消火訓練も行いました。
おかげさまで大変きれいになりました。ご協力いただいた皆様ありがとうございました。

2010年12月15日水曜日

心に響く言葉・・・

毛涯章平先生の色紙
昨日映画「アンダンテ」の記事の中、駅舎に掲示してあった名言を紹介しました。どの言葉も深い言葉だと思います。

以前ある学校の校長室に左のような色紙が掲げられていました。色紙には「残香」と銘があります。校長先生にお聞きしましたら長野県の教育者として有名な毛涯 章平先生の筆だということです。本文には「以春風接人 以秋霜自粛」と書かれています。この言葉は江戸時代末期の儒学者佐藤一齋の書いた「言志四録」の中にある言葉だそうです。「春の風のような優しさで人の接し、秋の霜のような厳しさで自らを粛(つつし)む」という内容です。この言葉に出会って自分のあり方を反省した記憶があります。

このような深い言葉や文に出会うことは生きていく上でとても大事になると思います。先日「心に響く言葉」という本を買いました。装丁に「一言よく人を生かし 一言よく運命を導く」「あなたは心の糧になる言葉を持っていますか?」とあり読んでみようと思って買いました。

図書館においでいただき心に響く言葉に出会ってみませんか。

2010年12月14日火曜日

「アンダンテ」鑑賞会、感動しました。

12月11日(土)中央公民館学級講座文化委員会活動、映画鑑賞会が行われました。今回は「アンダンテ~稲の旋律~」を鑑賞しました。

社会に適応できず引きこもっていた主人公千華がペットボトルに入れたSOSの手紙。それを拾った農業に自分の思いを持って従事している晋平、その家族、友達との出会い、そして汗をかき土にまみれながら農作業を手伝う中から自分の生きる道を模索し自信を取り戻していく、という内容でした。クライマックスの場面、晋平が計画した田んぼの中の千華によるピアノ演奏会が感動的でした。

映画を見終わった後、「いい映画だったね」「自分と母親が重なった。子どもに対して負担をかけていた。」「自然、土、農業っていい環境なんだね。」「人は支えられて生きていくんだね。」などたくさん感想をいただきました。

映画の中、駅の掲示板にあった標語「卵を割らなければオムレツはできない」「山は山を必要としない。しかし、人は人を必要とする。」「急行でも各駅停車でもいつかは目的地に着く」は意味深い言葉だなと思いました。
また晋平のいとこの女性がナスの収穫で商品にならないナスを見て「なんだ、このナス」といってかぶりつき「うまい!」という場面がありましたが、「曲がっていてもナスはナス。味は変わらない。曲がっていることも個性なんだ。」といっているように感じました。

これからもいい映画を鑑賞する会を計画したいと思います。


2010年12月13日月曜日

スノーモンキー写真展Vol.3のお知らせ


志賀高原ロマン美術館では、山ノ内町にある地獄谷野猿公苑のニホンザルを紹介する写真展第3弾「スノーモンキー写真展Vol.3」を開催します。地獄谷のニホンザルはスノーモンキーとして人気があり、温泉に入る自然な表情が魅力です。その姿を見たり写真を撮ったりしようと多くの観光客、写真家の皆さんも訪れてくださいます。近年外国から見える方も多くなり国際的な観光、人気スポットとなっています。

今回の写真展は、写真家の皆さんの作品と共に、「スノーモンキーフォトコンテスト2010」に応募していただき受賞された皆さんの写真も同時展示をいたします。愛らしいスノーモンキーの写真を是非ご覧ください。
  • 期間 2010.12.18~2011.4.10  木曜日休館



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2010年12月10日金曜日

里にも積雪がありました。

12月10日、昨夜から里にも降り始めた雪が積もり一面銀世界になりました。子どもたちも防寒具を着て、ブーツを履いて登校する朝でした。

湯田中では約5cm位の積雪でしたが、高社山の北にある北部(須賀川そばが美味しい須賀川地区)では15cm位積もったということです。

いよいよ本格的な冬となりそうです。スキーや温泉を楽しむ季節、家の中に閉じこもっていないで、体を鍛えたり心身のリフレッシュをしたりしたいものです。

イリオモテアサガオの冬越しに挑戦

夏の間、中央公民館の窓外でたくさんの花を咲かせ、緑のカーテンとなってくれていたイリオモテアサガオ(別目オーシャンブルー)もすでに花の時期を終えました。
このアサガオは種ができない宿根草ということですが、山ノ内町では野外で冬を越すことは無理ということで、挿し芽をして冬を越さそうと挑戦しています。(写真右)

左の写真は根元の部分です。鉛筆と比べるとその太さがお分かりかと思いますが、一番太い部分で直径が4cmです。春に植えたとき、直径が5cm位にはなるとお聞きしました。1cm足りませんでしたが普通のアサガオに比べると格段に太くなりました。

2010年12月9日木曜日

ブログ開設から6ヶ月、外国でも見ていただいています。

中央公民館の活動や山ノ内町の自然、宝物など紹介しようと開設したブログ「中央公民館つれづれ草」も6ヶ月たちました。できるだけ毎日投稿しようと努力をしてきましたが、なかなか毎日投稿することは難しいことだなと感じています。しかし昨日までの投稿数135という数字を見ると「がんばったな」と自画自賛もしたくなります。

どんな方々が見てくださっているのかは分かりませんが、国別ページビューの統計では、日本(5,798)アメリカ合衆国(140)カナダ(59)ルクセンブルグ(44)イラク(18)オーストラリア(12)マレーシア(7)大韓民国(3)イギリス(2)インドネシア(2)という数字が載っていました。外国からも見ていただいているかと思うと内容をもっともっと充実させなくてはと思います。
日本が多いのは分かります。アメリカやカナダにも山ノ内町出身者の皆さんや山ノ内町に関心のある方がいらっしゃるのかと想像できます。最近ルクセンブルクでブログを見てくださる方が急に増えました。ルクセンブルクは、ベネルクス3国(オランダ、ベルギー、ルクセンブルク)という名で有名ですが、歴史、自然、美しい街並みも素晴らしいと聞いています。首都ルクセンブルク市は城砦都市として世界遺産にも登録されているようです。

このブログを外国からご覧になっておられる皆さん、近況や文化、自然、最近の話題などをお知らせいただければ嬉しいです。

メールアドレス y.bunkacenter@gmail.com

2010年12月8日水曜日

台湾の高校生、町内で宿泊学習

12月7日(火)台湾宜蘭県羅東高級商業職業学校の生徒さん40名が日本の家庭の生活、文化、言葉を学ぶため山ノ内町の民家にホームステイをしました。
この日は志賀高原でスキー体験、善光寺見学をして午後4時頃、中央公民館に到着し宿泊受け入れ家庭の皆さんと対面をしました。
中央公民館に入ってくる高校生は口々に「こんにちは」と笑顔であいさつをしてくれ、素晴らしい高校生だなと思いました。
対面式では、歓迎のコカリナ演奏に聞き入っていました。町からの歓迎のあいさつの後、自家用車に分乗して受け入れ家庭に移動しました。日本語も勉強してこられたようで少しの会話もでき感心しました。
一行は、12月8日上田市、浅草を見学し東京で宿泊し10日には帰国という日程になっています。日本での経験、山ノ内町でのスキーやホームステイの体験を日本との交流に生かしてほしいなと思います。


2010年12月7日火曜日

霜と朝霧の昨日の朝、そして今日は二十四節気「大雪」

昨日12月6日(月)、山ノ内町の上条付近は朝霧の向こうに太陽が見え幻想的な朝でした。

志賀高原のスキー場開きも12月4日(土)熊ノ湯スキー場で行われスキーシーズンが幕を開けました。

今日12月7日は二十四節気の大雪です。里にはまだ雪は降っていませんが、志賀高原は今日も雪が降ったそうです。22日の冬至まで昼が短くなります。冬至にカボチャを食べて寒い冬、風邪を引かないようにして乗り越えたいものです

2010年12月6日月曜日

山ノ内町社会福祉大会が開催されました。

12月5日(日)第29回山ノ内町社会福祉大会が中央公民館で開催されました。
オープニングでは町内で音楽活動をされている「菅の郷 スーパーバンド」(写真左上)の皆さんが、懐かしいベンチャーズの音楽を演奏されました。「でっかい音を出して菅の郷を元気にしたいと思って結成し活動している」ということです。スピーカーから流れるギターの音に引き込まれ大きな拍手が湧きました。

引き続いて福祉活動に功労のあった皆さん、児童福祉作品(作文、標語、ポスター)の表彰がありました。「点字って みんながつながる たのしい言葉」が標語の部金賞です。
また社会福祉協議会職員の皆さんの手作り寸劇「おふくさん」(写真左下)は、認知症のおふくさんを地域で支え見守ることの大切さをうったえるものでした。

講演はクローン病という難病を乗り越えて演奏活動をされているご夫婦、ESPERANZA(えすぺらんさ)のトークとコンサートが行われました。「放課後の音楽室」という曲の演奏前に「皆さんにとって一番大切な出会いを思いながら聞いてください」というお話しがあり、会場は竹オカリナと土オカリナの美しい音色を聞きながら大切な出会いを考えながら聞き入りました。エスペランサの奥様にとっては、未来に夢を共有できる人との出会いである旦那さんとの出会いが一番大切だと話されていました。

最後に大会アピールをし閉幕をしましたが、一人ひとりが福祉の心を養い思いやりのある地域作りに参加すること、それが豊かな心を持つ自分、優しい自分の発見につながり、豊かな福祉の地域作りにつながるのだと改めて思うことができました。



2010年12月3日金曜日

蟻川図書館 第4回目ブックスタート配本


 本年度から始まった蟻川図書館ブックスタートの第4回配本が3日町保健センターで行われました。
4ヶ月健診15名の赤ちゃんとお母さんに2冊ずつ図書袋に入れてお渡ししました。希望していただいた絵本は絵がきれいで、また仕掛けがある物に人気が集まっているようです。

絵本をお渡しした後、読み聞かせをしました。一緒についてきた2才のお兄ちゃんが大きな絵本の前に出てきて真剣に絵本を見たり聞いたりする姿を見て、子どもは絵本の読みきかせが好きなんだなと改めて思いました。

「『つ』の付くうちは膝の上」という言葉があります。一つから九つまでは膝の上で育てることが大事ですよと言う昔から言われている言葉です。膝の上で読みきかせをしてもらって、すくすくと育ってほしいなと思います。

2010年12月1日水曜日

中高社会教育研究大会から

11月27日(土)、中高社会教育研究大会が中野市西部公民館で開催されました。この大会は、中高(中野市、下高井郡)の4市町村の公民館で組織する中高公民館運営協議会主催で、生涯学習推進のため当面する諸課題について研究討議を行い連携を密にするために毎年開催されて今年で38回を数えます。

講演にはNPO法人信越トレイルクラブ代表理事、元飯山市長小山邦武氏をお招きし、「田園空間はかけがえのない宝物」という演題で講演をいただきました。飯山市岡山地区に酪農家として入植された経歴やアメリカ留学での経験、飯山市長時代の取組、信越トレイルの取組からお話しをいただきました。
「知らないこと、できないことはきちんと言った方がいい。それで勉強になるから。」「留学中米国人の先生から『日本は生きていくために大切な物、おいしい空気、きれいな水、豊かな土などがたくさんある資源大国だ。日本は土地土地の素晴らしい文化がある広い国だ。日本はすごい国なんだぞ。』と言われ、日本を知らない自分だったと気づかされた。世界に誇れる文化が日本にはあると気づいた。」「公民館活動は地域を支える力である。リーダーとなる人が必要だ。」という講演をいただき、最後に今までの取組のスライドを見せていただきました。

研究大会の後半は4つの分科会で研究協議を行いました。木島平村から「放課後子ども教室の取組」中野市から「伝統野菜で地域おこし、生きがいづくり(ぼたんこしょう保存会)」野沢温泉村から「どぶろく特区取得から現在までの取組」、山ノ内町からは「コカリナを通して公民館活動に関わってきた取組」の発表がありました。

山ノ内町はコカリナ合奏の発祥の地です。オリンピック冬季大会の会場整備等でやむなく伐採された木の生命をコカリナという楽器と音色、人との関わりに再生させた取組について、最初からコカリナに関わってこられ、今も大きな夢を持って活動されている大熊二三子さんから発表をしていただきました。実際にコカリナを演奏をしたりしながら話が盛り上がり、充実した研究協議になりました。

大熊さんの大きな夢は「小澤征爾先生の指揮で1000人で『とんび』 演奏すること」だそうです。


2010年11月26日金曜日

蟻川図書館の樹木の雪囲いをしました。

高社山に雪が3回降り、そろそろ里にも雪が降りそうです。天気予報では29日(月)には雪だるまのマークが付いています。

蟻川図書館の周りには、利用者の皆さんに自然の環境も楽しんでいただきたいという願いでいろいろな植物が植えられています。先日雪に備えて雪囲いをしました。

山ノ内町もいよいよ雪の季節です。こたつにあたって雪を見ながら読書をするのもいいものです。蟻川図書館を大いに利用していただきたいと思っています。

2010年11月25日木曜日

山ノ内町長寿大学が開講しました。

平成22年度、山ノ内町長寿大学(長野県シニア大学北信学部山ノ内学園)が11月25日(木)に開講しました。

長寿大学は、仲間とともに、健康でいきいきと社会参加活動を実践していただく方を養成するための大学で、60才以上の方が受講できます。

今年は147名の受講希望がありました。毎回教養講座90分、技能講座90分の計画をしています。技能講座は、大正琴、舞踊、俳句、切り絵、カラオケ、ダンス、書道、民謡、パソコンの9講座があり、一回目から熱の入った学習をしておられました。
また、教養講座では山ノ内町警部交番所長から悪徳商法、振り込め詐欺の防止や交通事故防止についてお話しがあり、人ごとではないことを再確認しました。
山ノ内町長寿大学では、これから原則として毎週木曜日開講で3月17日まで15回の開講となります。

2010年11月24日水曜日

野沢菜洗いのシーズンです

昨日は肌寒い一日でしたが、今日は一転小春日和でした。暖かい日差しの中で野沢菜漬けの準備、お菜洗いをされている方に出会いました。野沢温泉では、豊富な温泉の湯で洗うそうですが、温泉場でない所では冷たい水での作業です。ゴム手袋、防水のズボン、上着といういでたちでの作業です。

野沢菜漬けは、その家その家の漬け方があり、近所誘い合っての冬のお茶会では漬け方が話題になり話に花が咲きます。最近ではこのような本格的な漬け方でなく、二、三日で食べられる「野沢菜の時漬け」をする家庭も増えているようです。この漬け方はレシピもインターネットでも紹介されています。

本来の野沢菜漬けは春先になると、べっこう色になり酸っぱくなります。この酸っぱさがまた何ともいえないという方も多いようです。また漬け物樽の中に残った野沢菜を細かく切り、煮物にしたり、おやきの具にしたりしていただくのも、またおいしいものです。

2010年11月22日月曜日

11月22日 いい夫婦の日

11月22日(月)朝からどんよりした空模様でしたが10時頃からポツリポツリと雨が当たり始めました。11月7日、立冬から2週間、今日は二十四節の「小雪」に当たります。

雨が当たり始めリンゴを取り入れている夫婦の方が用意してきた雨具に着替えておられました。春から丹誠込めて育ててきたリンゴ「ふじ」の収穫で忙しい毎日だそうです。おいしそうな真っ赤な「ふじ」がコンテナにいっぱいです。

そういえば、今日11月22日は「いい夫婦の日」です。リンゴを収穫するお二人を象徴するようです。

先ほど中央公民館の向かいにある山ノ内町役場に若い二人が傘をさして入っていきました。婚姻届を提出されるそうです。いい夫婦の日に婚姻届を提出するお二人の幸せを祈っています。

2010年11月19日金曜日

「まみくとい」がきれいに見えました。


昨日の朝、高社山に3回目の雪が降りました。「高社山に3回雪が降ると里にも雪が降る」といわれています。そろそろタイヤの履き替えも考えなくてはいけない時期になりました。

今日は小春日和の一日。中央公民館から久しぶりに「まみくとい」がきれいに見えました。
「まみくとい」は、山ノ内町や中野市など北信地方に住む私たちには何のことはすぐ分かる言葉です。

「まみくとい」は、北から見える北信五岳の山の名前の頭一文字をつなげたものです。北から「斑尾山(だらおさん)」「妙高山(ょうこうさん)」「黒姫山(ろひめやま)」「戸隠山(がくしやま)」「飯綱山(いづなやま)」です。黒姫山は手前の通称「箱山」に隠れています。

「まみくとい」で検索をしていただければ、いろいろなホームページが見つかると思います。

2010年11月17日水曜日

第3回アットホームプラザのご案内

第1回内田良子先生、第2回小巻佳人先生のアットホームプラザは大勢の皆さんのご参加をいただき充実した講演会となりました。

引き続いて第3回アットホームプラザを行いますので大勢の皆さんのご参加をお願いします。
講師の先生として、信州大学繊維学部教授村上泰先生を迎えします。「前向きな子供を育てるには~社会に出てから活躍してほしい~」という演題で講演をしていただきます。

パンフレットから
「子供は親のちょっとした言葉に左右されます。「勉強をしなさい」という親の声に応えて努力したのに試験の結果が悪いこともあります。そんなとき「成績が悪い。頑張りが足りない」と親から言われたら、努力しても結果が悪ければ意味がないんだとやる気を失ってしまうでしょう。大学生の教育現場から、社会に出てからも活躍できる子育て法について考えます。」

  • 日時 11月19日(金) 午後2時15分~
  • 会場 山ノ内町立東小学校 体育館




2010年11月16日火曜日

一茶忌法要・湯薫亭10周年記念行事が行われました。


一茶は山ノ内町湯田中にたびたび訪れています。特に湯田中湯本家に長く投宿し、残された貴重な資料が湯薫亭(とうくんてい)に公開されています。

湯薫亭開館10周年と一茶忌をかねて昨日(11月15日)法要と記念講演が行われました。会場となった湯田中梅翁寺には町内の関係者をはじめ一茶の記念館がある信濃町柏原や高山村など各地から一茶ゆかりの方々が集まりました。一茶研究家の宮川洋一先生による講演会では一茶の人間性などについて興味深いお話しがありました。

写真右上は湯本家13代湯本五郎治さんが編集出版された一茶の遺稿集「九番日記、其他」の中表紙です。左下には一茶の有名な句「やれうつな蝿が手をする足をする」がみえます。右下は梅翁寺境内にある句碑(子ども等が雪喰いながら湯治かな)です。

2010年11月15日月曜日

月曜の朝・・・落ち葉はきの子どもに出会いました


里の紅葉も真っ盛りの先週でしたが、14日(日)から月曜日の朝にかけての雨と風で桜の葉が散っています。
15日(月)の朝、山ノ内西小学校前の道路で子どもたちと先生方が落ち葉を掃いていました。春、満開の桜の花を楽しんだのがつい最近のような気がしますが、赤や黄色に染まった落ち葉で、雨でぬれた歩道が絨毯のようになっていました。
登校してきた子どもたちと先生方が黙々と落ち葉を掃く姿接してご苦労様だなという思いと同時に、子どもたちにとって季節を感じること、きれいにすること、仕事をすることが、これからの生き方に大きな財産になるのだろうと思いました。

現代は落ち葉をゴミのようにとらえ、また掃いても掃いても風が吹いてまき散らす、まことに人間にとっては迷惑なことととらえてしまいがちです。良寛は「焚くほどは風がもて来る落ち葉かな」、また一茶は「焚くほどは風がくれたる落ち葉かな」という句を残しています。落ち葉を集めて焼き芋を焼いた思い出は、煙が立って迷惑だ、二酸化炭素を出して地球温暖化の原因になる・・・・ということなのか焚き火も見なくなり、懐かしい思い出になってしまいました。せめて腐葉土に・・・・という時代でもなくなってしまったのでしょうか・・・。

今日は時雨模様の一日です。志賀高原には雪が降っているのでしょうか。



2010年11月12日金曜日

”アンダンテ~稲の旋律~”上映のご案内

山ノ内町中央公民館学級講座文化委員会では、映画鑑賞会を計画しました。今年は2010年封切りの新作”アンダンテ~稲の旋律~”を上映します。

この作品は社会に適応できずに苦悩していた主人公が自分の生きる道を人との出会いの中から懸命に模索するという内容です。パンフレットには「食と農と大地、そして人間再生の物語!」「今、混沌とする時代に、心が洗われる映画が誕生した」と書かれています。

家でDVDを見る時代となり、映画館で映画を見る機会も少なくなっています。良い映画を大勢で見るこは感動を共有できて、すてきなことだと思います。家族、友人お誘いあわせておいでください。

  • 日 時  12月11日(土)
  • 上 映  1部 午後1時30分開場 上映午後2時から
  •       2部 午後5時30分開場 上映午後6時から
  • 会 場  山ノ内町文化センター3階ホール
  • 入場料  前売り券 1,000円 当日券 1,200円
高校生未満は無料

(問い合わせ、前売り券)山ノ内町中央公民館 0269-33-1120
    ”アンダンテ~稲の旋律~”公式ホームページ
     http://www.ggvp.net/andante/

    2010年11月11日木曜日

    文化祭あおぞら広場から町社協へ寄付をしました

    町総合文化祭2日目に行われたフリーマーケット「あおぞら広場」では、農産物、着物リサイクル、焼き物、おやき、衣類など、12団体の出店があり大勢の皆さんに利用していただきました。

    毎年その売り上げの一部を山ノ内町の福祉に役立てていただきたいと、社会福祉協議会に寄付をさせていただいています。
    11月9日には社協の会長さんを訪ね、中央公民館学級講座文化委員長から寄付をさせていただきました。
    あおぞら広場にご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

    2010年11月10日水曜日

    文化協会の視察研修が行われました。

    山ノ内町で文化芸能活動をされている団体の皆さん(山ノ内町文化協会)の文化視察研修視察が11月8日(月)駒ヶ根市で行われました。

    駒ヶ根市の光前寺、駒ヶ根高原美術館を中心にしての研修でした。ちょうど光前寺は開創1150年、7年に一度の御開帳の期間に当たり大勢の参拝の皆さんでにぎわっていました。また紅葉が見事で秋を堪能することができました。

    光前寺の隣接して駒ヶ根高原美術館があります。池田満寿夫、草間彌生、ゴヤ、藤原新也などの作品が展示されており、感動をしながら鑑賞をすることができました。

    駒ヶ根市はソースカツ丼でも有名ですが、お昼にはソースカツ丼をいただき、山ノ内町のグルメについても話題が弾みました。

    2010年11月9日火曜日

    第2回アットホームプラザのご案内(小巻佳人先生講演)

    第2回アットホームプラザが11月12日(金)午後2時から山ノ内町立西小学校で開催されます。今回は、「親子関係と思春期の心の病」という演題で、北信圏域こころの相談センター小巻佳人先生に講演をしていただきます。

    講師の小巻先生は、長野県下のソーシャルワーカーの職能団体である長野県医療社会事業協会会長をつとめられておられ、各地で相談活動、講演活動をされています。複雑多様な社会の中で心の病に悩み苦しんでいる子どもたちが増えています。今回は親子関係を視点にしてお話をお聞きできます。



    2010年11月4日木曜日

    総合文化祭「芸能祭」が開催されました。

    第41回山ノ内町総合文化祭が最終日(3日)の芸能祭で幕を閉じました。芸能祭には、山ノ内町のサークル、団体の皆さんを始め中野市の皆さんにも賛助出演をしていただき素晴らしい芸能祭になりました。決してプロではないのですが日頃の練習の成果を発揮されて、素人離れの芸能を見せていただきました。

    今回の総合文化祭に関わっていただいた役員の皆さん、出展者、出場者の皆さん、そして見に来てくださった多くの皆さんに厚く感謝申し上げます。

    芸能祭の写真を中央公民館1階ロビーに展示してあります。もしお気に入りの写真がありましたら事務室にお申し付けください。

    2010年11月2日火曜日

    高社山の紅葉が見事です

    長野県北信地方にある標高1351mの高社山は山ノ内町、木島平村、中野市の3市町村にまたがる故郷の山です。裾野が広く広がった姿から高井富士(たかいふじ)とも呼ばれています。四季折々の姿が美しく、登山や写真の題材としても親しまれています。
    11月2日は天候が良く山頂から中腹にかけての紅葉が美しく日の光に映えていました。その昔、修験者の修行にも使われていた山頂の西側の岩場が紅葉の中に光って見えています。
    先日初雪がありましたが、冬期間は雪化粧した美しい高社山を見ることができます。長野電鉄信濃竹原、夜間瀬間にかかる夜間瀬川鉄橋を通過する電車の姿を高社山背景に撮影しようと、鉄道写真カメラマンがシーズンを通して大勢見えます。

    さて、明日11月3日(文化の日)は総合文化祭の最終日、芸能祭が行われます。

    2010年10月31日日曜日

    山ノ内町総合文化祭(2日目)


    山ノ内町総合文化祭は2日目を迎えました。2日目は展覧会にあわせて駐車場で「あおぞら広場」を開催しました。台風の影響は全くなく、時々太陽の光も差し込むいい天気になり、会場ではフリーマーケット、体験コーナー、尺八、コカリナ、ハーモニカ、カラオケなどで参加者の皆さん方が一緒に楽しまれました。

    3日には芸能祭が行われます。どうぞおいでください。

    2010年10月30日土曜日

    山ノ内町総合文化祭(一日目)

    第41回山ノ内町総合文化祭が始まりました。台風接近であいにくの小雨模様の中でしたが、午前中から大勢の皆さんにおいでいただき、町民の皆さんの力作を熱心に見ていただいています。

    出品者の皆さんがお茶を振る舞って談笑するなど心(ハート)のこもった”おもてなし”をされる会場もあります。作品を鑑賞していただいて「はっ!!」、会場で「ハート」でふれ合って、芸術で「アート」。あわせて「はっアートフルな交流を」というコピーを考えました。3階の展示は明日までですが、3日まで展示をしていますのでぜひおいでください。
    菊花展も湯田中駅前「楓の館」で行っています。出品者の皆さんが丹誠込めて育てた見事な菊ばかりです。また地元で菊作りを長くされている方の見本となる菊花も展示してあります。山ノ内北小学校6年生の作品も展示されていますので、楓広場の「足湯」につかりながら、また長野電鉄特急「ゆけむり号」を見ながら、菊もご覧ください。

    明日31日は展覧会にあわせて「あおぞら広場」が行われます。フリーマーケット、キノコ汁サービス、音楽演奏など盛りだくさんです。台風の影響が心配ですが、晴れることを祈って準備をしています。

    2010年10月29日金曜日

    サークル紹介「やまぴよカラーズ」

    山ノ内町と中野市を中心に活動されている音楽サークル「やまぴよカラーズ」は、学生時代に吹奏楽で活躍された皆さんで結成し音楽活動を楽しんでいらっしゃいます。
    昨年結成し主に山ノ内町中央公民館で練習しています。小さなお子さんを連れて練習に参加され、とてもアットホームな雰囲気です。

    今度の山ノ内町総合文化祭ではスタジオジブリメドレーや龍馬伝テーマ曲など発表されます。また保育園などにも訪問し子どもたちに演奏をしています。子育ての真っ最中、仲間と集って音楽活動をされていることは、とてもすてきなことだと感じました。

    2010年10月28日木曜日

    第1回アットホームプラザのご案内(内田良子先生講演)

    平成22年度「アットホームプラザ」(家庭教育講座)を、11月5日(金)午後2:20から、心理カウンセラー内田良子先生をお迎えして山ノ内中学校体育館で開催いたします。

    内田良子先生は心理カウンセラーとして、子どもたちの不登校、ひきこもり、いじめなどの問題について、全国各地で講演をされておられます。
    当日は「いじめ・不登校で悩む子どもたち~心とからだの声をきく~」という演題で講演をしていただきます。
    大勢の皆さんの聴講をお待ちしています。

    第2回目のアットホームプラザは11月12日(金)、北信圏域こころの相談センター精神保健福祉士小巻佳人先生に山ノ内西小学校で講演していただきます。

    2010年10月27日水曜日

    初雪で里山の中腹まで雪景色です

    (上)高社山 (下)文化センター近くの里山

    昨日から冬型の気圧配置となりました。北海道では札幌にも初雪が降ったというニュースがありました。

    山ノ内町でも昨日午後、国道292号志賀高原渋峠から草津温泉まで積雪のため通行止めになりました。今日10時解除の予定でしたが当面の間通行止めが延期されました。その後14時通行止めが解除されたというアナウンスがありました。

    写真は今朝(10/27)の里山の様子です。中腹まで雪化粧しました。

    上の写真の山は、ふるさとのシンボル的な山「高社山」ですが、山ノ内町や中野市では、「高社山に雪が3回降ると郷にも雪が降る」といわれています。さて今年はどうなるのでしょうか。

    山ノ内町総合文化祭(芸能祭)プログラム紹介

    第41回山ノ内総合文化祭は今週末10月30日から11月3日まで開催されます。展覧会参加、芸能祭出演の皆さんは、今最後の仕上げ、練習に余念がありません。

    展覧会は全期間開催しますが、10月30日(日)には文化センター駐車場で「あおぞら広場」が開催されます。農産物や雑貨、陶器、手作り小物などのフリーマーケット、音楽ステージ、キノコ汁の無料サービスなどが予定されています。

    また11月3日(文化の日)には、文化センター3階ホールにおいて芸能祭を開催しますが、芸能祭のプログラムができあがりましたのでご覧ください。(プログラムをクリックすると拡大できます)
    なお時刻は予定時刻ですので早まったり遅れたりすることもあります。
    皆さんのご来場をお待ちしています。

    2010年10月26日火曜日

    よませ保育園の人権・同和教育公開保育


    10月22日、山ノ内町西部地区にある”よませ保育園”で、人権・同和教育公開保育がありました。園では「幼児期における人権感覚の育成をめざして」というテーマで保育に取り組んでいますが、今回の公開保育では、年長児が計画した「ちびっこ運動会」に年中児を招待して一緒に運動会を楽しむ中で「人権感覚」を育成するという内容でした。

    子どもたちの言葉や行動の中に、確かに人権感覚が育っているなと思わされることがたくさんありました。たとえば、楽しい運動会当日欠席した友達の名前が、どの子からも自然に出てきました。また先生が「さみしいね。早く良くなってほしいね」と語りかけると、どの子も自然にうなずいたり、「そうだね」と言うのです。

    年長児は運動会の役割を全員が持っていました。自分たちで運営すること、年中児をリードすることで、自尊感情を持てるように保育が計画されているなと思いました。運動会の中ではルールを守ること、力を合わせること、応援することなどで子どもたちの人権感覚の育成を考えられているようでした。

    楽しい運動会の後、教室に戻った子の中に、泣いている子がいました。先生が「なぜ泣いているのか教えて」と聞きますと、「くやしかった」とはっきり話しました。先生は「そうだね、がんばったから悔しいんだね」とその子に寄り添った言葉がけで、その子を認め、フォローされるのです。その先生の言葉できっと救われたと思います。

    温かな先生方や友達の中で、どの子にも人権感覚が育っていると思わされる公開保育でした。


    2010年10月25日月曜日

    湯薫亭(一茶 井泉水 記念俳句資料館)で一茶を尋ねる

    湯田中は俳人一茶が51才から65才で亡くなるまで足しげく訪れ、長期間滞在した地です。その関係で一茶晩年の日記類、遺墨が伝えられています。
    大正6年、松尾芭蕉の研究家でもあった荻原井泉水が、一茶が逗留した旅館を訪れ残された一茶の資料を見て、一茶の偉大さに打たれ一茶の研究、出版をしました。
    湯薫亭(とうくんてい)は井泉水(せいせんすい)が一茶の研究にいそしんだ旅館の離れだそうです。湯薫亭には一茶の貴重な墨跡、井泉水などの墨跡が展示されています。7月のブログ「一茶の句碑紹介」で紹介した句碑について書かれた書簡「田中河原の記」のコピーも展示されています。

    今年は湯薫亭開館10周年記念として、イベントが計画されています。詳細はチラシをご覧いただくか直接お問い合わせください。

    過去ブログ「一茶の句碑紹介」

    大きな地図で見る

    2010年10月22日金曜日

    やまのうちフルーツの里ブラッシュアップ&キノコ品評会


    10月21日、中央公民館を会場にして「第1回やまのうちフルーツの里ブラッシュアップ&キノコ品評会」が行われました。
    山ノ内町は全国に誇るおいしい果物がたくさんとれます。生産者の皆さんが、おいしい果物をたくさん食べていただきいたいという願いのもと、日々努力されています。今回の品評会は、リンゴ「シナノスイート」とブドウ「種なし巨峰」の2部門のでの審査でした。審査員の審査の結果、町長賞を始め各賞が決まりました。

    色つきが良く、糖度も高い山ノ内町の果物を是非ご賞味ください。

    2010年10月21日木曜日

    玄関を飾る見事な菊盆栽

    地域の方から中央公民館玄関を飾る盆栽を展示していただきました。
    写真で見ていただけるように、”懸がい”と”根上がり”の菊の盆栽二種類です。

    いよいよ菊が美しい季節です。10月30日から「山ノ内町総合文化祭」で、湯田中駅前「楓の館」付近では菊の展示を行います。子どもたちが学校で育てた菊も展示されます。ぜひおいでください。

    

    2010年10月18日月曜日

    秋の町民ハイキング(乗鞍高原)

    10月17日(日)山ノ内町中央公民館主催の「秋の町民ハイキング」が乗鞍高原で行われました。

    50名の参加者は乗鞍高原畳平までバスで移動しました。途中紅葉が美しくバスの中から楽しむことができました。畳平付近は紅葉する樹木がなく紅葉を楽しむ事はできませんでしたが、好天に恵まれ穂高連峰、槍ヶ岳の姿をしっかりと見ることができました。現地で剣が峰コースと富士見岳コースの2班にわかれてハイキング(登山)をしましたが、気温が3℃ということで高原の厳しさも経験することができました。

    参加者の皆さんは防寒具をしっかり着けていたのですが、観光バスで来られた方の中には、短パンで散策をされる女性もいて非常に寒そうでした。

    中央公民館では、春のハイキング、夏の町民登山、そして今回の秋の町民ハイキングを実施しましたが、本年度末、春先に「かんじきツアー」も計画する予定です。