自分の写真
 長野県の北部にあり、志賀高原や山ノ内温泉郷等の観光地、リンゴ・ブドウなどの果物畑、自然豊かな高原を自負している山ノ内町の中央公民館です。また、温泉を楽しむニホンザル(スノーモンキー)でも有名になり、外国からのお客様も多くなりました。このブログでは、山ノ内町の公民館活動を始め、伝統文化、行事、人々の営み、文化財、季節、自然などの情報を発信し、故郷山ノ内町を見つめ直したいと思います。   

2011年7月29日金曜日

志賀高原夏期大学が開講 1日目

第31回を迎える「志賀高原夏期大学」が28日(木)山ノ内町文化センターで開講されました。大正末期から「山ノ内夏期大学」が戦後一時中断され昭和56年、名称を「志賀高原夏期大学」として再スタートし今年が31回目となります。

一日目の講師として信州大学人文学部教授山本英二先生を迎えて、「高校教科書で学ぶ日本史」と題して午前と午後の4時間講義をしていただきました。先生は山ノ内町出身でもあり会場は大勢の聴講者で一杯となりました。

教科書で習った日本史の内容の中には近年の研究で真偽があやふやな事も浮き彫りになってきているそうです。「元寇」で吹いた風は台風なのか寒冷前線の通過なのか、「元寇」という表記が最近の教科書では「蒙古襲来」という表現に変わってきていること、また「慶安の御触書」は慶安年間に全国的に公布されたのか研究で疑問視され教科書の扱いが変わってきていることなど興味深いお話をお聞きできました。

2日目は、理系の講義としてJAXAから小惑星探査機「はやぶさ」のイオンエンジンに携わった清水幸夫先生に午前中、午後は同じくJAXA宇宙教育センター長中村日出夫先生から宇宙教育について講義をいただく予定です。

志賀高原夏期大学は、どなたでも受講できます。また当日申し込みもできますのでご参加ください。
開講時刻は10:00~12:00、13:00~15:00です。会場は山ノ内町文化センター3階ホールです。

2011年7月28日木曜日

世界の小澤征爾さん、山ノ内中学校で1年ぶりの演奏会

世界的な指揮者小澤征爾先生が7月27日(水)山ノ内中学校を訪問され、全校生徒に演奏会をプレゼントされました。小澤先生は奥志賀高原に別荘を保有され、また山ノ内町名誉町民ともなっています。そんなご縁で毎年、山ノ内中学校で「小澤征爾コンサート」を開催していただき、今回が26回目となります。

昨年から体調を崩されていた小澤征爾先生ですが、一年ぶりの山ノ内中学校訪問、元気な姿を全校生徒に見せてくださいました。「待ってました小澤先生!! 小澤先生感謝です」と書かれた横断幕が掲げられ体育館は全校生徒や保護者で一杯となり、1年ぶりの元気な小澤征爾先生の姿と指揮、演奏に魅了させられました。

最初の演奏は、バッハ作曲「G線上のアリア」でした。3月の震災で犠牲となった多くの方への祈りを捧げる意味で最後の拍手はなく全員で黙祷をしました。チャイコフスキー作曲「弦楽セレナーデ」は、世界の小澤征爾先生の完全復帰を確信する迫力ある指揮で、感動、感激の体育館となりました。

生徒からお礼として全校合唱で「絆」が歌われました。3月の大震災、小澤征爾先生との再会などを心に込めての合唱は感動的な合唱となりました。

最後には楽団員の皆さんの演奏という贅沢な伴奏で山ノ内中学校の校歌を歌って感謝の気持ちを表しました。校歌の合唱中、小澤征爾先生は生徒の方に歩み寄り笑顔で生徒の歌に耳を傾けられました。校歌の合唱の後、小澤征爾先生から男子の声がよく出ていることをほめていただきました。

本日は奥志賀高原森の音楽堂でコンサートです。8月にはサイトウキネン、そして9月には中国での公演とお忙しいスケジュールです。健康に気をつけられてご活躍していただきたいと思います。

それにしても毎年小澤征爾先生の生のコンサートを聴くことができる山ノ内中学校の生徒は幸せです。

2011年7月27日水曜日

第15回コカリナフェスティバルに向けて


7月23日(土)は二十四節気の「大暑」でした。いよいよ名実共に暑い夏となります。そんな中、絵手紙をいただきました。昨年もコカリナフェスティバル後にいただきましたが、とても美しく清涼感のあるガクアジサイの絵と、熱い、厚い、篤い思いがこもった文面で感謝感激です。

8月5日(金)が参加申し込みの期限となっています。是非今年も山ノ内町北志賀高原においでいただき、コカリナフェスティバルを楽しんでください。

2011年7月26日火曜日

リンゴの摘果作業

7月のこの時季、山ノ内町の名産物であるリンゴの木の下は青いリンゴがたくさん落ちています。観光客の皆さんにすれば不思議な光景かもしれませんが、大切な農作業なのです。

美味しいリンゴ、商品価値のあるリンゴを作るには、付いた実をそのままにしておくわけにはいきません。一本の木や枝にたくさん実をならせますと、大きさや糖度など成長に大きな影響がでてしまいます。そこで春は摘花、夏は摘果の作業で間引きをするのです。

リンゴの木の下で木陰とはいいながら暑い日中の作業です。熱中症にも気をつけて作業をされています。こんな作業があって美味しいリンゴを作ることができるのだなと思います。

2011年7月25日月曜日

超カワイイ主義宣言展VOL.2オープン


7月24日(日)大勢の来賓をお迎えし「超カワイイ主義宣言展VOL.2」がオープンされました。関西若手作家による「作家主動」の展覧会ということで、若い作家の皆さん12名全員が大阪、京都、奈良などから数日前に山ノ内町に宿泊し、準備を進めてきました。

オープン当日は作家の皆さんが自分の展示場で作品の説明や思いなどを来館者にされていました。私も「この造形の発想はどこから浮かぶのですか」とお聞きしますと、「犬が好きなんですが、いろいろ考えていると、頭の中で犬がどんどん合体してくるんです」と説明がありました。若いエネルギーや情熱があふれ、元気が出る展覧会です。

この展覧会は9月25日(日)まで行われます。夏休み、お盆の帰省、志賀高原や温泉への旅行で山ノ内町においでの際は是非お立ち寄りください。

2011年7月22日金曜日

超カワイイ主義展VOL.2 オープン直前レポ

明後日7月24日(日)、志賀高原ロマン美術館企画展「超カワイイ主義宣言展VOL.2」のオープンを前に、12名の若手作家さんたちによって展示作業が佳境に入っています。
今日22日午前中美術館を訪ねますと作家に皆さんが一生懸命に展示をされていました。「関西4芸大の若手作家主動の展覧会」とパンフレットに書かれていますが、「主導」ではなく「主動」がピッタリだなと感じました。
ブログ「超カワイイ主義宣言展VOL.2」にアップされている画像の作品を間近に見ると、当たり前かもしれませんが迫力があり、また繊細な筆遣いタッチ、さらに作品に込められた作者の思いを感じ取ることができます。

オープンセレモニーは7月24日(日)午前10時から行われます。セレモニーには作家の皆さんも出席されます。作品を前にしてお話しもしていただけるのではないかと期待をしています。作家のひとり奥津香里命(おくつかおりのみこと)さんは、「どんな世代の皆さんにも楽しんでいただけると思います。また黒川紀章さんデザインのロマン美術館と今回の展覧会はとてもマッチしています。ぜひ足を運んで楽しんでいただきたいのです」と話しておられます。

館外ではトカゲの立体オブジェがお迎えしています。是非おいでください。
作家の皆さんによるブログ「超カワイイ主義宣言展VOL.2」を見ていただければ、さらに楽しんでいただけます。これも是非御覧ください。
http://choukawaiishugi.blog90.fc2.com/

2011年7月21日木曜日

山ノ内町の今昔「湯田中駅前」

「こんなものを見つけました」と見せていただいた写真・・・・写真なのか絵なのか・・・・湯田中駅前の古い写真です。絵はがきのケースですが東京の骨董屋さんで見つけたそうです。残念ながら中身の絵はがきはありません。

この写真はバスの形、人物の服装から昭和30年代から40年初めではないかと思われます。現在の湯田中駅でできるだけ同じ場所と思われる所から撮った写真とくらべてみると、変化と同時に変わらないものもあります。

今、写真もデジタル化し、印刷して残すことが少なくなってきています。また昔の写真は、ともするとゴミとして片付けられてしまっているのかもしれません。昔の写真はゴミではなく宝だと思うのです。今は昔からの人々の努力の積み重ねです。

アルバムや箱の中に「古い写真」がありましたら、中央公民館にお貸しいただけませんか。デジタル化して集積し貴重な資料とさせていただきます。


2011年7月20日水曜日

カワラナデシコを探しに行ったのですが・・・・

7月18日、早朝テレビに釘付けになって女子ワールドカップ決勝を見ました。アメリカに先取点を奪われながらも、何度も何度もの危機を脱し、同点になったときは「もしかしたら、すごいことになるかもしれない」と思いました。そしてPK戦で3-1。ワールドカップ優勝というものすごい結果は私たちを勇気づけてくれるにあまりある偉業となりました。

「なでしこJAPAN」にあやかってナデシコの写真を撮ってブログに載せようと夜間瀬河原に行きました。かつてカワラナデシコは夜間瀬河原にたくさん咲いていた記憶があるのです。しかしどこにもカワラナデシコの姿を見ることができませんでした。

河原の土手にはノカンゾウの花が咲いていました。ノカンゾウは春先にその芽をおひたしや酢味噌和えにして食べられることを紹介しました。あれだけ芽が出ていたのですが花はそう多く見かけません。クズの繁茂や土手の草刈りで花が咲く前に無くなってしまうのかもしれません。カワラナデシコもそうなのかもしれません。どこかにひっそりと咲いているのでしょうか。

ノカンゾウの花の後ろには志賀高原のシンボル「笠岳」、そして横手山も見ることができます。真夏に向かって志賀高原は豊かな自然で私たちを迎えています。
http://kouminkan.blogspot.com/2011/04/blog-post_19.html

PS ナデシコの写真がHAさんのブログ北信に舞う蝶たちbyHA」にアップされていましたのでリンクさせていただきます。
http://hits.blog.ocn.ne.jp/tyou/2011/07/718_b1b5.html

2011年7月19日火曜日

町民登山「五竜岳」の下見をしました。

山ノ内中央公民館恒例の「町民登山」は、7月30日(土)31日(日)に行われます。現在28人の方の参加申し込みがあり、体育委員・公民館主事を含めて35人が五竜岳を目ざします。

本番を前にして、7月14、15日には下見をしました。午前6時山ノ内町を出発し白馬五竜とおみ駅に、そしてテレキャビンに乗ってアルプス平駅に着きました。そこからは脚力と気力の登山です。

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8:30登山開始~(20分)~地蔵の頭~(90分)~小遠見山~(110分)~大遠見山~(120分)~五竜山荘(14:00)
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計画では一日目に五竜岳山頂を目指す予定でしたが、天候が悪く翌日に山頂を目指すことにしました。
翌日は朝4時起きで4時15分山荘から歩き始めました。約1時間で山頂に立つことができました。山頂では美しい御来光を拝むことができました。その後山荘で朝食をいただき、6時50分下山を始めました。五竜とおみ駅に着いたのは10時30分頃でした。
下見は天候にも恵まれ美しい景色を楽しむことができました。本番も天候に恵まれるよう祈っています。

2011年7月16日土曜日

急成長 ”イリオモテアサガオ”


7月2日今年初めて開花した中央公民館のイリオモテアサガオですが、この2週間で急成長しました。最近では2株のから30近く花を咲かせます。

写真では葉や花の大きさがよく分からないのではと思います。来館、近くをお通りの際は是非ご覧ください。

2011年7月15日金曜日

月見草の開花・・・嬉しい連絡が続々と


「月見草の苗を差し上げます」と、このブログや中央公民館ロビーでポスターを貼ってアナウンスしたところ、大勢の皆さんから希望をいただきました。120ポットありましたが残りわずかになりました。

今週に入ってから「館長さん、月見草が咲きましたよ。かわいい花ですね」「路地に植えたんですが、朝になったら赤くなっていました。夕べ咲いたようですが気づかなくて・・・」など、たくさん連絡をいただいています。

「夕べ咲きました。開いたら薄ピンク色でした。」という連絡もありましたが、家の中で育てておられるようです。風のない場所ですとガクが開くときの刺激が少なくて、開ききれずに深夜に開花することもあります。鉢植えの場合、開花するまで外に出しておいて開花したら家の中で楽しむことがいいようです。

つぼみがふくらみ、ガクに縦の赤い筋がはっきりしてきたら、「そろそろ咲きます」というサインです。
上の写真は、7月11日(月)の開花の様子です。

2011年7月14日木曜日

感動!!第8回志賀高原音楽祭


志賀高原、夏の音楽活動のスタートを切る「第8回志賀高原音楽祭」が、7月10日(日)志賀高原総合会館98ホールで開催されました。

この音楽祭は山ノ内町で音楽活動をしているサークルが実行委員会を結成して日頃の音楽活動の成果を発表したり交流を深めたりする目的で開催されています。今回は地元のサークルの他、中野市や長野市、また遠く飯田市からも参加がありました。

山ノ内中学校吹奏楽部の皆さんによる演奏で幕を開け、98ホールは美しい音楽で一杯になりました。今年は3・11、3.12の大震災で被災された皆さんへ届けとたいという思いで休憩前には「あの鐘を鳴らすのはあなた」を全員で歌いました。

フィナーレ、志賀高原音楽祭ハレルヤコーラス常任指揮者、洗足学園音楽大学教授の捻金正雄(ねじがね まさお)先生の指揮でハレルヤコーラス、そして「ふるさと」の大合唱で幕を閉じました。

当日のステージ写真は中央公民館に展示してありますのでご覧ください。



2011年7月13日水曜日

ホタル観察会をおこないました

須賀川の発生場所(左上の光跡は合成です)
7月9日(土)中央公民館主催「ホタル観察会」を行いました。雷雨の後、あいにくの小雨模様の中でしたが、11名の参加者の皆さんと山ノ内町のホタル発生地を回りました。

志賀高原石ノ湯のゲンジボタルは、その生息地が国指定の天然記念物として有名ですが、今回は北部須賀川地区、西部夜間瀬川鉄橋下流、東部星川地区の3カ所で観察をしました。

1週間前がホタル発生のピークだったようです。今回の観察会は天候や時期の関係もありホタル乱舞とはなりませんでしたが、発生地の条件などを学習することができました。


2011年7月12日火曜日

中高女性団体研修会「寝たきりを半分に減らす」

7月9日(土)野沢温泉公民館において中高女性団体研修会が開催されました。今回の研修は、NPO法人寝たきり半分推進協議会の宮尾八万子保健師を招き、増加しつつづけている「寝たきり」を予防し健やかな生活を送るためにはどうしたらよいかについて講演をいただきました。

寝たきりの原因は脳血管疾患が多いことから、予防には血管を健康に保つことや適正血圧の保持が大事だということです。特に動脈硬化を防ぐことから「メタボ健診」が平成20年から実施されています。メタボ健診は動脈硬化が進んでいることを早期発見する健診で、異常があったからといって病気ではないそうですが、そのままの生活習慣では動脈硬化が進み、脳血管疾患を発症し寝たきりになる確率が高くなるそうです。

講演の中で「寝たきりを半分に減らす3つのポイント」を教えていただきました。

  1. 毎朝、血圧を測る
  2. 毎朝、体重を量る
  3. 食事のはじめに10分間野菜を食べる

出席者の皆さんの関心事であり、具体的な話だったこと、また宮尾さんの親しみやすいお人柄、話術であっという間の1時間30分でした。

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詳しくお知りになりたい方は下記リンクへ
NPO法人寝たきり半分推進協議会
http://www.netakirihanbun.org/

寝たきり半分推進協議会大岡研修所ブログ
http://netakirihanbun.naganoblog.jp/
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2011年7月11日月曜日

第31回志賀高原夏期大学のご案内


今年も中野・下高井教育会と山ノ内町の共催による「志賀高原夏期大学」が7月28日(木)29日(金)の両日、山ノ内町文化センターで開催されます。

一日目には、山ノ内町出身信州大学人文学部教授の山本英二先生により「高校教科書で学ぶ日本史」と題して、21世紀に入って日本史教科書の叙述が変化して歴史常識が大きく変化してきていることを講演していただく予定です。「蒙古襲来ー神風は吹いたか」「慶安御触書ー本当に実在したのか」など興味深い内容になるようです。

二日目は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から、宇宙科学研究所清水幸夫先生、宇宙教育センター中村日出夫先生のお二人をお迎えし、「日本の宇宙科学の探求とそのチャレンジ」と、「これからの理科教育と宇宙教育」の講義をお聞きします。昨年六月にカプセル回収に成功した小惑星探査機「はやぶさ」の開発のお話しや、子どもたちの好奇心や冒険心、ものづくり精神に火を付けるきっかけ作りの理科教育、宇宙教育のお話しがお聞きできます。

申し込みをすればどなたでもどなたでも受講できるということです。詳しくは上の画像をクリック(拡大表示)してご確認ください。

2011年7月8日金曜日

アットホームプラザ「ソーテ・サワサワ」


中央公民館では家庭教育講座「アットホームプラザ」として講演会を開催しています。今年第1回目は7月7日(木)山ノ内中学校PTAと共催でタンザニア出身で飯綱町在住の小林フィデアさんを講師にお迎えして開催されました。

SISI  SOTE SAWASAWA と書かれた黄色いTシャツのいでたちで壇上に立たれたフィデアさんでしたが、タンザニアの国旗を演壇に掲げた後、「みなさんと同じフロアで話をしたい」とフロアで話をされました。「こんにちは」「スワヒリ語でジャンボです」などスワヒリ語の挨拶を紹介されました。また今日の話は、SISI  SOTE SAWASAWA(シーシ ソーテ サワサワ)「私・みんな・同じ」ということの話もされました。

フィデアさんの話の中で心に残った事がたくさんありますが、いくつか紹介します。
タンザニアの四つの宝は、「お年寄り 子どもたち 障がいを持った人 お客さん」。お年寄りは知恵があり命をつないでくれた人、子どもは神の子、親は厳しさと愛情を持って独り立ちさせなくてはいけない、障がいを持った人は神に一番近い人、お客さんは出会いなんです。

「差別いじめ、よくない。この世界は許し合い助け合い感謝するところ。私は人を選ばない。人を分けない。私は人を助けることが大好きです。毎日神様に私の体を使ってくださいと祈っている。」

1時間20分ほどの講演会の中から、私たちの生き方を問い直す事ができました。


2011年7月7日木曜日

山ノ内町の季節だより(ラベンダー畑)


先日地域の方から「ラベンダー祭りやります~心豊かな遊人(ゆうじん)の皆様へ」というタイトルで招待状が届きました。7月2日(土)当日は都合がつかなくて行けなかったのですが、7月6日(水)ラベンダー畑に行ってみました。山ノ内町上条地籍の山手にあるラベンダー畑は北信五岳を一望できる素晴らしいロケーションにありました。残念なことに北信五岳はうすい雲の中に隠れていましたが、紫色のラベンダー、初夏の緑と涼しい風は幸せな気持ちにさせてくれるに十分でした。

このラベンダー畑は、山ノ内町で農業を営んでいる笹井さんご夫妻が、8年前に遊休荒廃農地を借り受け、雑草や雑木を掘り起こしてラベンダーの苗200株を仲間の皆さんと一緒に植え付けたそうです。「借景の北信五岳や北アルプスの力を借りて、北海道の富良野にも負けない(?)くらいの絶景」と招待状に笹井さんは書かれていますが、規模では富良野ほどではありませんが、借景と想いは匹敵するなと思いました。

7月2日の「ラベンダー祭り」は大勢の遊人の皆さんが集まって楽しまれたということです。
7/2ラベンダー祭り(笹井さん提供)

2011年7月6日水曜日

第21回山ノ内町ゆけぶり俳句大会 7/3


山ノ内町俳句協会(德竹徳重会長)主催「第21回山ノ内町ゆけぶり俳句大会」が7月3日(日)に中央公民館で開催されました。
表彰式ではあらかじめ投句された俳句の4名の選者による入選句と合点賞(総合点賞)、また当日9時に与えられた「お題」による入選句などの表彰が行われました。

山ノ内町長賞 
  征しままの夫の終の地鳥帰る(長野市 徳武さん)
山ノ内町中央公民館長賞
  万緑に青空取られてしまひけり(山ノ内町 竹内さん)
山ノ内町観光連盟会長賞
  余生とは何気ない日々葱坊主(長野市 菅谷さん)

そのほか当日の席題「風鈴」「夏蕨」「蜘蛛」で印象に残った俳句は
  風鈴に留守を預けて野良仕事
  夏わらび露座佛の頬ゆたかなり
  朝蜘蛛やいい事あると親の声

選者の代表の方が「俳句は省略の文学です」という挨拶がありましたが、五七五の中に情景や想いを表現する俳句は素晴らしい文学だと思います。

2011年7月5日火曜日

万華鏡をつくりました「いきいきふれんど」

7月最初の日曜日、教育委員会・町子ども会の共催で「いきいきふれんど」が開催されました。
今回の「万華鏡をつくろう」には、13名の親子が集まり、思い思いのビーズや色紙を入れて万華鏡を作りました。完成した万華鏡をのぞいてみて「きれい!」と歓声を上げていました。

万華鏡は19世紀初めスコットランドの科学者ディヴィッド・ブリュースターが科学実験器具として発明したそうです。その後おもちゃとして人気が出たようです。日本には江戸時代文化文政の時代に持ち込まれ「紅毛渡り更紗眼鏡」と呼ばれて人気を博したそうです。その後明治時代には「百色眼鏡」と呼ばれるようになったそうです。

年配の方は昔、ガラスや顕微鏡のスライドガラスなどを使って作った記憶があると思いますが、最近はキットがあるようです。また鏡のようになったプラスチック素材もあるようです。また台所で使うラップの芯を使えば立派な万華鏡ができそうです。夏休み親子で作ってみると面白いのではないでしょうか。

2011年7月4日月曜日

速報・・イリオモテアサガオ ツキミソウの開花 ホタルの舞い


7月に入り夏らしくなってきました。中央公民館で育てているイリオモテアサガオはどんどん蔓を伸ばし急成長をしています。7月2日(土)には今年初めてイリオモテアサガオが咲きました。本格的な夏に向かってイリオモテアサガオは元気です。

今年たくさん種をまいたツキミソウが咲き始めました。(写真左下)翌朝にはピンク色になってしぼんでいました。まだ苗がありますのでおいでいただければ差し上げます。

今週土曜日に「ホタル観察会」を開催しますが、先週金曜日夜、夜間瀬(よませ)川鉄橋下の川原ではホタルがたくさん舞っていました。(写真右下)乱舞というほどではありませんが、かなりたくさん見ることができました。

志賀高原ロマン美術館「ギャラリートーク Vol2」


開催中の「古今東西―模様」展にともない、学芸員によるギャラリートークを行います。2回目の今回は「キリム」の解説と、ピアノ演奏です。

  日  時  7月9日(土)  14:00~15:00 
  場  所  志賀高原ロマン美術館 2階展示室           
  曲  目  星に願いを,世界に一つだけの花、など   
  参加料 入館料のみ(ロマンパスや5月25日発行「広報やまのうち」掲載の「町民ご招待券」利用可)
  申込み 必要なし。当日美術館に直接おこしください。 

○問い合わせ  志賀高原ロマン美術館 ☎0269-33-8855

7月24日(日)から「超カワイイ主義展Vol2」を開催します。

2011年7月1日金曜日

小林フィデアさんを迎えて「アットホームプラザ」7/7

山ノ内町中央公民館主催「アットホームプラザ」の今年第1回目は山ノ内中学校PTAの人権・同和教育講演会を兼ねて7月7日(木)に行われます。

今回講師に小林フィデアさんをお迎えします。
フィデアさんは1970年タンザニアに生まれました。1996年海外青年協力隊員としてタンザニアに赴任していた日本人男性と結婚し三水村(現 飯綱町)に来日し、1998年から地元で働きながら人権問題について講演活動をおこなっておられます。またタンザニアのエイズ孤児らを支援する団体を立ち上げられ支援活動を続けています。

小林フィデアさんのホームページ
「ソーテ・サワサワ」
http://www.sotesawasawa.jp/index.html

問い合わせは、山ノ内中学校0269-33-3604  山ノ内町中央公民館 0269-33-1120 まで