7月16日(金)夕立と雷雨の中中央公民館で「
平和を語る夕べ」が開催されました。
平和を祈るアジサイ公園(平和観音内)のアジサイと広島の原爆の灯のランプが置かれた会場が設営され、開会の挨拶に引き続いて、町内のお住まいの湯沢さんから「私が見た広島のピカ」のお話をお聞きしました。
湯沢さんは15才の時に広島の呉から原爆を目撃されたことを生々しく語ってくださいました。そして「平和を守らなくてはいけない。戦争はいけない。核兵器は地球上からなくさなくてはいけない。」と結ばれました。
広島からお招きした長尾ナツミさんは小学生の時に被爆されました。8月6日朝8時学校の鐘が鳴って校庭に集会のために出ましたが、その直後8時15分、ピカッと光り何が起こったのか全く分からない状態になりました。気づいたときには校庭の隅に倒れていましたが、まわりにはたくさんの黒くなった友達が、そして自分の皮膚が着物のように垂れ下がっていることに気がついたそうです。その後避難所に行くまでの惨状や避難所での地獄のような様子を生々しく語られました。
山ノ内中学校の生徒とさんんぽ代表が広島で出会い、是非みんなに話を聞かせたいと言うことから今回の来町が実現しました。
改めて平和の尊さと有り難さを思い、地球上から戦争、核兵器をなくさなけれなならないことを教えていただいた集会でした。