自分の写真
 長野県の北部にあり、志賀高原や山ノ内温泉郷等の観光地、リンゴ・ブドウなどの果物畑、自然豊かな高原を自負している山ノ内町の中央公民館です。また、温泉を楽しむニホンザル(スノーモンキー)でも有名になり、外国からのお客様も多くなりました。このブログでは、山ノ内町の公民館活動を始め、伝統文化、行事、人々の営み、文化財、季節、自然などの情報を発信し、故郷山ノ内町を見つめ直したいと思います。   
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2011年12月21日水曜日

明日22日は「冬至」です。


雪の降る夕方、足早に家に向かって歩く人影
夏至から冬至まで昼の長さが短くなり続けますが、明日22日は「冬至」です。「冬至を過ぎると米粒一粒ずつ日が長くなる」と昔からいわれています。米粒一粒という小さくて細かい程度に、知らず知らずのうちに日が長くなっていきます。そして、気がつくと「日が暮れるのが遅くなったねえ」という会話が出てきます。

冬至には、カボチャを食べる風習が各地にあります。なぜカボチャなのか調べてみると、科学的には「ビタミンAやカロチンが豊富で、風邪予防に効果がある」といわれています。また、冬至には、「ん」が付く食べ物を食べると「運」がつくということから、「だいこん、にんじん、ぎんなん、レンコン・・・・」そしてカボチャ(南瓜なんきん)も食べるようになったといわれています。

「やまのうちの年中行事」(s62刊)では、冬至には「砂払い」というコンニャクとカボチャの料理をしたそうです。年末の大掃除は、家の中だけでなく体の中もということでしょうか。
また、この日を「南瓜の年取り」とも言うそうです。カボチャに年を取らせると婚期が遅れるという言い伝えもあったようです。

今年もあとわずか。カボチャを食べて風邪をひかないで健康に冬を楽しみたいものです。山ノ内町は、これからが冬本番です。

2011年9月30日金曜日

賑わったそばの花祭り

9月24日(土)・25日(日)の両日、山ノ内町北部地区は「法印さんとそばの花まつり」でにぎわいました。北部公民館の役員さんから写真を提供していただきました。

高社山の北側に広がる一面真っ白なそば畑

そば畑を巡る幌馬車トラクター

 会場となった八丁原から飯山方面を望む

 美味しいそばや早そばに舌つづみ

 スタジオYの皆さんが花を添えてくれました

なお、10月29日(土)・30日(日)には、北部公民館を会場にして「新そばまつり」が開催されるとおいうことです。

2011年9月29日木曜日

楓の館で「きのこ展示会」が行われました

湯田中駅の使われなくなった駅舎に「楓の館」があります。この楓の館は各種イベントや、地域の皆さんの作品展示などに活用されています。

9月25日(日)「山ノ内町きのこ研究会」の皆さんによるきのこ展示会が開催されました。会場には、食用きのこ、毒きのこなど、前日に会員が採取したきのこが提示されていました。いかにも美味しそうなきのこが毒きのこだったり、毒きのこっぽいきのこが「一流の食菌」と図鑑に紹介されたり、きのこは種類が多くて見分けが難しいものです。

これからきのこのシーズンです。食中毒にならないように展示会などに行って勉強したいものです。

10月1日(土)中野市内の大型ショッピングセンターで「きのこ展示会」が行われるそうです。この展示会に展示するきのこ採取に「山ノ内きのこ研究会」の皆さんも協力されるそうです。


2011年8月8日月曜日

モモの収穫が始まっています


山ノ内町の果樹は味もよく市場でも評判だという話を聞きます。土地や気候など適していることもありますが、農家の方の努力、汗の結晶が味につながっています。

8月に入り、モモ畑には銀色のシートが敷かれ始めました。このシートは日光が下からも当たるように反射材として使っています。こうすると色つきがよくなり甘いモモができるのだそうです。

お盆の帰省のお土産や贈答品として人気があります。都会の方は少し柔らかくなった実の皮をむいて果汁たっぷりのモモを食べるのが普通だそうですが、地元ではややかためのモモが一般的です。

オリンピック道路沿いにある「山ノ内町道の駅」ではモモの販売がされていますが、人気が高く売れ行きが好調だということです。




2011年6月28日火曜日

志賀高原のタケノコ採り


志賀高原は6月中旬から7月初旬にかけて緑が一段と鮮やかになります。またレンゲツツジが咲いて大小の湖沼に映る風景は美しく,シャッターを切る皆さんを大勢見かけます。6月25日(土)も「一沼」はカメラマンで一杯でした。

この時季の志賀高原自慢に「ネマガリダケ」があります。このタケは雪の重さで斜面に沿って根元が曲がるのでネマガリダケ(根曲竹)と呼ばれていますが、正式な和名は「チシマザサ」というそうです。このタケノコは直径2~3cmと細いのですがアクがなく美味しいタケノコです。

現在自然保護の立場から入山が制限されていますが、焼額山(やけびたいやま)にある湯田中共益会所有地でシーズンに数回、入山券を持った人に限ってタケノコ採りで入山が許可されます。6月25日は今年最後の許可日、雨の降る中でしたが大勢の人が午前8時の合図を待ってスキーゲレンデを登り初めたかと思うと15分後にはゲレンデから人影が消えていました。場所によっては収穫の量や質が違ってきます。タケノコが一杯入ったリュックを背負ってくる人、「あんまりねえなあ」とがっかりして下ってくる人・・・様々でした。

家に帰ってネマガリダケの皮をむくのが一苦労です。食する部分は細くて柔らかいので普通のタケノコの皮むきとは違います。写真のように、まず「穂先を切り落とす」次に「根元から穂先に向かって皮の厚さ分、縦に切り込みを入れる」最後に「切り込みに沿って左右に皮をまとめてむく」・・・文章では簡単ですが実際にやってみると難しいものです。ここ何年か前から切り込みを入れる便利な器具が売り出されていますが、この地方でないと何に使うのか分からないし、使い道もないような器具です。しかしなかなかのアイデア品だなと思います。

むいたら料理です。一番美味しいのは(主観がありますが)味噌仕立ての「タケノコ汁」でしょう。しかも「サバの水煮缶詰」をダシにしたものが一番メジャーです。メジャーというか「サバの水煮でなければいけない」というほどこだわっているのです。ですから北信地方(長野県北部)ではこの時季、サバの水煮缶が飛ぶように売れます。タケノコ汁の他にも、天ぷら、煮物、卵とじ・・・・各家庭にはいろいろな料理があります。正月や祝い時用に瓶詰めにして保存しておく家庭もたくさんあります。

一度食べたら忘れることができない「ネマガリダケ」・・・一度竹やぶに入ったらネマガリダケをいただくときの思いが違ってくる「ネマガリダケ」・・・・けっしてひとりで入ってはいけない「ネマガリダケ」採りです。県外の方は、是非山ノ内町においでいただき「本場のネマガリダケ料理」を味わってください。


2011年5月23日月曜日

山菜料理・はやそばのもてなしに舌つづみ・・・EBESA

山ノ内町には美しい自然があります。今は山菜が旬の季節です。また、そばを始めとする伝統的な食文化も自慢です。その山菜や伝統食を味わっていただきたい、そして山ノ内町の「おもてなしの心」にふれていただきたいと山ノ内町旅館事業協同組合では”EBESA(えべさ)”という体験プランを実施しています。5月21日(土)、体験プラン「野趣あふれるつみくさを喰らう会」が開催され遠くは伊豆からなど32名の参加者の皆さんが、自然散策、山菜採り、山菜料理で半日を過ごされました。

午前10時、よませ活性化センターに集合し、地元で地域おこしの活動をされている田中久夫さんの案内で散策、山菜採りからスタートしました。近くの山では、田中さんの食べられる山菜の解説で参加者からは、「これも食べられるんですかー」などと感心した声が聞こえました。ワラビ、タラの芽、コシアブラ、ゼンマイなどよく知られている山菜の他に、ヤマウコギ、マタタビ、ハナイカダ、トリアシショウマ、マタタビ、ミズナ(ウワバミソウ)などの話もあり「山は食の宝庫ですね」という感想もありました。
2時間ほど散策、山菜とりのあとはお待ちかねの山菜料理の昼食です。手作りのお品書きをめくると野趣あふれる料理が現れました。参加者の皆さんは、お品書きと料理を見比べながら味わっていました。お品書きの中に「(        )の梅酢がけ」がありました。お聞きしますと、”ウワミズザクラの実”だということです。
用意されていた料理の他にも続々と料理が出されました。揚げたての山菜の天ぷら、はやそば、手打ち冷やかけそば、そばのみのお汁粉、特に”はやそば”は自分で作っていただくという、まさに体験がセットされていて大喜びの参加者の皆さんでした。

自然美しい山ノ内町、おもてなしの山ノ内町、そして山ノ内町の文化を創るコミュニティーが光っていた企画だなと感じました。
※EBESA(えべさ)・・・・この辺りの方言で「いきましょう」という意味です。

2011年5月11日水曜日

のびろ(ノビル)の油味噌


野山が緑に覆われてきました。野山を散策するといろいろな植物が目につきます。この「のびろ」もこの季節の食材です。山ノ内町では「のびろ」と呼ぶ人が多いのですが、正式には「ノビル(野蒜)」です。
(「蒜」は、ネギやニンニクなど食用となるネギ科の植物の総称だということです。)


前回はノカンゾウの酢味噌和えを作ってこのブログ(4/19)でも紹介しましたが、今回はノビルの油味噌と酢味噌和え(ホタルイカ入り)を作りました。ノビルは生でも味噌をつけて酒の肴にできますが、少し手を加えててみました。

ノビルはよく洗ってさっと熱湯に通します。時間が長いと食感が柔らかくなりすぎます。熱湯に通した後適当に切ってフライパンに油を引き、味噌、砂糖、みりんで油味噌を造り切っておいたノビルをまぜて完成です。今回は少し水っぽくなってしまいましたが結構おいしくいただけました。ホタルイカ入りの酢味噌和えもおいしいです。

北信濃では、”おやき”を家庭でも作りますが、ノビルの油味噌を具にしたおやきも人気です。

2011年4月19日火曜日

野草を食す・・・カンゾウの酢味噌和え

男の手料理 カンゾウの酢味噌和え
暖かい日が続いています。昼休みに公民館付近を散歩していますと、土手にカンゾウ(ノカンゾウorヤブカンゾウ??)の芽がたくさん出ていました。確か酢味噌和えにして食べるとおいしいという話を思いだしました。少しいただいて持ち帰りインターネットで調べてみますと、たくさん記事が載っていしました。

カンゾウは、私が小さい頃は、「ほっぽ」と呼んでいましたが語源はよくわかりません。お年寄りにみせたところやはり「ほっぽ」と言われました。また「たくさん食べるとむくむよ」とか「食べ過ぎると眠くなるよ」なんていう助言(注意・・・)もいただきました。

そんな助言もいただきましたが、少しならいいだろうということで、早速男の手料理です。ゆでて酢味噌をかけていただいてみました。アクもなくクセもなくおいしくいただきました。

これから山菜の季節になります。山ノ内町の道の駅にも、わらび、タラの芽、コシアブラなどの山菜が置かれるのも近いのかなと思います。

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【情報】山ノ内町旅館事業協同組合では「野趣あふれるつみ草を喰らう会」を開催されます。芽吹き始めた春の散歩の後、山菜の創作料理を味わっていただくという計画だということです。
期日日程 5月21日(土) 午前10時から午後1時終了予定
集合場所 山ノ内町よませ活性化センター
体験費用 4000円
詳しくは、下記ホームページへ
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2011年3月25日金曜日

「レンジでチンの大学いも」をいただきました

「簡単にできるから、作ってみらっしゃい」と地域の方から「レンジでチンの大学いも」とレシピをいただきました。早速いただいてみますとホクホクでとっても美味しいのです。10分ぐらいでできるのだそうです。お茶うけに、好きな方は食事のおかず・・・にもなります。

  1.  クッキングシートを大きめに切る
  2.  サツマイモを切ってシートにのせる
  3.  さとう、醤油、サラダオイルを適当にイモの上にかける
  4.  クッキングシートでキャンディーのように包む
  5.  電子レンジ500Wで7分程度加熱する
  6.  味をからめて完成

※味や加熱時間などはお好みでかえてみてください。

インターネット上には同じような作り方がいろいろ紹介されています。

2011年3月15日火曜日

ふきのとうが顔を出していました

中央公民館の北側の駐車場、除雪で雪の山となった所からふきのとうが顔を出していました。何日も前から顔を出していたのだろうと思いますが、今朝気づきました。

「ふきのとう」は、北信地方では「ふきったま」とも呼んでいます。雪国では雪の下から、力強く、そしてけなげに顔を出してくれるので、「ふきったま」を見つけると嬉しくなるのです。また、早速採って「ふきみそ」にして食卓にも並びます。雪の下にあったので「あく」も少なく、また香りもよいので、この時期の「ふきったま」は人気です。もうスーパーマーケットに並んでいるのでしょうか。

ところで今回の震災で刻々と被害の大きさが拡大していることが報道されています。また原子力発電所の事故で二次災害の報道もあります。今、私たちができることは何なのか考え込んでしまいます。

2011年3月11日金曜日

第14回長寿大学「はやそばと食文化」3/10


今回の長寿大学は「はやそばと食文化」と題して「須賀川はやそばの会」の田中久夫さんに講演をしていただきました。
講演の前には、会員の皆さんから聴講生の皆さんに「はやそば」を振る舞っていただきましたが、初めての方もいらっしゃって「おいしい。おいしい」という声が方々から聞こえてきました。

「食いしん坊万歳」というテレビ番組で紹介され、その後平成13年に長野県無形民俗文化財に指定された須賀川のはやそばは、手のかかる「そばきり」とは違って、短時間にできます。昔は、小腹の空いたとき食べたそうです。また一説では「そばきり」は祝い事のときにしか食べられないので、大根の千切りを入れてそば粉とまぜ、そば切りの雰囲気を出したものだとも言われています。
「おらほの村にはなんにもねやさ」ではなく、たくさんの文化や伝統がある。食材も野山にたくさんある。地域でとれる食材を使って食文化が伝えられてきた。それを誇りに思わないでいてはいけない。文化は飾ってあるものではなく、生活に密着したところにある。と田中さんは話されました。そして器も地域の竹細工や葉を使って心を込めてお客さんに出すこと、説明して出すことが”おもてなし”だとも話されました。
須賀川はやそばの会では、地域の食材を使った季節季節の「野趣を喰らう会」も開催しています。まず行動しなければ何も始まらないという言葉が印象に残りました。

2011年2月9日水曜日

「こびれ」で”こねつけ”をいただきました


地域の方から「こねつけ」を作っていただきました。
「こねつけ」は、おやきと並んで長野県の「粉物文化」の代表的な食べ物です。。小腹が空いたとき、余りご飯と小麦粉を使って簡単にできる”こびれ”です

写真の中に黒く焦げ付いたものがあります。これは、焼くときに中に入れた砂糖味噌が飛び出して焦げてしまったものだそうです。作ってくださった方は、砂糖味噌をわざわざ中に入れてくださいましたが、作るとき大変だっただろうなと思います。中に入れないで外側に砂糖味噌を付ける「こねつけ」もあります。とても美味しくいただきました。

昔はどの家でも”こびれ”で作って田んぼや畑に持って行ってお茶を飲んだりしたものだそうです。伝統的な「こびれ」を子どもたちにも食べさせてやりたいなと思います。

「こねつけ」の作り方は、インターネットにたくさん出ていますので参考にして作ってみてください。

※”こびれ”はこのあたりの方言で「おやつ」という意味です。「小昼(こびる)」が訛って「こびれ」となったようです。おやつより少しおなかにたまるおやつという感じです。