自分の写真
 長野県の北部にあり、志賀高原や山ノ内温泉郷等の観光地、リンゴ・ブドウなどの果物畑、自然豊かな高原を自負している山ノ内町の中央公民館です。また、温泉を楽しむニホンザル(スノーモンキー)でも有名になり、外国からのお客様も多くなりました。このブログでは、山ノ内町の公民館活動を始め、伝統文化、行事、人々の営み、文化財、季節、自然などの情報を発信し、故郷山ノ内町を見つめ直したいと思います。   

2012年4月20日金曜日

「Iターン・地域とのつながり」(井田玲子氏)の講演を聴いて


4月19日(木)中高・飯水公民館役職員研修会が飯山市公民館で開催され、山ノ内からも大勢の公民館役員の皆さんが講演を聴きに行きました。

今回は「Iターン・地域とのつながり」と題して、「高橋まゆみ人形館」支配人の井田玲子さんに講演をしていただきました。県外から田舎暮らしをしようと飯山市の古民家に、Iターンで移り住んで10年、地域とのつながりを積極的に求めて地区の神楽にも参加したり地域おこしの活動に積極的に参加している井田さんから、公民館活動について深いお話や提言をお聞きすることができました。

○「公民館活動は何のために、誰のために?」と聞いたら「将来の自分のために出ておきなさい」と地域の人に言われた。公民館活動は地域の絆作り、安心して住み続けるための将来への投資

○地域の魅力を発掘して発信していくことが地域づくりにつながる。最近の観光は地域の人とのふれあい、交流がキーになっている。

○高橋まゆみ人形館に来館する人たちと一期一会の気持ちで接している。来館者から人形館は「ほっこりする」「癒される」といわれる。

○人形から、失われたものを感じる皆さん。人と人との絆、家族・地域の絆が表現されている人形を見て、涙を流す方も多い。

○公民館活動でも、役員になったらしてみたいことを言葉に出すことが大事。言葉には言霊が宿る。

最後に、地域の誇り、地域の魅力を公民館活動で発信してほしいと話がありました。最初の一歩を踏み出さなければ何も起きないことを改めて思った講演会でした。

高橋まゆみ人形館HPはこちら


0 件のコメント:

コメントを投稿