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 長野県の北部にあり、志賀高原や山ノ内温泉郷等の観光地、リンゴ・ブドウなどの果物畑、自然豊かな高原を自負している山ノ内町の中央公民館です。また、温泉を楽しむニホンザル(スノーモンキー)でも有名になり、外国からのお客様も多くなりました。このブログでは、山ノ内町の公民館活動を始め、伝統文化、行事、人々の営み、文化財、季節、自然などの情報を発信し、故郷山ノ内町を見つめ直したいと思います。   

2012年6月26日火曜日

たんぼ道のコミュニケーション

山ノ内町の北部地区、たんぼ道にちょっと変わったものがあります。道の脇にある石に板を並べて、その板に小石がのせられています。


6月23日の朝、近くに寄ってみると、小石で文字が書かれています。「アマガエル ニゲルガゴトシ ナキニケリ」そして「ドジョウハ ドロノナカヘ ニゲル」と読み取れます。

6月26日の朝は、同じ板に「トウキョオノヒト****」「サンポヲヤメテトレッキング」「キノウハゴルフ」と変わっていました。

この情報をくださった方にお聞きすると、朝の散歩中に見つけたそうです。そして今では自分も参加するようになったそうです。毎朝散歩している皆さんがいつしか始めたコミュニケーションだそうですが、毎朝変わるので、それも楽しみで散歩が続いているというお話でした。散歩の時間は各自異なっていますから誰が石文字を書いたのかもはっきりしないことも楽しさだそうです。

通信手段が発達した現代、こんな原始的なコミュニケーション手段が、かえって新鮮に思えます。リアルタイムとはほど遠いツイッターです。そしてしゃがんで石文字を作っている姿が新鮮に感じます。
最近この散歩道にプランターも仲間入りしたそうです。

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