自分の写真
 長野県の北部にあり、志賀高原や山ノ内温泉郷等の観光地、リンゴ・ブドウなどの果物畑、自然豊かな高原を自負している山ノ内町の中央公民館です。また、温泉を楽しむニホンザル(スノーモンキー)でも有名になり、外国からのお客様も多くなりました。このブログでは、山ノ内町の公民館活動を始め、伝統文化、行事、人々の営み、文化財、季節、自然などの情報を発信し、故郷山ノ内町を見つめ直したいと思います。   

2012年6月7日木曜日

「モズのはやにえ」見たことがありますか?

町内の農家Hさんから珍しい写真をいただきました。この写真です。小動物でしょうか、剪定したブドウの枝に刺さっています。Hさんは、先日もネズミが同じようにブドウの枝に引っかかっていたと言っています。
これは「モズのはやにえ」というものです。モズは捕らえた獲物を木の枝など尖ったものに突き刺しておく習性があるそうです。しかしなぜそうするのかははっきりしていないそうです。後で食べるためという説もありますが、いつまでもそのまま残っていることが多く定説とはなっていません。また一説には、獲物を刺して食べている間に、敵がやって食べ残して逃げていってしまいそのまま残っているという説もあります。

実際にモズが”はやにえ”を刺している場面はもちろん、自分の目でモズの姿を見た人はそう多くはないと思われます。Hさんはモズの写真も撮影して提供してくれました。
くちばしは鋭く尖っています。また上のくちばしは下に曲がっていて肉食の鳥だということが想像されます。
スズメが最近少なくなっているような気がします。昔、といっても30年くらい前には民家の庭にスズメがたくさん遊んでいたものです。軒先の隙間に巣をかけていたのですが、最近の建築は隙間もなく、スズメの巣を許してくれないようになっています。自然との共存は難しいことになってしまっています。



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