3月19日に撮影 |
左の写真は、3月19日夜7時頃撮ったものですが、木星、金星の上に、すばる(プレアデス星団)も見えます。
ところで「すばる」って何語かご存じでしょうか。英語でもギリシャ語でもなく、れっきとした日本語なんです。それも枕草子にも出てくる古語なんです。枕草子には「星はすばる。ひこぼし。ゆうづつ。よばひ星,すこしおかし。尾だになからましかば。」「星といえばすばる。彦星。ゆうづつ(金星)が美しい。よばひ星(流れ星と彗星という二説)も趣があっていいが、尾がなければさらにいい」と書かれています。「すばる」は「統る(すばる)」を語源としているようです。また「むすばる」が語源という説もあります。というのは「すばる」はガス星雲や星でできていて肉眼ではボーとしか見えなく、星が集まっていることから、集まっている、固まっているという意味の「統る」「むすばる」が語源になったようです。
「すばる」は、谷村新司の「昴」や中島みゆきの「地上の星」の歌詞にも出てきますが、実際に「すばる」ってどの星?と思っている方も多いのではないでしょうか。
すばる 2012/3/21撮影 |
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